森晶麿のレビュー一覧

  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

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    黒猫かっこいい!一作目が短編だったため、だから読みやすかったのかな・・・?と二作目長編に少し不安を持っていたが、面白かった。メインのキャラもいいが、黒猫の友人が才色兼備ぞろいなこととか、才能があるからこその考え方苦悩などがわかりやすかった。本作の本筋であるバレリーナ等の話に加えちゃんと黒猫と付き人の関係が変わっていくのがよかった。三作目が楽しみ。続いてほしい。

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    2013年06月25日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

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    じーんと来た。
    今回は日本とパリで起きたせつない恋のミステリ。

    相変わらず黒猫と付き人の関係はもどかしいままだけど
    黒猫風に解釈するならば
    外的距離は遠くなるばかりだけれど内的距離はいつも寄り添っている感じ。
    なんだかこういう関係ってうらやましいなぁ。

    今回はちょこっとしたか登場しなかったけど
    付き人母のキャラがとても好きだ。
    こちらを主人公にスピンオフ物も読みたい!

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    2013年03月10日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

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    上質なワインを飲んでいるかのような気分を味わえるミステリ。
    美しくておいしいけれどちょっと渋くて読み終えた今はほろ酔いの心地よさ。
    作品全体からグラス越しに見る景色のような透明感を感じる。
    これも透化運動?

    前作は短編集だったけどこのシリーズは長編が向いてる気がする。
    美学講義もよかったけれど今作の方がわたし好み。

    さて、パリに行ってしまった黒猫とその後の付き人との関係は如何に?
    次を読むのが楽しみだー

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    2013年03月03日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

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    実に洗練されたセンスで、文学はもとより古今の音楽から美学までの芸術論をたっぷりと盛り込んだぺダンチックなミステリで、これがシリーズ三作目にあたるという。

    出版リストの題名に惹かれて、初めて手に取ったのだけれど予想外の面白さ。語り手の「付き人」の立場から見ると、これはミステリというよりは、なかなか前へ進まぬラブ・ストーリーに思えてくるほど。

    iいささかスノッブで、うんちくたっぷりの芸術用語のオンパレードや小難しい言い回しの連発に閉口する向きもあるかも。

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    2013年02月13日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

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    黒猫と呼ばれる男性と、その付き人の女性のお話。
    第三弾ですが、期待した割にはあっさりとした後味でよかったものの…。

    やはり、黒猫の講義は難しい(*_*;

    前回、黒猫はフランスへ旅立つ・・・そこで終わったが、
    今回は、
    黒猫がフランス、付き人が日本で謎を解いていく。

    黒猫と付き人の微妙な恋愛関係がまた好きです♪

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    2013年02月11日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

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    ネタバレ

    最後まで読むと、意外と面白かった。結末が見えていたので、ちょっともどかしかった。
     

    犯人が知人でなければ解決できないんだろうな、なんて思った。

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    2012年12月02日
  • 奥ノ細道・オブ・ザ・デッド

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    芭蕉=忍者説をベースにゾンビ映画のテイストを取り入れたロードムービー調のサバイバルホラー。芭蕉がばったばったと忍者の技で屍僕(ゾンビ)の首を飛ばしつつ歌を詠み、それに付き従うのが女装男子の曾良という、頭が痛いというか頭が悪い話で、これを日本人が書いたというところがポイント。毛色の変わったホラーを読みたいときにお薦め。

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    2012年08月26日
  • アドカレ! 戸山大学広告代理店の挑戦

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    広告代理店を舞台にしたお仕事小説でもあり、成長小説でもあり、ちゃんとラブコメで面白かったです。

    アド・カレが扱う広告案件、種類も目的も全く違うケースが入ってるのもよかった。
    楽しく読んで勉強にもなる。
    特に、耳長乳業の謝罪広告すごかった…『会社と商品の印象を切り離す』ってスタンスかぁ。会社のやり方がダメだっただけで商品は悪くないとなるとこうか。。。
    キャッチコピーって「何を届けるか」を考えて、言葉を削り自我を削って…としても、滲み出てしまうものなんだな。

    (1)ってあるけど、ここで綺麗に終わってる気はする。
    「イメージはあらゆるものの中にすでに潜んでいる」って良い言葉です。

    ラストの、ウイスキーのCMもよかった。コンセプチュアル大事。
    ヴェネツィア国際CMフェスティバルってカンヌ国際広告賞みたいなやつかな。
    日本も説明的じゃなくてコンセプチュアルなCM増えてほしい。
    日清カップヌードルの「NO BORDER」忘れられません。特に「花篇」好きだった。「赤の広場篇」もよかった〜

