矢崎存美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見た目はぶたのぬいぐるみ,だけど中身は中年のおじさん.
その設定だけでとてもわくわくするのに,今回は刑事として大活躍!絶版になっていたのでもう手に入らないと諦めていたら,再刊されてもう感激でした.
今作は家族について考えさせられる本でした.これまで読んできた作品のなかで,何気に一番重かったかもしれません.
ぶたぶたさんというキャラクターを生み出すというその発想はもちろんのこと,これほどまでにストーリーに深みをもたせることができるなんて,矢崎在美さんは本当にすごいと思います.
にしても,相変わらずお料理は美味しそうですね.お蕎麦の食べ方,真似したいです.
あと,最後に出てくる料理はカレーライ -
Posted by ブクログ
四十代の主婦・手島苑子は、交通事故で入院する羽目に。夫と子供たちのためにやって来たハウスキーパーは、なんとぶたのぬいぐるみだった!心優しき中年男・山崎ぶたぶたは、スーパー家政夫にして名探偵。家族につきまとう怪しげな老人、不審な電話…苑子の事故にも疑惑が!?ぶたぶたが事件解決へと乗り出してゆく。家族の絆を温かく描く傑作ファンタジー。
(裏表紙紹介文より)
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「ぶたぶたさん」と共に衝動買いした作品。
もったいないからじっくり読もうと思っていたのに、こんなに早く読み終わってしまった…。
今回のぶたぶたさんはハウスキーパー。
周囲の心を蕩けさせる手腕は相変わらず。
うちにもぜひ来て欲しいな