森晶麿のレビュー一覧
-
「歌舞伎町シャーロック」で、本編ではあまり描かれなかったモリアーティの収監中の話。扇動者としてのモリアーティが描かれるわけですが、ちょっと物足りないかなぁ。Posted by ブクログ
-
この黒猫シリーズは、『美学』と言う“小難しいこと”(失礼)を研究している研究者が主人公なので、出てくる言葉も、まぁ“小難しい”(苦笑)訳ですが、それでもなぜだか面白いんですよね。いま放送中の朝ドラ『おかえりモネ』に出てくる菅波先生みたいです(w
シリーズの全部を読んていたつもりですが、どこか欠けて...続きを読むPosted by ブクログ -
黒猫シリーズ二作目。今回は長編。相変わらず私の知能では理解できない講義が繰り広げられてますが、そんな浮世離れした雰囲気も好き。そんな雰囲気の中、語り手「付き人」の俗っぽさがいい味出してる。二人の距離感もなんだかいいPosted by ブクログ
-
あれ?このシリーズってこんなに甘々だったっけ?いや、私的にはおいしくいただきましたが。美学講座の部分も、慣れてきたのか今回がわかりやすかったのか、とても読みやすかった。Posted by ブクログ
-
謎解きとしては設定(動機や場所など)に無理があるようなに無理があるような気がするけど、謎解き要素が含まれた学園もの、青春ものと思えば、十分楽しめる内容でした。
謎解きそのものより、主人公の過去のコンプレックス、将来への不安や葛藤、そして恋愛(と呼べる状態にも至っていない)に引き込まれて、一気に読んで...続きを読むPosted by ブクログ -
黒猫と付き人の二人が出会う、現代美術にまつわる謎を解き明かします。謎解きは、ポーの研究者である付き人がポーの短編小説の解釈をしながら、進めます…また、恋人になった二人の思いも散りばめられています。Posted by ブクログ
-
壮大で多重で広い海のような青い物語。長いと聞いていたけど、なかなか進まないし、進めない。
芸術とは解釈とは?解釈と誤解については「文豪A」でも書かれていたテーマであったけど、暴走したその先を描き本当にそれでよいのか?と問いかけられている感覚になる。
図式と記号。繰り返される関係性の図式は単純で...続きを読むPosted by ブクログ -
考えれば考えるほど身震いする展開ですね(⌒‐⌒)
真の目的はそれでサロメはあなただったのか…
神秘的で美しい物語のように思えました。
美しい表紙に惹かれて読みました。カラスも忍もイケメンです(*^^*)Posted by ブクログ -
これだけは読んでなかったのを今更。付き人と黒猫の学部生時代の話なので、最新のラビリンスまで読んでいる身にとっては最初違和感。
1話「数奇のフモール」
噂に聞いていた2人の出会いの物語にしていきなり付き人が危険な身にあっているではないですか!!唐草教授の件(薔薇参照)を知っているとますます叶わな...続きを読むPosted by ブクログ -
久々の黒猫シリーズ。昔を思い返しながら読み進めたら、思ったより時間がかかりました。二人の進みそうで進まない関係もデフォルトで、まあ、二人だからなぁと思いつつ、謎解きを楽しみました。Posted by ブクログ
-
現実に起きた出来事をイメージさせる出来事が作中で起きていることから、いつもよりも作品に入りやすかった。長さもちょうど良く、これだと蘊蓄も無理なく入ってくる。
相変わらず2人の距離感も良い。
でも今回1番印象的だったのは冷花がメインのお話。
2020.11.16
115Posted by ブクログ -
黒猫シリーズの短編集。リアルに話題になっている事象をモチーフにしたであろうストーリーもあり、面白い。黒猫と付き人との関係は以前と変わったようで同じようでもある。きっとこれからもそうやって続いていく関係なのだろうなとあたたかい気持ちになれるのが不思議。
紙の本を買う場合は、初回帯に特典がついているので...続きを読むPosted by ブクログ