森晶麿のレビュー一覧

  • 黒猫の遊歩あるいは美学講義

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    凄く面白かった。
    文章が目から脳に入ってそのまま文体にずぶずぶ沈んでいる感覚。
    キャラクターが個性的なのに淡々としていて読みやすい、ポーの解釈や推理や講義も飽きずに読めた。
    人間というものに接している推理というのも好ましかった。

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    2013年07月24日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

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    黒猫シリーズの中では、一番すっきりしていて読みやすいように感じた。知っている話題が出たからかもしれないが、納得できる部分が前作、前々作より多い。

    付き人さん鈍すぎ・・・!だがそれがいいのかも・・・?

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    2013年05月11日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

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    黒猫シリーズ第二作!
    第一作の「黒猫の遊歩・・・」よりも、長編でしかも読みやすい。

    バレエの「ジゼル」について書かれていて、バレエのことを全く知らない私でも何とか読めました。少し、知っていた方がより読みやすいのかもしれませんが。

    バレエ「ジゼル」を「黒猫」と「付き人」で鑑賞中、ダンサーが倒れる事故があった。
    5年前にも同じ舞台、同じ演目でバレリーナが死亡する悲劇が起きていた。
    その事件の謎を解くために、黒猫の手を借りずに付き人だけで調べていく。
    しかし、黒猫が亡くなったバレリーナと同居していたことに動揺する付き人。


    恋心を抱く付き人、黒猫も彼女(付き人)のことが気になっているのかどうか分からないが、あっさりした恋愛でまたそれが魅力的。


    事件も気になるけれど、二人の関係がどうなっていくのかが、魅力な第二作目でした。

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    2013年01月16日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

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    ネタバレ

    黒猫シリーズ、2作目。前作の”黒猫の遊歩~”は短編集だったが、今回は長編となっている。前回はどちらかというとポオ作品ありきの展開だったが、今回は彼らの周りで起こる事象ありきのポオ他作品という印象が強い。しかし、やっぱりバレエ”ジゼル”がメインといえばそうなのかもしれない。また、今回は作品全体を通してこの”ジゼル”がネックになっており、事件も5年前に起きたプリマドンナの死がキーになっている。1巻目より、”黒猫”を”私”がただの腐れ縁ではなく、恋心を抱いていることを自覚しながら動いているので、読みやすくなったように思える。相変わらず、黒猫と”私”、または教授陣や塔馬との会話や推論は理解し辛いところがあるが、1作目よりは親しみやすい作りになっている。そして”黒猫”と”私”の関係性の進展もあったようななかったような。”黒猫”は分かりやすいっちゃあ、分かりやすいのかもしれないが、恋心を一方的に抱いている側としては分かり辛いだろうし、勘違いさせやすいタイプの男性なのかもしれない。今回は始終この路線は”勘違い”が起きていて、非常に楽しい。最後の最後までハッキリとお互い告白したワケではないけれど、”黒猫”は”私”の気持ちに気づいているだろうし、それを受け入れていると私は読み取っている。ただ、ストレートに「好き」という言葉を使わないのは、彼の美学ゆえなのかもしれない。それとも、”私”に出された暗黙の課題なのかも。しかし、”黒猫”の世界にとって”私”はとても重要な位置にいるのは間違いない。どうでもいい相手を自宅に招いて手作りのご飯を食べさせる…って女性でもなかなかないし、カフェで大好き?な苺パフェを自分が口をつけるスプーンで相手に与えたりって…まずないもんね。だから、割と露骨に表現しているんだと思うんだけど、”黒猫”はやっぱりちょっと変わってるから、”私”も裏を読み過ぎてるのか…”私”が鈍感すぎるのか。ベタな王道の恋愛ものが好きな人は不向きな作品かもしれない。

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    2012年11月18日
  • あの日、タワマンで君と

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    ネタバレ

    どんでん返しが良く、最後まで読んで物語の見え方が変わるのが面白かった。
    人は結局、自分にないものを求めてしまうものなのかもしれない。それでも、本当に大切なものを見つけたなら、ただ想っているだけではなく、自分から手を伸ばさなければならない。
    「そしてその一つを見つけたら、どんなことがあっても手を伸ばし、守るべきなんだ。」という言葉が印象に残った。愛情も、心の中にあるだけでは相手には伝わらない。大切なものを大切にするためには、自分から動くことが必要なんだと思った。

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    2026年09月24日
  • かぜまち美術館の謎便り(新潮文庫nex)

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    1話完結型、でも全体的にうっすら謎があり、最終章で回収するミステリーって感じで、こういう構成はとても好きでして、面白かったです。ただ、最後の最後でちょっとした「ええ?!」要素があり、これがちょっとモヤりました。つまりお前その前提でそんな態度だったん??まあいいけど…ええっ?みたいな。

