矢崎存美のレビュー一覧

  • ぶたぶたと秘密のアップルパイ

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    ぶたぶたさんが自分で自分のことを、化け物と言うシーンが切なかったです。
    結局彼女の病気はなんだったのだろう。
    子供の抱えている秘密を【人には言うな】自分も聞かない と言う母親に呆れました。
    そして、言ったことを忘れている鈍さに腹立たしかったです。
    アップルパイはタルトタタンのように、大きくカットされたリンゴを香ばしくキャラメリゼされたのが好きなので、角切りしゃきしゃき には惹かれなかったのが残念でした。

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    2013年10月04日
  • 刑事ぶたぶた

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    山崎ぶたぶたさんはバレーボールくらいの大きさのぶたのぬいぐるみ。でも中味は経験を積んだ中年男性。
    そのぶたぶたさんが日常生活に無理なく溶け込んで、しかも周囲から尊重されているとなると童話のようである。しかし、この作品に登場する人物の抱える悩みは、リアルで痛々しいものだ。そんな彼らはぶたぶたさんと関わる中で解決の糸口を見つけていく。
    文体は柔らかく、優しい雰囲気が包む作品でぶたぶたさんと一緒に過ごしたら、きっとこんな風な感じなんだろうと思われる。

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    2013年10月03日
  • ぶたぶたのいる場所

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    ネタバレ

    初めてぶたぶたさんを受け入れられない人が現れた。
    今までのこのシリーズは皆、ぶたぶたさんをびっくりしながらも受け入れてきたけれど、こういう受け入れられない人もいるはずと。

    また作品の雰囲気も今までとは違って、ぶたぶたさん勤務の「グランドホテル」を舞台にそこに訪れた人々が最後に関わり合いになるという今までにない展開。

    「ほんわか」系(?)って感じてた作品だったけど、今回はぶたぶたさん受け入れ拒否の人がいたり、お別れするカップルがいたり結構シビアだったなぁ。

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    2013年10月02日
  • 食堂つばめ

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    死後の世界、煉獄というのか現実と天界のあいだぐらいが舞台の話。ぶたぶた以外の作品は読んだことがなかったので不安もあったが、やはりというか食べ物の話で非常に美味しそうだった。最近カフェなどを自分で開いてみたいと妄想しているので余計に好感が持てた。しかし卵サンドにはあまり魅力を感じない。

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    2013年10月01日
  • ぶたぶたの休日

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    ぶたぶたさんの休日は忙しくて大変そう(--;)でも忙しくても何だか楽しく充実した一日で読んでてハッピーな気分になった(^^)♪いつも可愛くて癒しの存在ぶたぶたさんだけれど「女優志願」では渋くてかっこよかった!!

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    2013年09月16日
  • ぶたぶたさん

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    短編集なのでぶたぶたさんに出会って驚いて好きになって終わる、のくりかえし。長編だとどんな感じになるのか気になる!

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    2013年09月15日
  • ぶたぶたカフェ

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    なんか、自分のこと書かれてるのかと思いましたわorz 優等生って、演じてると楽なのよね。なまじ器用で、程々になんでも出来ちゃう人間だと余計にそうなんですよ。
    この主人公の目黒くん、ちょっと眠れないくらいの不眠症で仕事やめて、ほんとによかったと思いますよ。手遅れな人も今は大勢いますからね。
    自分が、その場にいるのに、まるで他人がいるみたいで、パズルのピースが合わないような感じがするんですよ。違和感というかね…やらなきゃと思うのに、体がいうこと聞いてくれないのね。どんどん食欲も落ちるし、食べることも面倒になるんです。今まで好きだったことも、出来なくなる。自分が好きなものが何かもよく分からなくなる。

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    2013年08月28日
  • 食堂つばめ

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    ネタバレ

    食べ物の話が読みたくて買ったのですが、謎の答えが知りたくてどんどん読んでしまった。
    読み進むにつれて、霧が晴れるように『あれ、もしかして?』と、先を予想してみるのが楽しい。
    切なくも温まる物語でした。
    やはり、食べることは生きること?
    食べ物にまつわる思い出、家族の話・・・でした。

