森晶麿のレビュー一覧

  • 葬偽屋は弔わない 殺生歩武と5つのヴァニタス

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    190712

    自分が死んだらみんなどんな風な反応するんだろうかって私も考えたことあるなぁ
    森先生の本は孤独を美しく見せてくれる感じがして好き
    知識も増えてなおよし

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    2019年07月12日
  • 文豪Aの時代錯誤な推理

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    つい最近、朔太郎読まなきゃ!って思ったばかりなのに、今度は芥川読まなきゃ!になった。作中に出てくる作品で読んでみたいのは「蜜柑」と「魔術」かなあ

    語り口はライトだけれど、事件は実際にも起こりそう。ちょっと背中を押されて、あちら側へ行ってしまう。連鎖する犯罪に対する人々の無関心。

    茶川さんがかわいい。茶川さんと弥生の距離感がとても良いです。
    他の田端組出てきたら面白そう…だけど、そうなると違うはなしになってしまうか…

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    2019年06月26日
  • かぜまち美術館の謎便り(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    とりあえず文庫本を借りようという気持ちであまり期待もせずに選んだ本だったが、思いの外良かった。
    この作者さんの本は黒猫シリーズを一冊読んだことがあったのだが、それはあまりよくわからなかった。
    こちらは絵画が読み解きに使われていて、知っている絵も多く、それも面白く読めたし、かえでちゃんやマト君の小さい子の感性とそれに対応する大人が微笑ましくて癒やされた。

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    2019年05月03日
  • 黒猫の刹那あるいは卒論指導

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    黒猫と付き人が出会った大学4年生の頃のはなし。
付き人は、「まだ何者でもない」と自分で言っているように、付き人でもないので、呼び名がない。
    この頃の方が自然というか、普通に付き合ってる感があるんだけど…
黒猫は最初から付き人が気になってたぽい。造形の美しさかなあ。てことは一目惚れなのか…?
    安藤先生の恋のはなしが良かった。
アモンティラード、飲んでみたい。

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    2019年04月20日
  • 偽恋愛小説家

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    おとぎ話の解体と、それをモチーフにした事件。
    おとぎ話に隠された風刺?みたいなのは好き。「眠りの森の美女」のはなしがなかなかダークでおもしろかった。
    夢センセの書いた小説も作中作として織り込まれていて、最後はおおっと思ったけど、犯人の登場が唐突では?

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    2019年04月11日
  • 葬偽屋に涙はいらない 高浜セレナと4つの煩悩

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    ネタバレ

     <葬偽>屋の続編。今回は黒村さんが割と表に出る事が多い。そしてセレナ嬢の変化も。くそ親でも時が来れば……。
     前作に続いて、それぞれ<葬偽>を依頼する人たちの事情は様々。司書の話は、どこか勧善懲悪のコメディに近い。嫌いじゃないです。

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    2019年01月13日
  • かぜまち美術館の謎便り(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    読んでからだいぶ時間が空いてしまったので
    うろ覚えですが(^ ^;

    過去のしがらみが発端となって、
    様々な人間関係が交錯。
    不器用なゆえの想いのすれ違い、行き違い。
    誤解が解きほぐされた後に残る
    新たな心のざわめき。

    「風」を印象的なモチーフに据えて、
    静かな文体ながら最後まで引き込まれる佳作(^ ^

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    2018年12月24日
  • 火刑列島

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    ネタバレ

     火にまつわる事象を未来視する<予現者>・露木と、現象学者・帆ノ緒と、元カメラマン・ホムラの3人という組み合わせが既にSFなのだけれど、ばらばらになっていた事象が全てぴたりと合わさって行くのが運命的であり、必然的にも見えてくる。中盤で、もしかして、露木が全部仕組んでる?って思ってたけど、メグミをめぐる結末は複雑に見えて、ただ妹を守りたい姉の愛情の<炎>なんだなあと。ただその<炎>は大きくなり過ぎたみたいだけれど。
     特に最終章の東京の深夜の大騒動は非現実的ではあったけれど、これだけVRが発達しているとそういうことも有り得るのかもしれないし、SFと笑えなくなる。