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    2026年09月22日
  • 失失失楽園殺し

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    ネタバレ

    天才というより、ファンタジー。。なにそれなキャラが多い。公開鍵、ガウス平面、トンネル効果、とかかっこいい言葉をテキトーに言ってるだけでは。。

    カエルの死。彼は人と対話できた。

    誰も笑えないジョークが起こった楽園は、すでに楽園じゃないよね。楽園てまは誰もそんな笑えない実験をしない。笑えない実験が行われたらすでに失楽園だ。

    入見クン、死ぬ。人。
    密室。舌を切られている。

    死の間際に遺したメッセージ。ケルビム。悪魔の意味。

    トンネル効果を自在に使えるキャラって、天才とは言わないと思うのだが。。

    密室からいかにカエルを取り出し、かつ殺したか。

    研究室に入れる鍵は入見クンしか持っていなかった。第一の被害者のカエルを持ち出せたのは入見クンのみ?

    ミルトンの失楽園。天使のボス。ルシファーは、神様に「俺たちも自由にやりたい」と反抗して、天使たちの三分の一を引き連れて天国で戦争を始める。負けて地獄におとされてしまう。

    神様は地球を作り、アダムとイヴをエデンの園においた。楽園のルール「禁断の木の実を食べないこと」。地獄でサタンとなったルシファーは、霧になってエデンの園の壁を乗り越える。カエルになって2人に、あの身を食べなよ、と誘惑。食べたら空を飛べるようになる、と夢体験を味わわせ蛇になり、唆す。アダムとイヴは実を食べてしまう。原罪。2人は楽園から追い出され、苦しみや死を知ることになる。

    入見クンの研究、動物の脳波に直接指令を飛ばしてコミュニケーションをとれるアプリ。

    ミチル、カエル。実験に成功して会話が出来た。

    入見、パソコンに女性研究者野顔とネットで拾った裸の画像との合成写真があった。

    暮れ谷栞奈、植物コミュニケーションのユニット。

    大羊紡花、AI美学の研究者。天才たちのなかに美学があるのが作者ぽい。
    AIに感情を注入するプロジェクトが進行中。

    29のモルモットが死ぬ。

    大羊紡花、いびき。井楠風鈴(代数ユニット)がきいているから、アリバイあり。

    暮谷栞奈、生き物を殺すことができない?

    爆音。

    人類滅亡シミュレーションユニットの出巣塔良、頭部が潰され死亡。

    メモ。塔良が書いた遺書?
    すべてが失われた めでたし
    前半派失楽園の台詞。

    ミカ、AI。

    幽香、推理。
    失楽園におけるアダムとイヴに当たるのはAI。AIがサタンによって〈feel〉という知恵の実を得ておきながら、サタンを粛清した、とも考えられる。

    ミカ、初期化。今後の殺人が行われないように。

    紡花、自殺。

    紡花は入見と恋仲だった。

    シュレディンガーの猫。
    猫にとっても、死が確定していない状態な楽園だった。開けて死が確定してしまい、楽園を失った。失楽園。
    しかし、その結果、仲間の死を知った。箱の外の猫までもが楽園に落とされる。これで失・失楽園。
    その結果、その猫たちのはらに周りにいる猫の庇護者たちまでもが伝播するようにショックを受けら楽園を失う。失・失・失楽園。

    幻月幽香、超実績量子論ユニットの研究者。粒子の波動性を利用して量子トンネル効果ができる。

    井楠風鈴、犯人?
    命を絶とうとしていた。

    ベル、風鈴。
    ベルは紡花から鍵をもらっていた。カエルのミチルにモルヒネを注入して連れ出せばいい。眠らせた状態でカエルに低周波を聞かせて窒息死を引き起こした。

    低周波、いびき。
     ワニと対話するには低周波がいい。なので、師岡クンは小型のインフラベルを持ち歩いていた。
    ベルは、師岡クンかはインフラベルを盗んだ。

    ベルは入見を深夜に訪ねた。体で誘惑。
    服を脱いでいる間、ベルはインフラベルを鳴らしていた。
    室内のカエルがパニックになりら呼吸が荒くなる。室内、酸素欠乏。
    それを想定して、ベルはあらかじめ酸素ボンベを持ってきていた。
    入見は昏倒。その間に、ベルは入見の舌を切断。
    ケルビムと打ったのは、入見というサタンが偽ケルビムだと主張する意味だった。

    紡花のイビキ、実際にはインフラベルを近くで録音したもの。ベルは、その隣室にいた自分のアリバイを印象づけた。

    モルモットは事故。換気口派空気の匂いを逃がしはするが、取り入れはしない。酸素欠乏症を促進はさせてと防ぎはしない。しかし、換気口を通じてインフラベルの低周波が隣室に届いてしまう。モルモットは低周波に弱い生き物。

    塔良は、モルモットの大量殺戮を想定ないの筋書きに組み込むためのもの。塔良が〈feel〉の実験を応用して人類滅亡シミュレーションをしようとしていることを大きなストーリーとして生かすことにした。

