森晶麿のレビュー一覧
-
国家の中で生きる為の施策が政治であるならば、政治について考える事は生について考える事と同義。
男女の狡さを目の当たりにしながらも性と政と生を真面目に考え、愛に辿り着いたクチルの純粋さが羨ましくなる。
生温く日々を過ごす事の是非を問う、ルックス以上に切れ味の鋭い物語。Posted by ブクログ -
第3弾。前作よりも読みやすかったけどやっぱりよくわからない黒猫の講義。それでも2人に惹かれて読み進められるからすごいなーこの作者、と思う。ラストはここまで来てそれか!!と悶える。Posted by ブクログ
-
寂れたホテルの支配人とさて本社から出向になった主人公が短い期間の中で、危険と隣り合わせながら成長していく話。日野さんが無駄にかっこいいですね。るり子さんとの仲が進展しなかったなーと思いながらエピローグ読んでいましたが、最後のおまけに全部もっていかれました。美学のひとはもっといじられればいいと思います...続きを読むPosted by ブクログ
-
ややコメディタッチであいたが、それだけではない仕掛けもあったりして最後まで楽しめます。
安いホテルしか泊まったことがないので、こういうホテルにも泊まってみたいですね。Posted by ブクログ -
この作家の作品は、黒猫シリーズしか読んだ事がなかったのだけど、全く違うユーモア?ミステリ。
登場人物がどことなく、伊坂幸太郎の殺し屋みたいな感じ。Posted by ブクログ -
連続短編6話とひとつ。
ニュースを見て連絡をしても返事が来ない。
後から分かる理由ではありますが、やられた方は
早く言え! と泣きそうになるかと。
全編通してそうですが、平常運転過ぎる…w
短編なので、これまた謎が分かりやすい。
答えまでの順序が立てやすいですが
答えまでは行きつかず…。
この二...続きを読むPosted by ブクログ -
黒猫シリーズ以外で初めて森さんの作品読みました。
大学の中にあるアドカレで働く主人公の成長と広告とは?という話を軸に展開されます。
豆腐屋、不動産屋、お詫び広告、鉄道、酒造とそれぞれ違った業界。それぞれ異なった切り口で広告を作るのは、仕事においても十分役に立つ知識であると、小説読みながら思ってしまっ...続きを読むPosted by ブクログ -
広告に興味を持った女の子が、大学生活と広告代理店をかけもちしながら過ごす。代理店は大学生で構成されていて、みんなそれぞれ特性を生かして実績をあげていく。バードとの出会いからちょっと甘い展開にによによします。甘さは控えめですが広告の作り方などなるほどと思えるシーンが多々あるので、なかなか面白いです。Posted by ブクログ
-
かの名作「そして誰もいなくなった」は未読なのですが、多少のツッコミ所はあるものの絶海の孤島ものとして楽しく読めましたし、この結末は予測できませんでした。久々に「そして誰もいなくなったっちゃ!?」が観たくなりました…って、通じる人は少ないか(笑Posted by ブクログ
-
2015-127
小難しい美学講義が続きます。
あんまり理解はできてないけど、嫌いじゃない。
ミステリーじたいはだいぶ無理はあるけど、美的な結末。Posted by ブクログ -
甘酸っぱいっ。
学生時代の話のせいか、黒猫も付き人ちゃんもちょっと気持ちに素直で。(私が)照れる。
専門家のテキストの読み込み方ってこんななのかと、付き人ちゃんと一緒にいちいち感心してしまう。Posted by ブクログ