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    2016年07月27日
  • ぶたぶたと秘密のアップルパイ

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    あれは何だろう。なんの病気だったのかな?
    ぶたぶたさんがいる秘密のカフェにいけるのは、選ばれた運の持ち主かつ、秘密を誰かに実は話したいと思っている人だけ。
    ぶたぶたさんが、話さなくていいと言ってるのに、みんななんとなく突然話してしまう。聞いてるだけなら、たいしたことないと思える内容だったり、これはマジでヤバイなと思えるものだったり、悩みも十人十色だけど、ぶたぶたさんはいつだって誰にだって真摯に対応する。真剣さが伝わるのは、たぶん黒の点目からでなく、その振る舞いからだけど。
    人に理解されなくても、自分には重大な事だってこともあるよね。こんな人がいたら、話したくなるかもねぇ。

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    2013年08月22日
  • 訪問者ぶたぶた

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    「神様が来た!」が最高に面白かったわ!ぶたぶたさんが神様かー。それはいいなー。和みそうだな。うちにもこないかしらん。

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    2013年08月22日
  • 食堂つばめ

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    ネタバレ

    矢崎存美さんの小説はぶたぶたさんシリーズのイメージが強くて、他のシリーズに馴染めるだろうか?とドキドキしながら読んだ。
    でも読み終わった今は、食堂つばめの続きも早く読みたくなっている。
    ぶたぶたさんとは違う方法で寄り添ってくれる。そんな作品だと思う。

    体調が悪い時、何も食べられなくなることもある。
    ものすごく落ち込んだ時、何かを食べることさえしたくなくなる。
    緊張している時、食事どころじゃないよなんて気分になる。

    ご飯が美味しく食べられるというのは、心と体が元気な証なのかもしれない。
    だから大切な人が美味しそうにご飯を食べているとほっとする。
    「食べ過ぎ」とか「塩分取り過ぎだよ」とか文句を

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    2013年08月21日
  • ぶたぶた洋菓子店

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    矢崎ありみさんが書かれている人気のぶたぶたシリーズですが、今回も人を中心とした素敵な内容でした。

    “森の中の洋菓子店「コション」は、町のスイーツ好きに大人気のお店だ。可愛いぶたの顔形をしたサクサクのマカロン、ほろほろと口の中で溶ける絶品マドレーヌ。ところが、そんな魔法のようにおいしいお菓子を作るパティシエの姿を見た人はいない。どこか秘密の場所で作っているらしいのだが…。心優しきぶたぶたが甘い幸せの輪を拡げてゆく、文庫書下ろしほのぼのファンタジー。”(「BOOK」データベースより)
    「ぶたぶたシリーズ」の主人公は"ぬいぐるみの山崎ぶたぶたさん"。
    ピンク色のぶたのぬいぐるみ

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    2013年08月18日
  • ぶたぶたのいる場所

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    ぶたぶたさん、今度の職業はホテルのバトラーさんです。バトラーは執事という意味ですが、要はスタッフの教育係なんだそうです。ぶたぶたさんらしいなぁ、絶対向いてます。そして、高級ホテルだから、いろんな客が来ます。事情を抱えた客、ホテルに関係するお仕事の人、催しを企画する人…みんな様々にぶたぶたさんとの出会いで、ちょっとほっこりして、元気をもらって、前向きになる。家族との関わりをやり直せたり、間に合わないと思った仕事をやり遂げられたり、病気の看病をしてもらったり、知らなかった自分を発見できたりね。わたしのぶたぶたさんは何処にいるんだろう。岐路に立っているってのは、分かってるんだけどなー。背中押して欲し