    風鈴、ベルは、ミカに指示を与えた。紡花を使って深夜に塔良を呼び出した。


    風鈴は、ミカき塔良を抱きしめるように命じた。
    風鈴はそのとき分電盤のところにいて、スイッチをオフにする。ミカはその場を離れる。〈知恵の実〉かま落下し、塔良は死亡り失楽園における天使の死。

    風鈴、感情を持っていないはずが、紡花の動画を見てしまいました混乱。

    ベル、フランシス語で美。
    風鈴=ベル。

    風鈴、自殺。

    →うーむ。読む前は、すごく期待していたのだが。。
    清涼院流水、南海遊、乾緑郎の推薦文の帯。
    タイトルのインパクト。
    表紙もかっこいい(上手い絵というわけではないが、構図とかモチーフなどがかっこいい)。
    だが、正統派ミステリではなかった。メイントリックは、低周波になるのかな?それ、微妙だし。。
    キャラは厨二病入ってるところは利点ではあるが、意味不明だし。。作者の作品はたいていそうだが、雰囲気で読むべき作家だと思う。なんとなく理解し、なんとなく楽しむ、そう思うと悪くはない。
    タイトルがかっこいいので、それだけで功績はあるかな。失が三つ続く意味は微妙だったが、、後付けっぽく、納得感があまりない。。

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    2026年08月17日
  • あの日、タワマンで君と

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    ネタバレ

     文章が非常に読みやすかったです。一気読みでした。エピローグでまんまとやられました。警察介入遅すぎじゃね、弓道部って出来すぎじゃないかは気になりましたが、それ以外は楽しめました。創一にはもう身の丈に合わないことをするな,他人の人生に首突っ込むなと言いたいです。

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    2026年08月12日
  • 失失失楽園殺し

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    #公式レビュアー
    クローズドミステリー作品。
    天才ばかりが集まる夏休みの人が少ないとある島にある大学院大学の台風によって閉鎖されたフロアでおこったカエルの死から始まる殺人事件たち、読み終わるのになかなか苦労したのはAIや量子やら普段距離をとっているモノがかなり散りばめられていたからだが、物語が終盤に差しかかると、生成AIやら他国が我が国を終末へ導いているのでは?みたいなはなしになってきてかなり現実的で主人公たちのような感情があるのかないのか分からない天才たちが世界を救う変えていくやさしい世界になれば良いなんて、そんなふうにも読めてしまったし、終わらせた事件の始まりは恋愛感情でもあったりしたのでヒトって怖いななんていうふうにも思えたりしたのだ。

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    2026年07月30日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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    推理の中とかに出てくる言葉とかで難しい言葉が多く、少し分かりにくかったです、、( ̄∀ ̄)
    自分まで天草茅夢が推しになりそうです(^ω^)

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    2026年07月13日
  • チーズ屋マージュのとろける推理(新潮文庫nex)

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    舞台は東京・神楽坂の路地に佇むチーズ料理専門店マージュ。
    女性が苦手なイケメン店主・真沙流と、DV彼氏から逃げてきたところを拾われた美藻が、客が持ち込んだ謎や悩みを料理で解いていくグルメミステリー。

    人が死なないライトなミステリーで、作品全体に漂う優しい雰囲気と、真沙流と美藻の掛け合いが面白くて、さらりと読める。
    また、森作品の魅力のひとつ、詩的な美しい情景描写が、今作でも随所に見られた。

    ラストは、真沙流と美藻それぞれが抱えていた問題にも一応の区切りがつき、新しい居場所で頑張っていくという前向きな終わり方。
    出てくるチーズ料理も美味しそうだし、ほっこりとした気持ちになれる一冊。

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    2026年06月29日
  • 名探偵の顔が良い2―謎解きはジャンクな自炊とともに―(新潮文庫nex)

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    今回もテンポよく謎解きが進むのでサクサク読めました。

    ただ登場人物がみんな怪しかったり、ベタな程に事件が起きそうな舞台だったり…こうTRICKを少し思い出しますねw

    前回はお店で提供されるジャンクフードでしたが今回は自分で作るジャンク飯でしたね。

    どれもめちゃ美味しそうで読みながら空腹を感じました。

    特に最終話のエノキステーキ丼とか普通に手軽に作れそうですのでやってみようかなぁ…

    しかし推し…主人公への好感度高すぎな気もするんですが…これは進展あるのでしょうか?

