矢崎存美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
徳間書店ver.のシリーズ第二作。あの愛らしいぶたぶたさんが、なんと刑事に!?殺伐とした犯罪者をふんじばるなんて、あの(軽くてキュートな)ぶたぶたさんに出来るのー?!
と思ったら、いやはや、すごいです、ぶたぶたさん。かなり便利屋扱いで、難事件をスピード解決してます。
なんせ燃やさない限り死なないから(縫えばいいだけだし)、銃を持った相手でもぬいぐるみのふりして(ぬいぐるみだけど)近寄っちゃう。
二児のお父さんでもある(!!)から、非行に走りそうな子どもも(その愛くるしさも相余って)簡単に手なづけちゃう。
何よりその懐の大きさが、すぐに人に心を開かせちゃうんだなー。
それに、これ、一応刑事モノな -
Posted by ブクログ
で、結局少年たちはどーなったのぉぉぉ!!?と、最後の終わり方が気になりすぎて…。その分☆一つ減らしましたが、これはこれでいい終わり方だと思う。
たぶん、優勝は出来なかったんだろうなぁ。でも、素晴らしい思い出と先の展望が出来てよかったねぇ…と三十路に脚を突っ込んだおばちゃんは思いますよ。
なりたいモノを探して、見つからなくてもがく若者は多いのですから。
しっかし、やっぱり矢崎存美さんの小説は、食べ物が美味しそう過ぎる…ぶたぶたさん、かわゆすぎる。おじさんなのに。ぶただけど。
つばめ食堂がよかったので、たまたま新刊が出てたぶたぶたシリーズに手を出してみたけど、やっぱりつばめ食堂と同じで、ほっこりと -
Posted by ブクログ
ネタバレ全て購入しているぶたぶたシリーズの作者のやつだったので、つい購入。昔は(失礼な言い方だが)ぶたぶたシリーズを読んでいても文章がそれほど上手くない、と感じていたのだが、今は非常に読みやすく分かりやすい文章なので、ぶたぶた以外でも面白いのでは、と思って。
面白かったです。うん。
自分が今一番食べたいものが出てきて、それが臨死状態からの復活のきっかけになる、ってのも面白いネタだと思った。
まあ、正直言えば、よくあるネタの詰め合わせかな、と思う部分もなくはない。臨死状態から蘇らせる、実はキーパーソンが肉親でした、そのことを相手は忘れてます、などなど。
でもこの本の本質はそこにはないからねぇ。こ -
Posted by ブクログ
見た目はぶたのぬいぐるみ,だけど中身は中年のおじさん.
その設定だけでとてもわくわくするのに,今回は刑事として大活躍!絶版になっていたのでもう手に入らないと諦めていたら,再刊されてもう感激でした.
今作は家族について考えさせられる本でした.これまで読んできた作品のなかで,何気に一番重かったかもしれません.
ぶたぶたさんというキャラクターを生み出すというその発想はもちろんのこと,これほどまでにストーリーに深みをもたせることができるなんて,矢崎在美さんは本当にすごいと思います.
にしても,相変わらずお料理は美味しそうですね.お蕎麦の食べ方,真似したいです.
あと,最後に出てくる料理はカレーライ