森晶麿のレビュー一覧

  • 旅する小説

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    「旅」をテーマに、気鋭の作家陣が短編を寄稿したアンソロジー。とはいえ旅の解釈はそれぞれであり、SFだったりミステリーだったり、各人の特徴が出ている内容となっている。

    個人的な好みは藤井太洋さんの「月の高さ」。ご本人の経験を踏まえた舞台芸術の置かれた現状、地方巡業のドタバタ感、枯れたおじさんと若い女性の緩い連帯といった内容が小気味よくロードムービー的に展開されていて面白かった。

    一方で石川宗生さんの「シャカシャカ」については正直よく理解できなかった。地表がシャッフルされるという話のメタ構造として、各章の順番もシャッフルされていく流れなのだけど、いきなり話と場所が飛んでしまうためについていけな

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    2025年10月13日
  • あの日、タワマンで君と

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    ウーマーイーツの配達員をしている主人公が、ある日、タワマン最上階に配達を行い出会った住人と交換生活を提案されてから…
    憧れのタワマン生活、交換生活がドンドン不穏さを増していく所はスリリング!
    意識的に描かれているのか登場人物達がちょっとアレな感じだが楽しめた。

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    2025年10月04日
  • あの日、タワマンで君と

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    フードデリバリーとして働く主人公が、タワマン最上階の住人にデリバリーをした事をきっかけに、彼らの狂気に巻き込まれていくお話。

    フードデリバリーで日々食いつなぐ生活から、タワマンでの豪華な生活へ。夢のような生活が描かれているけれど、常にソワソワとした落ち着かなさを感じながら読みました。主人公が軽薄なのか?何を守ろうとして奮闘しているのか、イマイチ理解できず。どの登場人物にも、感情移入は出来ませんでした。
    コツコツ現実に生きていくのが、自分には合ってるなと思いました。

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    2025年10月01日
  • あの日、タワマンで君と

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    あの日、タワマンで君と
    著:森 晶麿

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    **〈 書籍の内容 〉**
    かつてない、タワマン文学×恋愛ミステリ!
    山下創一は配達員をしながら日々を食いつないでいる。ある日、高級レストランから料理を届ける仕事が入った。依頼人は六本木でもっとも高いタワーマンションの最上階に住む多和田という男で、創一が到着すると、強引に部屋に上がらせた。戸惑う創一だったが、窓の外に広がる地上47階の景色に心を奪われてしまう。さらに、そこに現れた人物に驚く。それは高校時代、密かに想いを寄せていた静香だった。リビングに入ってきた女は「玲良」と名乗り、多和田は自分の婚約者だと紹介した――。
    配達員の登録番号「444

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    2025年09月24日
  • あの日、タワマンで君と

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    タイトルからすると恋愛小説?と思ってしまいそうですが、実際はタワマンに住むとある金持ちとフリーターが入れ替わり、殺人も起きるストーリー。
    最後に「そういうことか」と読み返したくなる伏線があるのでそれを楽しみに読むのがおすすめ。

    #あの日、タワマンで君と
    #森晶麿
    #読書が好きな人と繋がりたい

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    2025年08月30日
  • あの日、タワマンで君と

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    終盤まで、登場人物全員クズ過ぎて嫌気がさして読むのやめようかと思ったけど、読みやすくて最後まで読めました。

    内容としては全く好きになれないけど、気軽に観られる映像化をされそうな気がします。

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    2025年08月16日
  • あの日、タワマンで君と

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    読みやすくて、かつ、こんな展開になってくれるなっていう方向になってしまう、ある意味イヤミス的な作品。
    現実にはありえない世界だが、小説ではなんでもあり。タワマン生活をしている人がすべてこの小説に描かれている人たちとは思えない。

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    2025年07月18日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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    推し、ジャンク飯、推しと偶然出会う夢展開、ミステリ、要素は結構てんこ盛り。
    この作者様らしい少し迂遠で読めない男性キャラと、素直で自律していて自己主張できるが好きな男性には抗えない女性キャラ、のバディもの。


    ただ、主人公の設定は思いもよらなかったなぁ。

    2025.6.26
    135

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    2025年06月26日
  • あの日、タワマンで君と

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    タワマン文学×恋愛ミステリーとの謳い文句にのせられ手に取った一冊。タワマン生活の金持ちと、しがないウーマーイーツの配達員、そして謎の美女とくれば面白くないわけない。

    なぜ配達員を招き入れたのか、なぜ金持ちは生活を交換したかったのか、謎の美女は誰なのか、色々な謎を抱えたまま、終盤まで物語は進む。

    個人的には、リズム感とか言い回しが少し馴染めず、読み進めるのは多少難儀ではあったが、最後の伏線回収、そしてどんでん返しは面白かった。

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    2025年06月19日
  • あの日、タワマンで君と