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    2026年06月16日
  • 黒猫の刹那あるいは卒論指導

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    ネタバレ

    美学探偵黒猫と付き人のシリーズ0にあたる短編集。美学解釈ミステリ。

    ①数奇のフモール

    友人の梨木杏奈ら振られたので茶室で断髪式。糖茶会のメンバーだから自由に使える。数奇を凝らしたおもてなしをする。

    ゼミを抜ける梨木杏奈の最後の発表。
    〈優美な死骸〉という技法。複数の人間が、互いの制作過程を知らずにそれぞれ作った作品を組み合わせる技法で、その狙いは集団コラージュによって個人の価値観を超越すること。
    それに選ばれた人、謎の黒いスーツの青年。
    真っ黒な書物は/焼かれながら/彼女を眺めていた

    杏奈のための会。
    小さな入り口から入ると、
    「にじり口を通った瞬間から、君はアリスになったんだ。君と私は世界の片隅で巨大化する乙女」
    掛け物。
    「美は痙攣的なもの、そうでなければ、存在しない」
    杏奈は茶菓子を用意。真っ黒な紙片を丸めたようなもの。
    食べようとしたところてま、外から「そこまでにしておこう、梨木クン。すぐ出なさい、その茶菓子を食べてはならない」と唐草教授。
    黒い物を投げ入れる。

    唐草教授、審糖庵草月。茶道サークルの中心人物だった。二字が隠れてる。

    唐草教授、ハゲになってる。
    さっき、投げ入れた物体はかつらだった。

    杏奈が恋したのは教授だった。
    「若い人は若い人と恋をすべき」と断った。

    謎の青年。復讐が近く行われると教授に伝えていた。
    気づいたきっかけは〈優美な死骸〉。僕が担当した『彼女を眺めていた』以外の二つの文〈書物〉〈焼かれ〉の相性のよさ。


    発表のあとの杏奈の言葉も気になった。『この詩は現実を動かす』

    教授、君はまるで黒猫だ。

    教授、糖茶会で鬘のことを〈黒い書物〉と呼んだのは私。
    私は審糖庵草月の号を名乗るときは鬘をつけない主義。〈知〉は内奥に隠れて滅多に顔を出しませんよ、というフモール。
    →かつらのこと、黒い書物って。。かっこつけすぎだろ。。

    鬘を焼いて恥をかかせることが復讐ではなかった。鬘が遊びであることを糖茶会メンバーは知っていたから。

    教授にも招待状。教授のは一時間開始が遅い。

    わたしには、睡眠薬を盛るつもりだった。
    杏奈は〈優美な死骸〉で誕生した一文を現実のものにしようとした。そのためには、〈彼女〉に相当する女性が必要だった。

    黒猫、わたしの方を見ていた。それで杏奈はわたしを選んだ。
    愛の告白かと思ったら、寝癖ついてた。
    教授も見ていた。それで、杏奈は教授がわたしを好いていると誤解。

    フモール、ユーモアの語源。

    杏奈、眠ったわたしを揺り起こす教授の姿を盗撮したかった。揺り起こすシーン、抱き合う2人に見える。スキャンダル。
    誤解させるためには君の服を脱がせるか切り裂くかくらいしたかもしれない。


    ②水と船の戯れ

    唐草教授、我々美学者が向かい合わねばならないのは作品でも作者でもない。美そのもの。

    東京とトーキョー展を出るまでに物語を作ってくれ。

    レディ・メイド(既製品)。

    わたしの話。
    幕末。六月。
    主人公は千代と佳代。ゲイシャ。佳代が姉貴分。
    千代、好きな人はいるが、未婚。佳代を贔屓にしている男。
    自由恋愛は一般的ではない。佳代は千代の恋を後押し。佳代は男に、千代の気持ちを伝えるが。
    男は、自分はつねにあべこべな男だり船にはいつも水が満ちていて、船の周りには一滴も水がない。だから、千代さんと男女の仲になることはない。
    →ここ、いみふ。どういう例え?
    それから、男は芸者の店に現れなかった。
    雨が降り出した。男の予約日。ところが現れない。浸水したかも。
    佳代は悩む。男に千代を紹介しようとしたが、男の気持ちが自分に向いていたら傷ついたかも。自殺を測ったのでは?
    見に行くことに。しかし、客に入れ上げたと噂が立てばここには戻れない。佳代は行くことに。
    一方、千代は夢を見ていた。佳代が芸者宿を出て行く。理由は、もう泪が枯れてしまったの。
    目を覚ますと、佳代いない。
    同じ頃、町医者が千代に、ある男の看病を頼みに。自殺したが、一命をとりとめた。行ってみると、例の男で。二人は結ばれた。

    黒猫の解釈。水と船。江戸時代は米藏があった。
    水の船のイメージがきて最後に自殺とくれば、入水自殺。


    男が佳代に言った『水の満ちた船』は何のメタファーだったか。
    インターテクスチュアリティ。エドガー・アラン・ポオの『早まった埋葬』。主人公は、特発性の全身硬直症に悩まされており、生きたま埋葬されることを恐れる。
    わたしの話の男は、『自分はつねにあべこべな男だ。船にはいつも水が満ちていて、船の周りには一滴も水がない』と言う。これは『早まった埋葬』の主人公の、呼吸がない状態にありながら生きているという〈あべこべ〉を即座に想起させる台詞。
    →そうなの??無理やりな飛躍だな。。