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    2026年11月01日
  • 本を灯す ヴァージニア・ウルフの作り方

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    うーん。仕掛けが過去のことかと思っているので、またか、という感じがしてしまい、感動できなかったのと、なんていうかしずくパートがウザい。

    近所で変わり者と評判の蓮見純歌がこの本を書店で売ってくれと手作りの冊子を置いていった。ホッチキスでとめてあるような代物だ。

    さざなみブックスの売上は相当良くない。しずくは母の澄江がやっていた店を引き継いだ。銀行や信金を巡って金策するが誰も相手にしてくれない。

    取次が新任の木築に変わった。木築は純歌の本を読み、世に広めようと思う。インフルエンサーのジニーに声をかける。

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    2026年10月29日
  • あの日、タワマンで君と

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    ネタバレ

    「4443」は幸せにはなれない。KICK BACK…
    ネイティブダンサーはサカナクション?

    読みやすいのでたーっと読み、エピローグで「そういうこと!?」となり直ぐさま2周目へ。
    注意深く読まないとわたしはわかりませんでした。わかる人はわかるかも…

    地に足をつけて生きる、とか、分不相応とかのワードも覚えます。
    でも、「見守るだけじゃだめ」。
    流されるままに…ではなく、自分の手でつかみ取らねばなんだな。
    多和田(2)さんの冤罪は本当かも…とも思わされました。自分が消されることをわかってて、ヨミのために動いてくれてたのが……
    ヨミの大ピンチもこの人由来ではあるけれど、同時に玲良も追い詰めたので。


    「イニシエーション・ラブ」を連想しましたが、こちらの方がストーリーもキャラクターも好みです。
    主人公が長年、一人の人を想い続ける話だったんだなぁ。タワマン恋愛小説…
    タワマンの最上階の爛れ具合と、堕ちたアイドルのエピソードはヘビーでしたがエンタメなムードでした。

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    2026年10月12日
  • ロンパ倶楽部謎解きファイル 先生は無限ドッペルゲンガー!?1

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    ネタバレ


    プロローグ
    担任教師が増え続ける。

    昼坂が蒼太にいらい。木村先生をドローンで撮影して。
    早めに登校したとき、木村先生が学校の敷地の外回りに匂いのきつい水をまいてた。
    「来るなよ、来るなよ」と独り言をいいながら。

    木村先生、あだ名プリムラ。

    ドローンでプリムラの帰りを撮影していると、自宅に帰ったはずのプリムラがドローンの前を横切った。
    ドッペルゲンガー?

    次の日、プリムラ欠席。

    蒼太、リナにロンパ倶楽部に招待される。

    謎のメッセージ。
    これから木村先生がNカ所で同時に現れる。
    アカウント名、マスカレードうさぴょん。

    マスカレードうさぴょん、蒼太のことを知っていたので、5年生の誰か。

    遊歩もロンパ倶楽部に入る。

    人間はみたいものを見てしまう生き物。木村先生がいっぱいいるという噂がひろまると、曾てに木村先生を探し始める。だから木村先生に少しでも似たようなうしろ姿を見たら、みんな先制だ、と思い込んじゃう。

    合成写真。陰がない。

    真殿さんの家の前の写真だけ本物で、ほかは偽物。




    木村先生が巻いていた液体の匂い、ひょうはく。

    真殿ひいろの投稿した写真は前日撮られたもの?

    アモーダル補完。

    蒼太のドローンで最初に撮った動画。プリムラがイエニチェリ向かって歩いていたので、光のせいで見えない場面あったのにら補完して家に入ったと思った。

    マスカレードうさぴょんが木村先生のトリミング画像を生徒の何人かに送信した。

    真殿ひいろがマスカレードうさぴょん?

    木村先生、猫、行方不明で探していた。

    まいていた臭い水は猫よけ。

    真殿、マスカレードうさぴょんから写真をもらったと否定。

    真動画、夜寝る前しかスマホ使えない。

    犯人もドローン使ってた。
    蒼太がドローン使えるの知ってた人。
    昼坂。


    →合成写真は微妙。。謎の回答として。。
    どんでん返しはあるが。。

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    2026年10月12日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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    ジャンクな食べ物大好き主人公は、仕事の後
    店に行ったら推しがいた。

    仕事が終わってジャンクフードを食べに行ったら…な
    流れの短編4話。
    どれもこれも、本当に食べたらなかなかのカロリー。
    そして不可解な謎。

    主人公本人も謎でしたが、現場(?)に存在する
    推しの写真も謎。
    謎ばかりがたくさん、でしたが、最後には
    きちんと判明して終了。
    すっきり、で終わりましたが
    主人公には驚きでした。

