森晶麿のレビュー一覧

  • 黒猫の約束あるいは遡行未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フランスの女の子、マチルドとおなじみ「付き人」双方の視線からの黒猫への想いが描かれています。
    建築学・美学、遡行する塔の謎、屋敷に住まう人々の不思議加減など、相変わらずキュン・ドキッのシリーズ。

    0
    2015年02月19日
  • 黒猫の刹那あるいは卒論指導

    Posted by ブクログ

    うっかりびっくりするくらいあまあまだった…!
    黒猫の過保護っぷりが際立っている。
    付き人かわいい。付き人かわいいよ。

    0
    2014年12月04日
  • 黒猫の刹那あるいは卒論指導

    Posted by ブクログ

    遊歩のときに比べてかなり話に無理がなくなってきた気がする。容易に推理できる部分もあり、解説を聞けば納得できる内容になっていると思う。自分が学んでいる美術との関連もあり、楽しめた。

    0
    2014年10月27日
  • 黒猫の約束あるいは遡行未来

    Posted by ブクログ

    建築者が亡き後、誰も構想を知らないのに成長していくと塔の謎を追ううちに、事件に巻き込まれていく黒猫。そして、映画に出演することになった付き人。

    遡行する塔がなぜ今も成長を遂げるのか、その理由やそこに秘められた思いなどは、関わる人たちの一途な思いはとても哀しい。関わる人たちがとてつもなく知性と理性が生む美学なのかもしれません。

    黒猫と付き人の関係も少しは近づいたのかな...。美学については全く理解できなくても、二人が同じ空間で討論する姿は読んでいてにんまり。今回は一歩近づいたかのように見えたので、ますますもどかしく少し糖度高めでした。黒猫、少しひどくない?と思いつつも、黒猫だから許せることで

    0
    2014年09月29日
  • 黒猫の約束あるいは遡行未来

    Posted by ブクログ

    〈遡行する塔〉と約束の映画、イタリアで再会した黒猫と付き人ちゃん。

    塔がどうしてその形状なのか、とてもシンプルでもどかしい想いには泣きたくなった。
    だけど約束した未来のために、今を走る。約束があるから頑張れる。二人にとって恋とか愛とか名付けようとするにはあまりに難しいようなその気持ちがとても前向きなもので安心した。
    大切な人との約束なら、果たさなくちゃね。

    黒猫が、付き人ちゃんの名前を呼んでくれたらわたしはそれだけで幸福になれるのに。

    二人にはどんな未来が待ってるんだろう。
    まだまだ今後が楽しみ。

    0
    2014年09月25日
  • ホテル・モーリス

    Posted by ブクログ

    この人の作品は初めて読んだのですが、いやはや驚きました。登場人物達が現実離れしすぎているという批判はなきにしもあらずですが、それを補って余りある驚きがここにはあります。気持ちよく驚きたい方は是非。

    0
    2014年03月11日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

    Posted by ブクログ

    シリーズ屈指の完成度だったと思う。情景の美しさに感動。
    すれ違ってるようで実はしっかり繋がっている二人の関係がなんかいいな。

    0
    2014年01月13日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

    Posted by ブクログ

    事件も黒猫の講義もとても面白いのに、心残りがあるとすれば、黒猫の講義の半分も理解出来ていないあたりか。あぁ、自分の学の無さが恨めしい。

    0
    2013年12月23日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

    Posted by ブクログ

    付き人ちゃん可愛いなぁ…(笑
    好きだって認めたんだね。
    そして黒猫が素直じゃない!!でもそんな黒猫が好きだ(笑
    二人の関係がすごい好きです。離れていても深いところで繋がってる感じ
    今回もすごく面白かったです。

    0
    2013年12月14日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

    Posted by ブクログ

    読み終わりました!
    最高に面白かったです。
    エドガー・アラン・ポーの本、ますます読みたくなってきた(笑
    ラストにキュンとしました。付き人ちゃん可愛いし、黒猫カッコいいし、今まで読んだ本で一番面白かった

    0
    2013年11月27日
  • 黒猫の遊歩あるいは美学講義

    Posted by ブクログ

    黒猫大好きです。
    読んでて面白いし、キャラも面白い。
    二人の距離感がなんともいえないけど好きです。

    0
    2013年11月25日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

    Posted by ブクログ

    黒猫が海外へいってしまってのシリーズ三作目。日本にいる助手と海外にいる黒猫のかかわる事件がリンクする。

    0
    2013年11月09日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

    Posted by ブクログ

    黒猫シリーズ三作目。パリと日本、別々の場所それぞれの謎を解くふたり。
    付き人ちゃんに付き人くんが現れてしまいましたよ!
    今回の講義はポオとサン=テグジュペリ、万葉集。
    キーワードは「時間」。

    愛する男に蔓を巻く勇気を持たぬ付き人ちゃん。
    やだなぁ黒猫は蔓のように絡まる君にとっくに離れられなくなっているのに。
    黒猫の接吻も黒猫の薔薇も、誰に捧げられているのかってことですね。

    付き人ちゃんは!そろそろ黒猫の愛を自覚しなさいよ!