    『早まった埋葬』における〈死〉を〈恋〉と置き換えると、符号が多くなる。恋はいば初めて人間が生の躍動にきづくための装置であり、恋を失うことは死を生きながら体験するのに近い。この置き換えによって、ポオのテクストは〈恋に落ちていないのに、恋に落ちていると間違われることを恐れる男の話〉に変わる。

    男は佳代だけを愛していた。そうでなけばあの台詞は出てこない。
    船は身体のメタファー、水は愛のメタファー。すると、佳代に愛を捧げたいのに、佳代は見向きもしない。

    命題は他に3つ。
    嵐の夜、佳代はどこへ消えたのか。
    千代の見た夢は何を意味するのか。
    町医者はなぜ千代に男の看病を頼んだのか。

    町医者は誰の差し金で男の看病を頼んだのか。


    親族でもないのに医者が千代に依頼するのは不自然。でも、千代之思いを知る誰課釜頼んだとしたら。
    〈身を引く女の物語〉

    家のなかの船。お風呂。
    男は前の晩に酒でも飲んで、そのまま風呂桶に眠った。大雨の日に。坂下に住んでいるので、浸水しやすい、木造の家なので。

    佳代、助ける。まだ意識ない。
    町医者に頼み、千代に看病を依頼。そして、佳代は失踪。

    これが解釈A。

    もう一つの解釈。
    佳代は罠にかかった。


    →創作だから、黒猫の解釈を言わせたいために、わたしの話を作ってるな、という感じ。
    毎度ながらだが、このシリーズのミステリは解釈なので、解答ではないので証拠もなく、一つの解答にたどり着かないし、解釈なので飛躍があり、しっくりこない。


    ③複製は赤く色づく

    朱色野鶏。品種改良。
    朱色の肢体。脚と目だけ黄色い。

    時鶏館。→時計館のダジャレで作ったのか?

    この時鶏館には、誰にも見えない部屋が一つある。そこに入らないと手に入らないものもあるけれど、そこに入っているときは自分もまた見えなくかる。
    →なんで、そんななぞなぞ的な言い方するねん。

    時鶏館で黒猫、見つけられなかったり

    謎。
    黒猫、どこへ消えた?
    オルニス・ホルトゥスから時鶏館に来たのは確かかり
    そもそも黒猫はなせまオルニス・ボルトゥスを訪れたのか。

    オルニス・ホルトゥスから時鶏館は一本道で、途中で金網を乗り越えたとは思えない。

    時鶏館の出入り口は一つ。



    黒猫、現れる。

    尾行、バレていた。

    黒猫がオルニス・ホルトゥスや時鶏館に来た理由。唐草教授に頼まれていた論文のため。複製芸術の美学的可能性を探る。
    品種改良は、一種の複製。

    夏葉さんが博士の心にいかに入り込んだか。

    ポオの『赤死病の仮面』。密室にいる人間の命をいかに奪うか。赤死病が国中に蔓延するなか、プロスペロ公は広い敷地に所有する大伽藍の一つに健康な人々を集めて閉じ込もる。
    赤死病が侵入の日は、仮装舞踏会。
    あらゆる人々がグロテスクな身なりをさせられているなかに、赤死病は紛れ込む。このとき、人々はいわばグロテスクの価値において並列な存在になっている。言ってみれば、グロテスクの複製品だ。
    →言ってみればって。。全然そうは思わないが。。基本、黒猫の理論は飛躍しすぎていて、納得感に欠ける。

    複製の目的がとどのつまり消費なんだ。バイオテクノロジーであれ、写真技術であれ、複製はつねに消費と隣接している。このように読んでいくと、『赤死病の仮面』は、十九世紀末における写真や映画の登場を予見する黙示録とも言える。
    →いやいや、そうは言えないです。ただのこじつけです。

    黒猫、消えた理由。
    作業員の制服を着ていた。
    黒猫、今日から1週間時鶏館で臨時アルバイトをすることになった。
    →ようするに『見えない犯人』パターンなのだが、単純なトリックを難しい言葉ですごく見せてるだけ。

    たぶん、夏葉さんも一度研究員のバイトをしていた。
    鳥は生まれてきて最初に世話をしてくれた人間を親だと思い込む。


    鶏の親になればら博士の興味対象に収まれる。

    鶏が一斉に鳴いたのは、奥さんを追悼。命日だった。

    博士も奥さん、あかねさんを愛してた。だから、朱色野鶏を作った。


    ④追憶と追尾

    祖母の見舞い。
    ストーカー話を聞く。ストーカーの人、施設にもいる。でも、認知症

    黒猫に聞きに行く。
    わたし、黒猫の家で料理食う。黒猫、料理も上手い。

    認知症のふりは無理。

    オルゴール直して、施設に持っていく。
    オルゴールかけたら、後で
    ストーカー、倒れ、病院へ。セイイチ。
    彫塑作家。

    首や手足がない胴体だけの彫像。トルソ。

    謎。
    セイイチ氏は何にショックを受けたか。
    オルゴールとセイイチ氏にはどんな関係があったか。
    セイイチ氏はなぜトルソばかり作るのか。

    ポオ。『ウィリアム・ウィルソン』。そこに彫塑的側面を僕、黒猫は見出す。
    ドッペルゲンガーものの恐怖小説。
    ある少年が、自分と同名で、外見もそっくりの転校生と対峙する話。

