森晶麿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ壮大で多重で広い海のような青い物語。長いと聞いていたけど、なかなか進まないし、進めない。
芸術とは解釈とは?解釈と誤解については「文豪A」でも書かれていたテーマであったけど、暴走したその先を描き本当にそれでよいのか?と問いかけられている感覚になる。
図式と記号。繰り返される関係性の図式は単純であるようで、収束していくと実に複雑。夏目漱石の「こころ」の三角なようで、そう簡単に片づけられるものではない。ジェーン・グレイ、(ロンドン)塔、K、赤い執行人、黒いスーツという各記号も何度も繰り返され、解釈するこちらをかき乱す。
そして、現実と虚構。見ている私がいる、イコール現実なのか?特に最後にか -
Posted by ブクログ
ネタバレこれだけは読んでなかったのを今更。付き人と黒猫の学部生時代の話なので、最新のラビリンスまで読んでいる身にとっては最初違和感。
1話「数奇のフモール」
噂に聞いていた2人の出会いの物語にしていきなり付き人が危険な身にあっているではないですか!!唐草教授の件(薔薇参照)を知っているとますます叶わないんだよなあと思ってしまう。それもまた皮肉。
2話「水と船の戯れ」
学生時代の自分に教えてあげたかったー!船の中に水は自分のことも少し重なるものがあって、なんだか分かるなあ。この辺りから黒猫のいつもの調子の片鱗が出てきて、お?ってなったり。
3話「複製は赤く色づく」
遊歩の2話の前の話だけど -
Posted by ブクログ
この手の、一人の女を聖女のように扱って尊い存在としてひたすら追い求める、という構造の物語は感心できない。
一人の女を聖女として扱うことは他の女をその他大勢として雑に扱うことで、実際に風俗嬢の描き方はとても雑になっている。なにより、大学までガリ勉して大学で出会った女と同棲を始めて結局生涯で女を3人くらいしか知ることがなかった中の下くらいのおじさん的なしみったれたみっともなさを感じてしまうのでしんどい。
とはいえ「聖女」を最後まで登場させずに期待を煽って最後でバーンと出すのはとてもよかった。匂いとエロティシズムは結びつきやすいと思うので、濡れ場に匂いを絡めるのもよかった。あとはハッピーエンドでない -
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