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想い人のフオンと別れ、今日も腐れ縁の友人・小吹蘭都の家で暮らす売れない画家・濱松蒼。ある日彼の元に、後輩の澤本から「絵を教えてほしい」との電話が入る。当座の生活費を得るため承諾した蒼だったが、澤本の父親からも、蒼がかつて描いた女優の肖像画を探してほしいと多額の報酬を提示される。一方、蘭都は蒼の絵を追う組織の影に気づき、事件は二人の想像をはるかに超える事態に――。『探偵は絵にならない』続篇
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Posted by ブクログ
前作が記憶になくても大丈夫。今回は浜松っぽさをあまり感じなかったが、知らないから気付かないだけかも。やたら組関係者が多いのが気になる。蘭都のアロマ講釈がほどほどなのが謎の雰囲気でちょうど良い。やり過ぎすると胡散臭くなりそう。
蒼がかつて描いた女優の肖像画を巡って、複数の組織が動き出す。女優の過去の謎と人間関係が絡まり、読みごたえがある。
若くして画壇デビューしたものの、最近はスランプぎみで地元浜松に戻ってきた画家の蒼と、アロマテラピストにしてヤクザの親分の子息である蘭都の、馴れ合わないけど信頼し合っている関係性がとにかく好き! 蒼が描いた女優・石溝光代の肖像画の行方を探すうちに、数々の事件との関連性に気付いて… 影のあるヒロインが良...続きを読むかった!
今回はかなり物騒な回になってしまいましたね……。バラバラだった事件が全てつながった時の驚き。蘭都も蒼もなんだかんだで腐れ縁だねえ。 親と子の関係が主だった感じ。好きにさせてもらえない子、子に脅させれる親、いろんな親子の形。澤本が一番はっきりしなかったけど、最初から見切りがついていたのかもしれない...続きを読む。 フオンも目標に向かって進んでいて安心した。言葉を消費してしまう感覚がまた後悔にならなければいいけど。。。
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探偵は追憶を描かない
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森晶麿
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