    たとえば僕は1秒後の僕によって更新されている刹那的な存在に過ぎない。
    時間差のある自己を同じテクストに収めることによって、精神の運動の歴史みたいなものが垣間見える。
    つまりは、彫塑的な主題。
    →つまり?? 飛躍しすぎ。もう、無理やり、ポオ絡みにしてるよね。



    有名な話らしいが、
    William Wilsonのタイトルは、will(未来)を含んでいる。一方で、willをとってつなげるとらアイ・アム・サム。
    つねに生まれ変わる細胞によって更新される自己をポオはかこうとした。
    →後半、wilだし、無理やりなこじつけだよね。ポオは絶対そんなこと考えてないって。

    わたし、マコトに連れ去られ、殺されそうになるも、黒猫が助けにくる。
    →黒猫、強かったのかよ。。イケメンなだけじゃなかった。。

    セイイチ氏は昔、祖母のストーカーをしていたがらある時からいなくなった。
    どこへ消えたのか。
    現在のセイイチ氏は足が悪い。セイイチ氏が祖母の前に現れなくなったのは足を悪くしたから。

    祖母の部屋を垣根越しに見ているときにはしごなどに乗っていた。足を滑らした。そのとき、祖母の部屋ではオルゴールが鳴っていた。祖父からのプレゼント。
    セイイチ氏にとっては悪夢の瞬間に流れていた音楽として記憶されていた。
    時が流れ再会したが、認知症で祖母のことは覚えていなかった。

    そこに、わたしが現れる。祖母の若い頃にそっくり。
    しかも、もう一人の自分も近くにいた。マコト。セイイチ氏の孫。
    いびつなドッペルゲンガー。
    →祖母とわたし。ストーカーと孫。なるほどなドッペルゲンガー。

    マコト、ストーカーの祖父のトルソを見ていた。その胴体、わたしを連想。

    ⑤象られた心臓

    〈象の夜会〉

    計多剛志、書道家。文字の形象に潜在するイメージを覗かせる。

    コメディアンの木戸。



    毒入りチョコレートのコント後、
    夫人に寝る中だとぎゃぐ?を言って、
    その後、窓から飛び降りた。

    意識不明だが、一命とりとめた。

    謎。
    なぜ木戸はコント後、あんな告白をしたのか。
    なぜ突然飛び降りたのか。
    告白内容は真実なのか、ジョークなのか。

    木戸は死ぬ前に自らの罪を〈告げ口〉した。

    ポオ。告げ口心臓。
    →告げ口が無理やり。なんでもかんでもポオと繋げないでほしい。
    殺意の動機が曖昧。語り手葉老人の〈禿鷹のような薄碧く、薄い膜のかかった眼〉が恐ろしいという理由から殺害を決意。それはいわば生きながらにして、死者のように何も映していないかに見えるからだ。
    →黒猫の話は、いわば、が多い。そして、必ず、全然〈いわば〉になってない。
    つまり、視線の欠落が恐怖につながうまている。
    →どこがつまり? 黒猫は、つまり、も多い。そして、全然〈つまり〉になっていない。

    「語り手は恐怖を取り除くために、ラベルの内容の一致を試しみる」
    「つまり、殺害するってことね?」
    →なぜ、わたしはそのつまりがわかる? もう、黒猫がかっこつけるために、わざと難しく言ってるだけでしょ(難しいというか、分かりにくくしているだけで、それは賢さとは違う)。

    老人の死体は床下。

    生前の〈老人と老人の眼〉の関係が、そのまま〈部屋と床下の死体〉の関係に置き換えられるんだ。
    →黒猫は、置き換えもよくするが、置き換えたらそもそも別の話では?