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    潔いタイトルの通りジャンルはいわゆるタワマン文学なのだが、そこにミステリー要素が入ってくるのが面白い。格差社会での入れ替わり生活という設定は映画の『パラサイト 半地下の家族』と被るが、狂った性格の富裕層から入れ替わり生活を提案してくる謎がフックになっている。正直読んでいてあまり心地よい話ではないが、まさに天国から地獄へ転落した先のエピローグで「おぉ!」となる。

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    2025年06月14日
  • 超短編! ラブストーリー大どんでん返し

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    超短編で超絶技巧の31編
    1話見開き2ページ
    多種多様な設定に驚きます。
    技巧が過ぎて3回読んで、ようやく理解した作品もちらほら。
    ラブストーリーと謳っているけど
    ラフストーリーなんだけど
    SF寄りの作品に魅力があると思います
    1日1話4分1ヶ月で31編

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    2025年05月04日
  • 偽恋愛小説家

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    恋愛小説家夢先生のデビュー作が、作中作として
    展開していきます
    そして各章で童話の鋭角的な解釈が展開します
    という二重の娯楽性

    第一話 シンデレラ
    第二話 眠れる森の美女
    第三話 人魚姫
    第四話 美女と野獣

    私は西洋の童話の歴史観とか解釈の知識がないので、どのくらい真実味があるのかわからないけれどなかなかのうんちくが、面白いです

    浜松出身の作家さんです
    おそらくかなりの知識派ではと思います

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    2025年04月05日
  • 黒猫の遊歩あるいは美学講義

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    自分に文学知識がないため、あればより一層楽しんで読めたかもしれないですが、難しい解釈と用語は全てすっ飛ばして完読。
    謎解きは楽しめた。

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    2025年04月05日
  • M博士の比類なき実験

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    不穏な言い伝えの残る島で起きる殺人事件をテーマにした作品です。若き天才美容外科医のもとに集まったのは、人生をやり直したいと願う人々。正直先の展開は読みやすかったし、ホワイダニット・ミステリーと書いてある割に「なぜ殺したのか?」が分かりにくかったです。ただ、「美の基準」という独特のテーマを取り扱っているところは興味深かった。

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    2025年03月30日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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    ジャンク飯を愛する潤子の「推し」は人気俳優の天草茅夢。家庭教師中に訪問宅で生徒の父である家主が殺された。気分転換に近くのジャンク飯屋に向かうと、そこでジャンク飯が好きだと言う「推し」と遭遇。事件について話すと天草は推理を披露して…。
    タイトルが秀逸。タイトルに惹かれて読んでしまった。事件現場に居合わせる潤子は現場近くのジャンク飯屋で推しにたびたび遭遇し、推しが推理を披露すると言う流れ。
    4話まであるが、1〜2話は犯行を立証できず犯人が捕まらないというのが正直微妙かなと思うけれど、全体通して結構楽しめた。3話のマジシャンは気の毒な感じだったけど…。ジャンク飯の描写に力が入っている感じなのも面白か

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    2025年03月10日
  • ホテル・モーリス

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    ギャングが出てくるホテルの話。
    どんどん引き込まれていったけど、途中から時系列といろんな登場人物が出てきてよくわからなくなってしまった。
    まさか生きていたとは…!

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    2025年02月12日
  • 超短編! ラブストーリー大どんでん返し

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    ネタバレ

    今回は森晶麿先生のみの短編集が載っているようで、しかし様々な語り口や切り口で描かれた
    ラブストーリー篇、面白かった!
    「ネクタイ」はどんでん返されたし
    「1.75」辺りが好みかなぁと感じた。

    やはりパッと読めるうえに楽しい作品で、
    たくさんの作家さんのラブストーリー篇も
    改めて読みたいなぁと思ったのであった♬

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    2025年01月13日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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    いく先々のジャンク飯屋での推しとの遭遇と潜伏捜査中に起こる殺人。なかなか面白かったけと、一番は美味しそうなジャンク飯。カロリーが半端ない感じで完食出来そうにないけど、食べてみたい。

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    2025年01月06日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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    美味しそうなジャンクフードを推しと一緒に食べれる世界線て羨ましい。さらに、推しに王妃と呼ばれるなんて…。続編みたいな。

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    2024年12月23日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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    ジャンクな料理と推しとの時間
    1話ずつ凄くライトで読みやすいけど
    登場人物は濃くて、最後にいろいろ回収してく感じはあっという間に読めて良かったです。

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    2024年12月18日