山本周五郎のレビュー一覧

  • ちいさこべ

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    中編を4編収録。

    どれも面白いけど、特に「ちいさこべ」と「ちくしょう谷」が好き。
    周五郎の作品は、人生にどう向き合うか、みたいなことが描かれていることが多いと感じ出るんだけど、
    長い作品になればなるほど、人生の重み、みたいなものが濃くなります。

    なかなかじっくり小説読む時間取りにくくて、長編作品に手を出しにくいんだけど、
    20代のうちには読んでしまいたいなぁ。

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    2013年04月29日
  • ちいさこべ

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    表題作「ちいさこべ」がとても良かった。
    読後の爽快感が素晴らしい、
    星4つなのは最後の作品が。。。

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    2013年04月20日
  • 山本周五郎 愛妻日記

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    ネタバレ

    山本周五郎の1930年から1941年に至る十一年間の日記 はじめて全文を読む機会が得られたとき、もっとも印象的だったのは、若い二人のみずみじしい恋の情景だった 彼の仕事のえなるギー源は妻だったのではないか 

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    2013年04月20日
  • 人情裏長屋

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    山本周五郎はいつか読まねばと思いつつ手を出せていなかったのだが、
    読書会の課題図書になったので読む機会を得た。

    推薦してくれたかっきーさんが言うように、
    「どのページを開いても泣ける」というところまではいかなかったが
    (僕の人生経験がまだ浅いのかもしれない)、
    いつくかの短編はとてもよかった。

    表題作の『人情裏長屋』は、読書会でいろんな感想を聞けて面白かったが、
    僕の感想は、

    ●その場所のいい・悪いではなく、その人の居るべき場所、居るべき世界というのがあるのかもしれない。本来、下にいるべき人間が上に行っても不幸だし、松村信兵衛のような人間が下にいるのも、いいようでやっぱり不自然なのかもし

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    2013年04月18日
  • ちいさこべえ 1

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    デザイン的、記号的な絵だが間が絶妙によく、少ない線量なのに密度を感じさせる。
    動きが少ない画面なのに、やけに生々しく感じる。
    絵のことばかり書いたが内容も満足している。原作未読。

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    2013年04月11日
  • ちいさこべえ 1

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    望月先生、やっぱり好きです☆主人公の本心をまだはっきりとは書かないものの、根底にある優しさが垣間見れるのがいい。今後の展開にとても期待。

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    2013年04月09日
  • 樅ノ木は残った(中)

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    読んだきっかけ:古本屋で安かった(3冊280円)。

    かかった時間:2/25-2/27(3日くらい)

    内容:中巻は、宿老茂庭周防の辞任から、若殿の袴着の祝いまで。

    またしてもあらすじを、wikiより転載しましょう。

    (wiki「伊達騒動」よりあらすじ抜粋・ネタバレあり)

    (ここから中巻)

    宗勝は家老の原田甲斐宗輔らと藩権力の集権化を行い、地方知行制を維持しようとする伊達氏一門と対立する。一門の伊達安芸宗重と宗勝の甥にあたる伊達式部宗倫の所領紛争が起こると→

    (ここから下巻)

    →伊達安芸は幕府に一件を上訴する。

    1671年(寛文11年)3月27日、騒動の裁判を行

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    2013年03月31日
  • 樅ノ木は残った(上)

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    読んだきっかけ:古本屋で安かった(3冊280円)。

    かかった時間:2/21-2/25(5日くらい)

    内容:上巻は、伊達綱宗の逼塞の沙汰から、宿老茂庭周防の辞任まで。

    全く知識のないまま読み始めて、いきなり冒頭から数多くの登場人物が現れ、困惑する(@_@;)
    名前が、通称であったり、住んでいる土地名で呼ばれたり、覚えにくいったらない。

    大変重厚な小説です。なんたって山本周五郎です。読むだけで賢くなった気がします。面白くないはずはないはず。
    たぶん、本当に面白いです。

    さて、上巻で、主人公原田甲斐は、味方をすべて捨て、すべてから恨まれながら、敵の懐に飛び込んで行くわけだが!