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    2013年08月16日
  • ぶたぶたの休日

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    徳間書店ver.第3作。ぶたぶたさんの休日。刑事だったり、占い師だったり…挙げ句の果てには、不死身の体を使って殺され屋(!!)なんて危険な稼業をしてたりするぶたぶたさん。いろんなところで、人の心をほっこり癒し、前を向かせてくれます。
    でも、ちゃんとした関係じゃなくたって、正しく袖振り合うも他生の縁というか、人の人生を変えてたりする。
    …ぶ、ぶたぶたさんの雨合羽姿!!観たいなぁ…。

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    2013年08月13日
  • 刑事ぶたぶた

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    徳間書店ver.のシリーズ第二作。あの愛らしいぶたぶたさんが、なんと刑事に!?殺伐とした犯罪者をふんじばるなんて、あの(軽くてキュートな)ぶたぶたさんに出来るのー?!
    と思ったら、いやはや、すごいです、ぶたぶたさん。かなり便利屋扱いで、難事件をスピード解決してます。
    なんせ燃やさない限り死なないから(縫えばいいだけだし)、銃を持った相手でもぬいぐるみのふりして(ぬいぐるみだけど)近寄っちゃう。
    二児のお父さんでもある(!!)から、非行に走りそうな子どもも(その愛くるしさも相余って)簡単に手なづけちゃう。
    何よりその懐の大きさが、すぐに人に心を開かせちゃうんだなー。
    それに、これ、一応刑事モノな

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    2013年08月13日
  • 刑事ぶたぶた

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    ぶたぶたさんが刑事になってる!!捜査三係盗犯係だけど、ぶたぶた係になった新米刑事と一緒にいろんな事件にかり出される。まさに適材適所(^^;どんな仕事をしてても、グルメで優しいぶたぶたさんが大好き(*´∇`*)傍にいてほしいな

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    2013年08月10日
  • ぶたぶた洋菓子店

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    で、結局少年たちはどーなったのぉぉぉ!!?と、最後の終わり方が気になりすぎて…。その分☆一つ減らしましたが、これはこれでいい終わり方だと思う。
    たぶん、優勝は出来なかったんだろうなぁ。でも、素晴らしい思い出と先の展望が出来てよかったねぇ…と三十路に脚を突っ込んだおばちゃんは思いますよ。
    なりたいモノを探して、見つからなくてもがく若者は多いのですから。
    しっかし、やっぱり矢崎存美さんの小説は、食べ物が美味しそう過ぎる…ぶたぶたさん、かわゆすぎる。おじさんなのに。ぶただけど。
    つばめ食堂がよかったので、たまたま新刊が出てたぶたぶたシリーズに手を出してみたけど、やっぱりつばめ食堂と同じで、ほっこりと

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    2013年07月31日
  • 食堂つばめ

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    ネタバレ

    全て購入しているぶたぶたシリーズの作者のやつだったので、つい購入。昔は(失礼な言い方だが)ぶたぶたシリーズを読んでいても文章がそれほど上手くない、と感じていたのだが、今は非常に読みやすく分かりやすい文章なので、ぶたぶた以外でも面白いのでは、と思って。

    面白かったです。うん。

    自分が今一番食べたいものが出てきて、それが臨死状態からの復活のきっかけになる、ってのも面白いネタだと思った。

    まあ、正直言えば、よくあるネタの詰め合わせかな、と思う部分もなくはない。臨死状態から蘇らせる、実はキーパーソンが肉親でした、そのことを相手は忘れてます、などなど。

    でもこの本の本質はそこにはないからねぇ。こ

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    2013年07月30日
  • ぶたぶたの休日

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    久しぶりにぶたひざたさん作品を読みました。
    読んでいると、いつもほっこりした気持ちに浸れます(^ ^)
    ぶたぶたさんに、遭遇したいものです。

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    2013年05月25日
  • ぶたぶたの休日

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    ネタバレ

    相変わらずのぶたぶたです。
    ぶたぶたと出会ったそれぞれの人の反応が毎回のことながら楽しいです。
    ぶたぶたと会うと本当にみんな幸せになれるなってしみじみ思う作品です。

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    2013年04月03日