    とりあえず、夜中に読んではいけない、かと。

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    2026年10月03日
  • 名探偵の顔が良い2―謎解きはジャンクな自炊とともに―(新潮文庫nex)

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    キャラ強ではあるがミステリです。
    毎度王子と事件に遭遇する、コナンくん的なテイストもあるミステリです。
    軽やかに楽しめるミステリです

    2026.9.19
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    2026年09月19日
  • 失失失楽園殺し

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    ネタバレ

    なんか、現代だなぁ…と思いました。人殺しって古からあるものと、感情とAI。殺人のトリックは年代によって変わっても、殺人の原因になることって本当昔から変わりませんね。人の欲というか。
    そういう目で見ると、人間って何ひとつ進化してないんだなぁと思いました。登場人物のお名前がすごくキラキラしてました笑。

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    2026年09月13日
  • 名探偵の顔が良い2―謎解きはジャンクな自炊とともに―(新潮文庫nex)

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    前作は外食、今回は自炊で次はどうなるのか。順子さんの正体はバレてるのか。新たな怪盗が出てくるのか。次巻がいろいろ楽しみ。

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    2026年08月30日
  • 偽恋愛小説家

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    新人編集者の月子が、“恋愛小説家”夢宮と組んで、シンデレラや眠り姫など童話になぞらえた恋愛体験談の裏側を暴いていく連作ミステリーです。
    甘いエピソードだと思って聞いていると、夢宮の冷静なツッコミで一転して別の顔が立ち上がる感じが小気味よく、「恋愛ってきれいごとだけじゃないよな」としみじみさせられます。
    一方で、童話モチーフの説明がやや多く、仕掛けを理解するのに少し構えて読む場面もありました。
    それでも、亡くなった幼なじみへの負い目を抱えた夢宮と、彼に振り回されながらも惹かれていく月子の距離感が程よく苦くて、続きも読みたくなる一冊でした。

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    2026年07月28日
  • 虚池空白の自由律な事件簿

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    こう言うミステリーの形があるのかー
    ふむふむ…、と思いながら読んだ
    自由律俳句が暗号の役割と言う感じかな

    まあ、面白かった

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    2026年07月04日
  • あの日、タワマンで君と

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    飲食店の配達代行サービスのアルバイトをする創一。
    配達依頼を受けて六本木のタワーマンションへ向かうと、届け先の青年から部屋に上がってショウを見ていかないかと誘われた。
    そしてタワマンでの生活を紹介される創一の前に、高校時代の初恋の相手、静香が現れる。
    この出来事をきっかけにタワマンに通うようになった創一の運命は、思いがけない方向へと進んでいく。

    最後で、この物語ってそういう話だったの?という予想外の展開に驚かされた。読み返してみると、なるほどと思わされる。
    ジャンルとしては何になるのか、はっきり言えない複雑な魅力のある作品だと感じた。
    一方で、主人公やタワマンの住人等、登場人物の背景や心情も興味深かったので、もう少しそういった背景や心情を知れると良かったなと思う。
    作品の構成上、主人公の心情を描くのが難しい部分もあるのだと思うけれど、個人的に興味深く感じた設定や展開についてもう少し掘り下げられていたら、どんでん返し以外の部分もより楽しめたかもしれない。

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    2026年06月20日
  • 旅する小説

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    ネタバレ

    SFではない短編もあるが、SFとして読む。
    宮内悠介 「国境の子」
    対馬と韓国は近いのね。

    藤井太洋 「月の高さ」
    お金のない劇団って大変そう。影のない太陽を見てみたい。

    小川 哲 「ちょっとした奇跡」
    自転が止まった地球で生き残った人類のたった2隻の船が180度離れて燃料が無くなる1200年後まで走り続ける。ちょっとした奇跡があってもいいじゃないか?でも本当にちょっとした奇跡だ。
    これが一番好き

    深緑野分 「水星号は移動する」
    移動式宿 水星。 人情物で連載はできそう。マーキュリーの意味を調べる

    森 晶麿 「グレーテルの帰還」
    ヘンゼルとグレーテルを読み直さなきゃ! 
    老人は殺しても良い?だめでしょう。

    石川宗生 「シャカシャカ」
    地表が突然シャッフルをはじめた!? 設定が奇抜で、構成も奇抜で、
    最期まで読んで、そうきたか! でも救われない。

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    2026年06月19日
  • あの日、タワマンで君と

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    Uber eatsも経験あって、タワマンの清掃してるから、興味本位あって読みました。
    富裕層といえど、次元が違いすぎる。
    こういう人たちとは関わったら、偉いことになると思いました。

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    2026年05月16日