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    2013年03月31日
  • 人情武士道

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    読みやすい短編集。日本史が苦手すぎてよくわからん部分もあったけど、ショートでいい話ってのはストレスなくていいね。

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    2013年03月04日
  • 春いくたび

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    少年少女が主人公の時代小説短編集。
    幕末前後の話しが多かったけど、義経の娘の話しなども。
    叙情豊かで、描写がにおいたつよう。
    電子書籍でiPhoneにいれたので、何度も見返して勉強したい。

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    2013年02月28日
  • ながい坂(下)

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    山本周五郎の晩年の作。そのせいか深みがあり、単純ないい話以上のものを感じる。善悪で事象を判断せず、人間のやることに大差はない、とするあたりや、単なる個人の成長物語とせず、年を経るごとに考え方が変遷していくあたりが、重厚感につながっていると思う。

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    2013年02月18日
  • 五辯の椿

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    真面目で働き者の父親と道楽好きな母親を持つ一人娘の復讐劇。父親の最期も見届けずに男と遊び歩いている母親とその周りの男達に復讐していく。

    1/3程読んでパターンが決まってきちゃったな〜と思っていると色々絡みを入れてきたりで楽しめた。

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    2013年01月09日
  • 美少女一番乗り

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    山本周五郎「美少女一番乗り」は全十編いずれも主人公が少年少女の短編時代小説だ。少年少女向けの雑誌に発表されたというから、どの話も冒険活劇的天晴れな話だ。山本周五郎という素晴らしい作家の入門書としても読んで欲しい。いずれ子供たちにも勧めたい一冊。

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    2013年01月05日
  • 花匂う

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    秀作でした。全部おもしろかった。
    最後の現代物2篇は読んでないけど。

    なんで周五郎の短編って、最後の1篇2篇に現代物を混ぜるんだろう。
    時代物を何編も続けて読んだあとに急に出てくるからびっくりする、
    時代物だけまとめてくれたら良いのに。

    今作品は雰囲気の似た良い作品がずっと続いてたから
    なおさら現代物との雰囲気の違いについていけずに読めなかった。

    今年はけっこう周五郎読んだなぁ。
    まだ読んでないのたっぷりあるし、来年も引き続き楽しみます。

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    2012年12月31日
  • 青べか物語

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    解説ではノンフィクション風フィクションだとあったが、昔の日本はこういう感じだったのではないかと感じる程、人間臭いお話で面白かった。

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    2018年11月25日
  • ながい坂(下)

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    読み応えがある、重厚な作品。ここまで自分に厳しく生きる人がいるのか…。ラスト、兵部を真剣勝負で立ち直らせるところが圧巻だった。深いなぁ。

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    2012年12月08日
  • 与之助の花

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    ネタバレ

    手に取るように近づく鬨の声。ついに戦場が眼前に展開した。乱れ飛ぶ剣光、叫喚、死の呻き、馬も人も揉み返し揺り返し、燃え盛る篝火に、眼を血走らせた軍兵の斬り結ぶ姿が地獄絵のごとく映しだされた  この、この島に住んでこそ、恩讐の外に生きられるのだ 他人の作らない独自のものを工夫しなくては、という態度は、とりもなおさず、小説に対する山本の基本姿勢であって、文学に志を立てて以来、生涯変わることはなかった

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    2012年11月17日
  • ながい坂(上)

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    ストイックでまっすぐすぎる主人公が、数々の困難を乗り越えていく。すごいです。つるさんが下巻でどうなっていくのか、和解するのか、気になります。

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    2012年11月15日
  • 五瓣の椿

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    先日から、本棚に数冊足らない新潮文庫の山本周五郎をコンプリートを目指して買い足してます(徐々にですが)
    多分山本作品は全て既読で、その後誰かが本を持ち出して無くなったものと思っていましたが、この長編は未読だったかもしれません。
    特徴的なストーリーなのですがまったく記憶がありませんでした。
    山本さんの特長である人情的な気配は少なく、「法」と「人間的な掟」のギャップを主題に描かれた少々重い作品です。

    商才を認められ家付きの娘である母親と一緒になった父。店を繁盛させ大きくしたが、淫蕩な母は父を裏切り放蕩を尽くし、労咳で死の床につく父親を見向きもしない。父の死の直後、母の最大の裏切りを知った娘は、父

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    2016年07月23日
  • 五瓣の椿

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    昭和34年講談社から単行本刊行。他の山本作品とは一線を画するミステリー調のサスペンス作品。
    こんな教訓的でない山本作品には驚いたのですが、復讐を実行してゆく主人公のおしのの気持ちに入れ込んでしまうほど熱中して読めることは請け合いです。
    人生における罪や罰、そして人生の掟というテーマなので、殺す必要があったのかどうかを深く考えて読むと他のテーマよりは難しいし前向きな答えが出にくいので、娯楽作品として楽しむべきだとも思います。
    なぜならどう考えても正しかったという結論は出しにくいですから。
    でもラストにおいては作者は主人公の生い立ちや性格、年齢を考慮したのか、少し甘かったのかなと言う気もします。

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    2012年11月06日