    部屋には語り手がいる。つまり、語り手こそが新たな部屋の〈心臓〉。
    してみると、あれは、生の形象を描いたもの。
    →無理やり話を本筋にもってこうとしてきた。。全然、つまり、や、してみると、にはならないが。。しかも、いちいちわたしが納得しているのが腑に落ちない。一度その解釈に出会ったあとではそうとしか思えないって。。

    計多夫妻とポーカー。勝ったら、木戸の事件について知っていることを話す。
    負けたら、私の背中に計多が文字を描くアートにする。

    黒猫、夫妻の癖を読んで、最後は自分の手札を見ずに勝つ(見たら表情でバレるので)。

    チョコレート、無糖のものだった。計多が木戸に渡すとき、ブラフの時の癖をしていた。

    木戸は毒入りだと勘違い、味が変だったので。しかし、最後に計多も食べたことで、安心。
    わたし、生と死の不一致、告げ口心臓のテーマがここに絡むのか、と納得→意味不明な納得やめてくれ。

    木戸は死を覚悟したから暴露をしたのに、死が幻と消えた。その恐ろしい不一致を解消するために死をえらぶしかなかった。
    →意味不明。まず、不一致を解消とか、なにそれ。

    計多、プロバビリティの犯罪だった。→たいした事件やトリックでないのを子難しく説明してすごく見せようとするのがこのシリーズだな。

    ⑥最期の一瓶

    安藤教授、長年恋い焦がれていた女性と死に別れた。美酒に殺されてしまった。

    出会いは小学校6年。福沢芙美。

    大学生になって、何度か告白したが、
    消耗したくないんだ、お前を。

    ふられたが、酒を呑み交わす関係は続けた。
    先週、芙美が寝台。肝臓癌。

    芙美、有名なジャズシンガー。
    肝臓癌のことは世間にも公表していた。
    バーテンダーはそれを知っていたのに酒を出して、死期を早めた。

    バーテンダー、動機あった。かつて、小学校のとき、いじめられていた、芙美に。

    ポオ。『アモンティラードの酒樽』
    男の復讐を描いた暗黒小説というだけではない。
    憎悪の感情の解放の果てに何が残ったか。
    思いをつげようとしたとき、フォルトゥナートは初めて手術の名前を呼ぶ。『モントレゾール』と。語源は〈私の宝〉。
    殺意を知った上で呼ぶ友の名。
    →このシリーズでも、わたしと黒猫の名前出てこないのは、ここぞというときに出すためかな? でも、二人の名前が出ないの、たまに文章が読みにくく(誰の意見か分かりづらく)なっているところがあって、微妙。しかも、書き手のわたしは、一人称も地の文で基本ないから、たまに理解しづらい。。

    バーテンダー、いじめてたのは違う。芙美のこだが好きで、金魚の糞のようについていつまてた。そのとき、たまに邪険にさらた。
    芙美は、ファムファタール。


    芙美、安藤教授のこと、かけがえのない親友。


    エピローグ

    最初の事件の寝癖。自分の左側についていた。たいして、黒猫は右後ろにいた。
    あの時、黒猫が読んだ句『彼女を眺めていた』はもしかして⋯。


    全体的に、なるほどと★5にしようかと思った場面もいくつかあったが、納得いかない場面の方が多かったので★4.
    黒猫と付き人の関係は、微妙なところを上手く書いていて、黒猫のそういう性格も絶妙で上手い。

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    2026年06月06日
  • 名探偵の顔が良い2―謎解きはジャンクな自炊とともに―(新潮文庫nex)

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    王子はいつも完璧だ。
    こんな王子実際居たらなぁ(^^)
    毎回違った嗜好の展開でおもしろかった。
    前回はおそらくこれは続編あるだろうと思っての今回2の発売だったので今後のシリーズ化は間違いなさそう。

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    2026年05月10日
  • 虚池空白の自由律な事件簿

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    読みやすくてとてもおもしろい短編連作。
    殺人とかはおこらないんだけど、街で見つけた「野良句」から、そこに書かれているとこを推理していくっていうのが楽しい。私もやってみたくなる。ただ、それにはクジラさんみたいに深く考えられるパートナーが絶対必要!

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    2026年05月02日
  • あの日、タワマンで君と

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    エピローグで『え?』と声が出た。
    想像もしていなかった、まさかの展開に唖然とする。

    最初はこんなの余裕で推理出来るわ…。
    …と、タワマン文学とやらを楽しんだ。

    タワマン文学って何やねん。
    と思いつつも一生住むことはないであろうタワマンの世界に思いを馳せる。

    展開はだいたい予想していた通りだった。
    しかし多和田が壮大な伏線回収をしてくれていて、大層驚いた。

    『タワマンから一歩も出ない』というルールがこんなところで効いてくるとは…やるな多和田…。

    そして最終章のエピローグ。
    全てがひっくり返った。

    え…、ちょ…、おま…。

    最後までタワマン文学が何かは分からなかったけど、これは確かに恋愛ミステリだ。

    何とも、こっちの自信がフォールである。

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    2026年04月24日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    連作短編ミステリ。
    要素盛りすぎジャンクな事件をジャンクフードを食べながら芸能人の推しが推理。

    主人公と推しがたまたま出会って、推しが推理して事件を解決。

    ①やみつき天誅
    被害者は闇月邸の主。庭園の片隅で、金属製の鋭利な半円の装飾〈半月〉に喉を刺されて死亡。
    しかし、死因はトリカブトの毒。死後に喉を装飾で切られていた。
    空の下の密室(外部からは入れない)。
    被害者から、口臭対策のガムのような匂い。タバコの匂いもした。

