森晶麿のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
黒猫シリーズ第二作!
第一作の「黒猫の遊歩・・・」よりも、長編でしかも読みやすい。
バレエの「ジゼル」について書かれていて、バレエのことを全く知らない私でも何とか読めました。少し、知っていた方がより読みやすいのかもしれませんが。
バレエ「ジゼル」を「黒猫」と「付き人」で鑑賞中、ダンサーが倒れる事故があった。
5年前にも同じ舞台、同じ演目でバレリーナが死亡する悲劇が起きていた。
その事件の謎を解くために、黒猫の手を借りずに付き人だけで調べていく。
しかし、黒猫が亡くなったバレリーナと同居していたことに動揺する付き人。
恋心を抱く付き人、黒猫も彼女(付き人)のことが気になっているのかどうか -
Posted by ブクログ
ネタバレ天才というより、ファンタジー。。なにそれなキャラが多い。公開鍵、ガウス平面、トンネル効果、とかかっこいい言葉をテキトーに言ってるだけでは。。
カエルの死。彼は人と対話できた。
誰も笑えないジョークが起こった楽園は、すでに楽園じゃないよね。楽園てまは誰もそんな笑えない実験をしない。笑えない実験が行われたらすでに失楽園だ。
入見クン、死ぬ。人。
密室。舌を切られている。
死の間際に遺したメッセージ。ケルビム。悪魔の意味。
トンネル効果を自在に使えるキャラって、天才とは言わないと思うのだが。。
密室からいかにカエルを取り出し、かつ殺したか。
研究室に入れる鍵は入見クンしか持っていなかっ -
Posted by ブクログ
#公式レビュアー
クローズドミステリー作品。
天才ばかりが集まる夏休みの人が少ないとある島にある大学院大学の台風によって閉鎖されたフロアでおこったカエルの死から始まる殺人事件たち、読み終わるのになかなか苦労したのはAIや量子やら普段距離をとっているモノがかなり散りばめられていたからだが、物語が終盤に差しかかると、生成AIやら他国が我が国を終末へ導いているのでは?みたいなはなしになってきてかなり現実的で主人公たちのような感情があるのかないのか分からない天才たちが世界を救う変えていくやさしい世界になれば良いなんて、そんなふうにも読めてしまったし、終わらせた事件の始まりは恋愛感情でもあったりしたので -
Posted by ブクログ
舞台は東京・神楽坂の路地に佇むチーズ料理専門店マージュ。
女性が苦手なイケメン店主・真沙流と、DV彼氏から逃げてきたところを拾われた美藻が、客が持ち込んだ謎や悩みを料理で解いていくグルメミステリー。
人が死なないライトなミステリーで、作品全体に漂う優しい雰囲気と、真沙流と美藻の掛け合いが面白くて、さらりと読める。
また、森作品の魅力のひとつ、詩的な美しい情景描写が、今作でも随所に見られた。
ラストは、真沙流と美藻それぞれが抱えていた問題にも一応の区切りがつき、新しい居場所で頑張っていくという前向きな終わり方。
出てくるチーズ料理も美味しそうだし、ほっこりとした気持ちになれる一冊。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ美学探偵黒猫と付き人のシリーズ0にあたる短編集。美学解釈ミステリ。
①数奇のフモール
友人の梨木杏奈ら振られたので茶室で断髪式。糖茶会のメンバーだから自由に使える。数奇を凝らしたおもてなしをする。
ゼミを抜ける梨木杏奈の最後の発表。
〈優美な死骸〉という技法。複数の人間が、互いの制作過程を知らずにそれぞれ作った作品を組み合わせる技法で、その狙いは集団コラージュによって個人の価値観を超越すること。
それに選ばれた人、謎の黒いスーツの青年。
真っ黒な書物は/焼かれながら/彼女を眺めていた
杏奈のための会。
小さな入り口から入ると、
「にじり口を通った瞬間から、君はアリスになったんだ。君と私 -
Posted by ブクログ
エピローグで『え?』と声が出た。
想像もしていなかった、まさかの展開に唖然とする。
最初はこんなの余裕で推理出来るわ…。
…と、タワマン文学とやらを楽しんだ。
タワマン文学って何やねん。
と思いつつも一生住むことはないであろうタワマンの世界に思いを馳せる。
展開はだいたい予想していた通りだった。
しかし多和田が壮大な伏線回収をしてくれていて、大層驚いた。
『タワマンから一歩も出ない』というルールがこんなところで効いてくるとは…やるな多和田…。
そして最終章のエピローグ。
全てがひっくり返った。
え…、ちょ…、おま…。
最後までタワマン文学が何かは分からなかったけど、これは確かに恋 -
Posted by ブクログ
ネタバレ連作短編ミステリ。
要素盛りすぎジャンクな事件をジャンクフードを食べながら芸能人の推しが推理。
主人公と推しがたまたま出会って、推しが推理して事件を解決。
①やみつき天誅
被害者は闇月邸の主。庭園の片隅で、金属製の鋭利な半円の装飾〈半月〉に喉を刺されて死亡。
しかし、死因はトリカブトの毒。死後に喉を装飾で切られていた。
空の下の密室(外部からは入れない)。
被害者から、口臭対策のガムのような匂い。タバコの匂いもした。
被害者は、庭先に生えている香草(ミント)を食べる習慣。タバコの匂いを誤魔化すため。被害者がミントを植えた。被害者は勝手口から外に出てタバコを吸って帰ってくると、室内を通って