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    2018年12月15日
  • 放課後のジュラシック 赤い爪の秘密

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    平穏な日常を退屈と捉えるちょっとませた小学五年生の樹羅野白亜。
    彼女は魅力的な謎と刺激を求めて「探偵」を始め、小学校内の臥龍梅の根元に赤いハイヒールと赤い付け爪という不自然なものが置かれているのを発見する。
    誰が何のために置いたのか、それを追う内に彼女は街の中に潜む古代生物に出会ってしまう…。

    「ジュラシッ区」。
    この物凄いパワーワードで力技にねじ伏せてくるこの作品。
    タイトルから恐竜が関わってくるのは事前に分かっていたけれど、現代日本を舞台にしてどう登場するのかと思っていたら、まさかのそういう形か…!
    児童書らしくスピーディーかつハラハラドキドキに多少の荒唐無稽さの味付けをした冒険活劇で、

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    2018年10月21日
  • さよなら、わるい夢たち

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    偶然から高校時代の友人、麻衣亜の夫のSNSアカウントを見つけ、彼女の失踪を知った菜摘。
    ジャーナリストである菜摘は麻衣亜を探す為、彼女を失踪に駆り立てた原因を恋人の丘咲と共に探り始める。
    家庭で職場で故郷で少しずつ麻衣亜を追い詰めていった「悪い夢」が明らかになるにつれ、菜摘もまた自分の信じていたものの不確かさを知る事になる……。

    嫌な事があって、生き辛さを感じていて、けれど抜け出せない。現状を飲み込むしかない。
    麻衣亜程の不幸の連続ではなくとも、多かれ少なかれ悪い夢に囚われている現代人はきっと多い。
    人の悪意を拒絶出来ず享受する麻衣亜も、菜摘の提唱する対応策も、どちらも分かるなあと思う部分も

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    2018年10月08日
  • さよなら、わるい夢たち

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    乳児を連れたまま行方不明になった麻衣亜を、学生時代の友人でジャーナリストの菜摘は探している。
    麻衣亜が行方をくらました理由を追求していくうちに、そこには様々な要因が絡んでいたことが分かり始める。

    待機児童の問題、セクハラなど、女性が被害に会う可能背のある問題が、不幸にも数々麻衣亜飲みに振りかかっていた。
    おやゆび姫の話は忘れていましたが、まさに麻衣亜はおやゆび姫。
    でも、最後は自分の力で王子との生活を手に入れた。
    母は強しという所でしょうか。

    瞳の立ち位置にはちょっと驚きました。
    麻衣亜が大金を手に入れるプロセスには必要な登場人物だったってことですね。

    菜摘に対しては、好感をもって読ん

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    2018年09月21日
  • 心中探偵 蜜約または闇夜の解釈

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    黒猫も登場しますが、美というよりは耽美を追求するようなミステリー。主人公の正確にはかなり難ありですが、捜査の流れはわりとオーソドックス。手がかりを丹念に拾って、次へ次へとたどっていく感じ。
    タイトルの「心中探偵」はちょっとしっくり来ないかな。

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    2018年09月17日
  • 黒猫の約束あるいは遡行未来

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    ネタバレ

    2度目。少し評価があがった。

    なんだろうな。これまでよりミステリーの度合いがあがった。というより、美学の重みがいつもより軽めだったのかもしれないな。

    それぞれの人が与えられた役割は、以前の作品ででてきた「人形」?「妖精?」(忘れた)というような意味だったのかも知れないとも思ったし、そういう意味で続いてる感はしっかり押さえながらも、謎解きが謎解きらしくてよかった。

    このあたりで評価があがったのかな。

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    2018年07月17日
  • 葬偽屋に涙はいらない 高浜セレナと4つの煩悩

