森晶麿のレビュー一覧

  • 探偵は追憶を描かない

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    若くして画壇デビューしたものの、最近はスランプぎみで地元浜松に戻ってきた画家の蒼と、アロマテラピストにしてヤクザの親分の子息である蘭都の、馴れ合わないけど信頼し合っている関係性がとにかく好き!
    蒼が描いた女優・石溝光代の肖像画の行方を探すうちに、数々の事件との関連性に気付いて…
    影のあるヒロインが良かった!

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    2021年05月30日
  • 黒猫のいない夜のディストピア

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    ドッペルゲンガー、暗号、反美学。家族。頼りのない不安。黒猫と対比するように登場した灰島。謎ときで明かされる人間模様。読みごたえがある。

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    2021年05月29日
  • 前夜

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    ネタバレ

    色々な『血』をめぐるお話かな。

    さまざまな固有名詞が出てきて、それが時代感を表してたなぁと感じました。くるりとかね。

    吸血鬼、震災、BL、親子や兄弟の愛憎…
    すごくいろんな要素がぎゅぎゅっとされていて、ちょっとびっくりしました。

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    2021年05月05日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

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    難しい 笑
    でも今まで読んだことない類のミステリー小説ではあったので、読み進めるのに苦労はなかった。
    黒猫シリーズ前作ぬこの読解が必要なのかと思うと少し気が進まないけど、それでもよんでみたいかな。

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    2021年02月24日
  • 沙漠と青のアルゴリズム

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     言い回しが難しくて、掴み所のない不思議な話でした。

     黒猫シリーズの作者自身のパロディがお気に入りでした。黒猫が漁師とか想像もつかない(笑)

     創造と現実が交差し、その鍵を握るセンセの小説。ラストまでふわふわした感じでした。

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    2021年02月22日
  • 黒猫と歩む白日のラビリンス

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    ネタバレ

    黒猫シリーズ第8弾。
    教授に頼まれ、様子のおかしい学生の相談に乗る助手。学生は本の降る夢を見たという「本が降る」など5編。

    今作は身近な時事ネタがたくさん入っていました。
    (薬物使用で逮捕された人物の作品に罪はあるか?など。)
    黒猫と助手の関係は長年付き合った恋人のような落ち着き…これもまた良き。

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    2020年12月10日
  • 黒猫と歩む白日のラビリンス

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    今回は実際の事件をベースにしたものが多くて、ちょっとムズムズした。
    美学的解釈が半分くらいしか理解できないのと、不確定なことを確定的に話すのが気になるのはいつものこと。
    それでも謎の答えが知りたくて、つい読んでしまうこのシリーズの魅力は不思議だ。

    「群衆と猥褻」がわざわざそこまでするか?という真相だったのだけど、それよりも泊まりに来た後輩が味噌汁すすって沢庵をかじった後にクッキーを頬張ってた方が気になった(笑)

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    2020年11月23日
  • 黒猫と歩む白日のラビリンス

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    黒猫シリーズの第8弾は、大学教授と付き人という関係から一歩踏み出した「黒猫」と「私」が巡り会った5つの謎。今世の中で話題になっている事件や事柄を彷彿とさせるところが面白くて、いつになくとっつきやすい。

    「本が降る」・・・薬物所持で逮捕された天才詩人。彼が違法行為を働いたことで、彼の作品は貶められるのか。「作品に罪はない」という昨今、芸能人が逮捕されるたびに繰り返される言葉に、黒猫が独自の解釈を施す。

    「鋏と皮膚」・・・黒猫の姉・冷花さん登場。姉弟の信頼感が感じられる。黒猫って、やっぱり子供の頃から鋭くて、賢かったのね~

    「群衆と猥褻」・・・黒猫が担当した「芸術の不発展」のある展示が不敬で

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    2020年11月05日
  • 黒猫と歩む白日のラビリンス

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    新章2作目。
    前作ほど難解ではないものの、やはりポーの作品に沿って描かれるミステリーは理解が難しい。
    ポーの小説の難しさと、美術の専門知識、黒猫独特の言い回しなど、本当に難しい。
    ポーの小説に合わせながらも、最近美術系ミステリーでよく取り入れられているバンクシーや、昨年問題になったあいちトリエンナーレなどを思わせる時事ネタを取り入れているのは、さすが。
    今作のラストは黒猫と付き人の明るい未来を思わせる終わり方で、読み終わった後、ほっこり。

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    2020年10月06日
  • 探偵は絵にならない

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    著者が浜松湖東高校出身で話の舞台が浜松で、神間智博君が森君は後輩だから読んでみて~って推薦してたから読んでみた。

    最初から最後まで浜松が舞台のハードボイルドだね。
    ハードボイルドといっても殺人や死体は出てこない。
    恋愛小説と言ってもいいくらい。

    映画の「探偵はBARにいる3」の小説化をしたのもこの著者。

    私は2012年1月に 東直己著 「探偵はバーにいる」 も読んでるけどあまり良い印象はない。

    私はハードボイルド系はあまり好みじゃないので、良かったよ~とはならなかった。
    還暦過ぎたおっさんがハードボイルドって事もないしね。

    まあ、浜松の人で若い男性なら読んでみてもイイかも。
    あ、いや

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    2020年08月20日
  • 探偵は絵にならない