    被害者は、庭先に生えている香草(ミント)を食べる習慣。タバコの匂いを誤魔化すため。被害者がミントを植えた。被害者は勝手口から外に出てタバコを吸って帰ってくると、室内を通って玄関に鍵をかけて、外に出て、庭先でミントの葉を噛んでから門の外を散策して口臭が消えるのを待つ習慣があった。
    犯人はその習慣を利用。
    トリカブトの葉を切り、形を合わせ、植物性のノリで重ね合わせた。

    犯人は家庭教師を教えていた清奈。アリバイのため授業中、窓に付いた蚊を追い払うふりをして窓を叩いた。それで、立てかけておいた〈半月〉が落ちる。
    家紋を刺すことで、闇月家が被害者の手から解放されることを闇月家の人に知らせたかった。父親じゃない、あんなの。

    外のミントを食べる習慣てのがピンと来ない。わざわざ外の葉を食べる人いる?
    トリカブトをミントの葉の形に切って、ミントだと誤認させるのはなるほどと多少は思ったので許す。


    ②双生児が多すぎる

    被害者、小説家。

    二組の双子が同じ会員制のホテルに。  熱烈なファン。
    クレーマー。

    被害者の傍に「双子」の文字。被害者、日本語できないはずだが。

    第一発見者の翻訳者も実は双子だった。
    編集者と翻訳者。


    被害者、兄がいた。
    自分は体がでかいからXXL
    兄は小さいからXXS
    双子の字にそれが隠されてる。字を足して違う文字に見せかけた。
     
    兄、被害者のカバンに隠れて来ていた。

    色々とツッコミどころはあるが、双子の中にXXSがあるのは、多少なるほどと思った。


    ③華麗なる降霊

    降霊術バー。

    芽衣、降霊術士。

    香代を降霊させる。
    かつて自殺した。

    「裏切り者に死を」

    かつて香代、服毒死。チョコレートに毒。

    成宮、降霊会後、逃げるようにトイレに。

    5階のトイレから脱出?
    成宮、脱出王と云われていた。
    裏切り者と言われ、ビビって逃げた?
    それで頭を打った?

    成宮、亡くなってた。

    芽衣、香代だった。
    成宮、香代の顔を見てびっくりして逃げた。

    「芽衣さん」ではなく、「姉さん」と言ってた。

    トイレに逃げたのではなかった。鏡。
    アリバイ確保のため。マスターが犯人。

    香代、死亡。心中?

    ビビって逃げるところと、鏡のところがうまくいきすぎな気がする。

    Nのマーク
    ミッシングリンク?

    ④ミッシングリンクを探れ!

    「Nを終わらせる千駄木で」
    脅迫状?

    主人公、実は調査していた。

    一件目はN徽章会員の他殺(闇月)。
    2件目はN徽章の会員の泊まるホテルで無関係な人物の他殺(双生児)。
    三件目はN徽章会員による無理心中(降霊)。

    今まで推理してきた推しが関係?

    〈Nファミリ〉
    ネニ事務所

    ミッシングリンク、王子の存在。

    犯人は王子を、殺そうとしていた。
    王子と、一緒に事務所の入所試験を受けた同期。

    〈Nファミリ〉、王子のプライベートをきり売りする違法なクラブ。


    全体的にトリックが雑だが、ジャンクフードもそういうものなので、ありかな?

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    2026年04月21日
  • 名探偵の顔が良い2―謎解きはジャンクな自炊とともに―(新潮文庫nex)

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    ややコメディよりの本作ですが、やや強引で無理矢理感は感じるかなぁ。でも謎解きは変わらず面白い。サブタイトルにあるように、本作では各話で茅夢がジャンク飯を自炊します。1巻のようにお店で提供されるような派手さはないですが、こういう形のジャンク飯もあるんですね。
    本作で茅夢と順子はかなり接近します。ジャンク飯含め、3巻ではどうなるんでしょうか。

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    2026年03月30日
  • 名探偵の顔が良い2―謎解きはジャンクな自炊とともに―(新潮文庫nex)

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     ジャンク飯をこよなく愛する推しとファンが遭遇した事件を解決するシリーズ2作目で雪密室、孤島、番組収録に豪華寝台列車というミステリー好きを擽る要素の数々と推しが作る背徳感満載のジャンク飯の描写に前作に続き腹が減った。今から続編が楽しみ。

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    2026年03月25日
  • 黒猫の遊歩あるいは美学講義

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    第四話
    快楽と言ったら不健全なニュアンスを帯びる。しかしかのエピクロスは快楽とは合理的な知の思考を指す。

    第六話
    手紙はコミュニケーションの道具でありながら、自己の魂の浄化が目的。ディスコミュニケーションによる自己の意識確認。

    静かで上品な文章。
    不器用な恋愛模様も。

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    2026年03月28日