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    偽の葬儀なんてね〜。あぁ、生前葬とか思えばいいのか? いやいや、他人を騙すのだからそうは言えないか。
    失ってからわかることってあるのかもしれないね。
    いい方向に転がれば問題ないけど。しかし、発想が面白い。他の作品も読んでみたいなぁ。

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    2018年07月15日
  • 黒猫の刹那あるいは卒論指導

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    連作短編。時系列でいうと、黒猫と私が出会った頃の話。

    このシリーズも3作目、かな?4?まぁなんにせよ回を重ねたことで、こなれてきた感はあるのかもしれない。というか、短編的なことの方が向いているということなのかもしれない。

    長編は謎解きがどうしても「美学」の説明(ほとんどの読者はわからないから、じっくり説明しなきゃならん)に重きが置かれることになる。長編である分、ナゾもそれなり重いから。

    だが、短編であれば、短編で扱うくらいのナゾを美学を通して語ることになるからか、比較的わかりやすかった気がする。巻末の対談によれば、シンプルさがでてきた(本人談)みたいなことが書かれていたが、そういうことな

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    2018年07月07日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

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    ネタバレ

    今回の作品が今までの中でもっともミステリーっぽかった。というのは、それまでの作品が相当程度美学寄りだったが、今回のモノはそれよりも少し日常寄りだったから。

    「文学作品を土台にして」というところがしっかりミステリーとして活かされてたという気がする。それに違う場所で「時間」を同じくするような構造はまさにミステリーっぽい。

    今回の作品は、これまでであれば3枚目的なポジションに近い「付き人」が探偵役としても自立した気がする。物語の構成上、そうならざるを得ないのかもしれないけども、そういう成長の上に黒猫との関係があるだろうし、その結果として、単なる探偵の助手ではなく、ある種の専門家として探偵的な役割

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    2018年07月01日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

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    やはり小難しい。だがそれがいい。

    芸術を「見る・感じる」だけではなく、「理解をする」ということはこういうことなんだなと本当に思う。そしてそれはけっこう大事なことなのではないだろうかと思うし、その感覚は何事にも通じる。

    それを学ぶためにこの本を読んでるわけではないんだけども(笑)、それを自分の中に落とし込まないと、ミステリーとしても理解できないのだから、しょうがない。

    ただ、そのせいなのかどうかはわからんが、登場人物の熱量はなんとなくみんな低めな気がする。そうすると同期の部分で弱くなりがちに感じられて、そこが難しいところかもしれないなぁ。

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    2018年06月27日
  • 黒猫の遊歩あるいは美学講義

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    ネタバレ

    物事を解釈するということはこういうことなんだろうなぁと思った。本筋とは全く別な話だけども、美学とはこういうものかというのがわかっただけでも意味があった。

    ミステリーとしては、人が死ぬことがあるにも関わらず、淡々とものごとがすすんでいく様に日常なのナゾなのかとおもわされる不思議なペースがある。謎解きも「美的推理」という素人が介在できない小難しさがあって、読者としては入り込めない感もあるが、逆にそれが作品の魅力とも言えるような印象。

    大げさに持ち上げるつもりはないけど、ある意味難しいナゾを婉曲的に解くという古典のような作品なのかなと思った。

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    2018年06月23日
  • 葬偽屋に涙はいらない 高浜セレナと4つの煩悩

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    ブラック企業での葬偽と、司書の葬偽が興味深い。司書の偽参列者のミステリマニアたちの盛り上がりも面白かった。わりとスルッと読み終えたのは例の絵画を知っていたからかな?

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    2018年06月18日
  • 文豪Aの時代錯誤な推理

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    2018年70冊目。現代に転生した芥川龍之介というぶっ飛び設定から、途中までドタバタコメディだと思って読んでたけど、途中から鋭い考察が混じってきたのはやっぱり森さんだなぁと。最後のぶっ飛びは謎過ぎるが。

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    2018年06月16日