    0
    2013年10月20日
  • 黒猫の遊歩あるいは美学講義

    Posted by ブクログ

    凄く面白かった。
    文章が目から脳に入ってそのまま文体にずぶずぶ沈んでいる感覚。
    キャラクターが個性的なのに淡々としていて読みやすい、ポーの解釈や推理や講義も飽きずに読めた。
    人間というものに接している推理というのも好ましかった。

    0
    2013年07月24日
  • 黒猫の薔薇あるいは時間飛行

    Posted by ブクログ

    黒猫シリーズの中では、一番すっきりしていて読みやすいように感じた。知っている話題が出たからかもしれないが、納得できる部分が前作、前々作より多い。

    付き人さん鈍すぎ・・・!だがそれがいいのかも・・・?

    0
    2013年05月11日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

    Posted by ブクログ

    黒猫シリーズ第二作!
    第一作の「黒猫の遊歩・・・」よりも、長編でしかも読みやすい。

    バレエの「ジゼル」について書かれていて、バレエのことを全く知らない私でも何とか読めました。少し、知っていた方がより読みやすいのかもしれませんが。

    バレエ「ジゼル」を「黒猫」と「付き人」で鑑賞中、ダンサーが倒れる事故があった。
    5年前にも同じ舞台、同じ演目でバレリーナが死亡する悲劇が起きていた。
    その事件の謎を解くために、黒猫の手を借りずに付き人だけで調べていく。
    しかし、黒猫が亡くなったバレリーナと同居していたことに動揺する付き人。


    恋心を抱く付き人、黒猫も彼女(付き人)のことが気になっているのかどうか

    0
    2013年01月16日
  • 名探偵の顔が良い―天草茅夢のジャンクな事件簿―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    ジャンクなB級推理小説、だがそれがいい…。こてこてな殺人トリック要素にイケメン名探偵と素性を明かさない主人公が巻き込まれていく展開がなんかドラマとかでよく見るなぁ〜でもこういうの好きなんだよなぁと思いながら読んでいた。これは映像で観たい方かも。
    ぜひ実写化する時はジャニ系の俳優、若手女優、そして刑事は個性派俳優火9放送でお願いします。

    0
    2025年12月03日
  • 虚池空白の自由律な事件簿

    Posted by ブクログ

    俳句雑誌の編集者と友人の俳人が、自由律俳句の企画で「野良句」なるものを見つけて、その裏に隠された真意を探るミステリー。6章から成る連作短編集。主人公の2人の関係性が面白いし、バーのちえのマダム愛良さんも良い味を出している。怖い悪人も出ないからほのぼのとした気分で楽しめた。

    0
    2025年11月18日
  • あの日、タワマンで君と

    Posted by ブクログ

    お金と自由のバランスを再認識できた小説。

    お金と自由の感覚の方が個人的には深く考えさせられました。
    自分の中の世の中の仕組みが氷解させられた気がしました。

    また、小説の「あの日、タワマンで君と」の意味を知ると納得させられる小説でもありました。
    今までにないミステリーが含まれていて面白く、文章自体も個人的に好きで読みやすかったです。

    新しい小説の楽しみ方も知れたいい小説でした。

    0
    2025年10月28日
  • あの日、タワマンで君と

    Posted by ブクログ

    20代後半を迎えた青年がある日偶然高校時代に思いを寄せていた女性と再会し、そこから始まる物語

    読み終えたあと表紙を改めて見返して
    「あの日、タワマンで君と」というタイトルが、たしかに相応しい作品だとしみじみ。

    作品を読み進めていて「映画の『 太陽がいっぱい』を思い出すようなキャラ設定だな」なんて考えていたら
    実際に作中でも「太陽がいっぱい」に触れているシーンが出てきて
    「後に同じ原作でリメイクした『 リプリー』で覚えてる人の方がきっと多い、『 太陽がいっぱい』で記憶している人って少数派」と語られているけれど、自分は『 太陽がいっぱい』で覚えてる方です、、少数派なんだな笑

    『 太陽がいっぱ

    0
    2025年10月28日