森晶麿のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
雪に閉ざされた廃校、ある企みのもとに集められたメンバー、そして見立て殺人。好物がいっぱい詰まったミステリです。「そして誰もいなくなった」好きには特にたまらないなあ。
次々起こる見立て殺人には、不謹慎ながらわくわく。終盤になってくると、事件の真相はなんとなく分かってきてしまうのだけれど。だからといって興が殺がれることはありませんでした。犯人が誰かよりも動機が何なのかという部分にクローズアップされた真相は、また別の緊迫感が感じられて魅力的です。
青春ミステリと言っていいけれど。爽やかさよりもむしろ苦さと痛々しさが強く感じられました。だけどそこから立ち上がる希望が感じられて、読後感には何も残らないな -
Posted by ブクログ
黒猫シリーズ4作目は、番外編となります。
黒猫と付き人(ヒロイン)の出会いと卒業、
学部4年生の1年間を描いた、短編集です。
本編シリーズに対するエピソード0ですね。
毎度々々、読んでて挫折しそぅになる、
黒猫の美学講釈も、適度に抑え気味で、
付き人が、徐々に黒猫を意識していく、
微妙な展開は、とてもキュートでした。
本編既読の方を対象にした側面はあるので、
本編未読の方には不親切かもしれませんが、
キャラクターや物語の初々しさが心地よく、
ボクは、好感を持ちましたよ!
元来は、
ミステリーのジャンルから始まってますが、
もぅね、わずかにその名残を感じるのみで、
じれじれのピュア・ラブス