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    探偵じゃなくて画家。浜松には縁がないので地元ネタはわからないが、就職先がヤマハ、ホンダ、スズキ…の件はなんとなくわかった。主人公よりも、蘭都が何もかもミステリアスすぎて気になる。

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    2020年07月15日
  • 俗・偽恋愛小説家

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    ネタバレ

    夢センセによる独自解釈が、童話を穢すとか貶めるとか言われても全くもって理解出来なくて、むしろぼやぼやしたある意味取るに足らないとも言える曖昧なものを、しゅんっとした価値あるきれいさに生まれ変わらせてくれるように感じてしまって
    でもなんか、性格が悪い的なことをことごとく言われているので、わたしも大概らしい。。

    とりあえず夢センセ本人も美しいつもりで言っているらしいので、だよねー!となった。
    感覚を共有出来る訳がない、食い違わせずに共同体験として括ろうとすれば当たり障りない感想に終始せねばならない、細かい分析まで始めたら結果的に相手の底の浅さが透けて別れ話に発展しかねない、とかいう考え方も、最大

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    2020年07月06日
  • 黒猫の回帰あるいは千夜航路

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    そして最後は、恋の話。

    文学的 芸術的 哲学的 多方面から織りなす文書で、難解なイメージではあるけれど本当は、全てが日常にあるけれど、意識したり考えていない事。

    パオの作品を元に展開していく推理?と思考や理論。  色々な知識が無いと少し怯む気がするけれど理解の深さは問題にしなければ。

    ただそれが黒猫と付き人の恋の話

    一つの小さなエピソードや小道具がしっかり存在感と意味を持たせてあるとても凝ったものでした。

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    2020年06月18日
  • 花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理

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    まったく関係ないサークルに入ってしまった主人公。
    それもこれも、知られたくない弱みを握られたから。

    5話の日常ミステリー。
    最初の話で友人を失い(?)
    サークル仲間は恋仲の女性に振られたかもと嘆き
    合宿先で飲み比べをさせられ
    まさかの文化祭のためのサークル乗っ取りを命じられ。
    最後には、ちらちらと出てきていた主人公の父親の
    頑張り具合により~な見合いが。

    どれもこれも、主人公は動いているような
    傍観して巻き込まれているような、で
    微妙にかわいそうな…という気分に。
    面白いですけどw
    最後に関しては、両親『一生の頼み』を
    使い果たしてしまいましたが、次に使うのは
    祖母とかでしょうか??

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    2020年05月18日
  • 黒猫の遊歩あるいは美学講義

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    黒猫の言っていることが難しくて、
    よくわからなかいことが多かったです。
    途中で読むのをやめようかと思ったけれど、
    頑張って読み切りました。
    ポーの作品がおもしろそうなので、
    読んでみたいなという気持ちになれました。
    登場人物はみんな魅力的。
    漫画だったら、
    もっとおもしろく感じたのかもしれないです。
    いや、
    漫画にしたら言ってることが難しすぎて無理かな?

    続編出ているようですが、
    私は、
    たぶんもう読まないと思います。

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    2020年04月04日
  • かぜまち美術館の謎便り(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    最後に突き落とされました、ええもうそれは盛大に。
    佐久間さんはタラシということですね。かえでちゃんが空にいるとか言うからそのまま信じました。うーちょっと納得が・・誰かそれっぽいひとがいるならまだしも、これじゃ今のとこ誰もいないし、サブローさんが死ぬに死ねない。
    正直謎がどうでもよくなるくらいショックです。

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    2020年01月25日
  • キキ・ホリック

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    ネタバレ

    青春時代の青さ、痛さがとても鮮烈。
    今までの森さんの小説とは少しイメージが違っていて、後半不意に『あれ、桜庭一樹さんの小説読んでたんだっけ?』となる瞬間がありました。『砂糖菓子の弾丸ー』をふと思い出したのです。なんとなく。

    ミステリーと言っていいのかしら。幻想小説といった印象。嫌いじゃなかったです。

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    2020年01月17日
  • 黒猫の接吻あるいは最終講義

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    真善美は、アリストテレスの時代から、複雑にこんがらがって、切り離せなくて、それぞれに密接に関わり合っている。

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    2020年01月12日
  • 黒猫の遊歩あるいは美学講義

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    ネタバレ

    タイトル買い

    森博嗣さんも難しいこと言うけど、この人はタイプの違う難しさ
    美学博士なだけあって使う単語とか言い回しとかは綺麗なんだけど意味が分からなすぎる笑
    それ楽しめれば、ポォ?の作品を知らなくても楽しめるのかしら

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    2020年01月10日
  • 花酔いロジック 坂月蝶子の謎と酔理

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    日常の謎に青春と恋愛を絡めた作品。謎はどれも小振りではあるものの登場人物たちの心情が「ああ、こういう謎を生み出しそう」と思わせた。二人の続きが気になるので続きも読みたい。

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    2019年10月05日