山本周五郎のレビュー一覧

  • 柳橋物語・むかしも今も

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    ネタバレ

    「柳橋物語」
    読み始めて何となく知ってるようなストーリー。。と思ったら、
    昔、宝塚歌劇で見た「川霧の橋」の原作だった!

    でも幸さんは本当に死んじゃってるのね。。
    どこかで生きてるんじゃないか。って最後まで期待したんだけど。。。
    切ない。。

    「むかしも今も」
    最後は鈍くさくてもまっとうに生きた者が幸せになれる。
    実際はそうじゃなくても、物語のなかだけでもそうであってくれるとホッとする。


    山本一力さんの本のレビューで山本周五郎の作風に似ている。とあったので手を出してみたが、
    レビュー通り私好みかも。。

    これからも読んでいきたい作家さん1人増えました!

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    2012年01月27日
  • 扇野

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    愛情もの9編。「滝口」。女性の深層心理を無理なく表現されていて、意外な展開に感じいってしまった。11.10.27

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    2011年10月27日
  • 人情武士道

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    山本周五郎は時代劇物を書かせたらピッタリ来るね。短編物だが最後2編は時代劇じゃなくちょっと残念。電車通勤で読むには丁度良い長さ。

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    2011年10月23日
  • 日日平安 青春時代小説

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    「日日平安」「しゅるしゅる」「鶴は帰りぬ」「糸車」「『こいそ』と『竹四郎』」「あすなろう」の6編。

    どの作品も心憎い。こんな小粋な話を書く人だったんだなあと改めて感じ入っていたら、解説で、短編を読んでああ本当はこんな作家だったのだと感動するはずとあった。まさしく。
    会話やプロットの展開に小気味いいリズムがあり、とても臨場感がある。著者の作品が多く映像化されているというのも納得な話だ。
    「日日平安」は実は「椿三十郎」の原作なのだが、椿云々なる人物名は全く出てこないのにちょっとびっくり。

    「鶴は帰りぬ」「しゅるしゅる」がよかった。

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    2011年10月07日
  • 雨の山吹

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    再読

    ・暗がりの乙松
    ・喧嘩主従
    ・彩虹(にじ)
    ・恋の伝七郎
    ・山茶花帳
    ・半之助祝言
    ・雨の山吹
    ・いしが奢る
    ・花咲かぬリラの話
    ・四年間

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    2011年10月04日
  • 五瓣の椿

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    テーマは秀逸だし、痛切に胸を打つ話。が、ラストはあっさりしすぎ(主人公の独白にすればいいのに)。この人の小説にはサービス精神がない。もうちょっとあざとく盛り上げてもいいと思うが。

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    2011年09月26日
  • 柳橋物語

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    山本周五郎さんの本、衝動買いしました

    主人公・おせんが、勢いでしてしまった夫婦約束・・・
    この後から、数々の災難、苦難がおせんにふりかかるが
    周りの助けも受けながら懸命に生きていく様を描いた話でした

    おせんは幼くして父母を失い、祖父と慎ましく暮らしていたけれど
    年頃になり、幼なじみの庄吉から
    「上方へ稼ぎに行くが戻るまで待っていて欲しい」言われ、
    待っていることを約束してしまいます

    そして待っている間に起きた火事から逃げる際に
    拾った赤ちゃんを我が子のように育てることになって
    それを上方から戻った庄吉は知ることになる・・・
    そしてそれは彼女の不義理ととらえられ・・・

    運命のいたずら

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    2011年09月26日
  • 樅ノ木は残った(中)

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    徐々に明らかになる一ノ関と雅楽頭の密約など、物語が加速中。しかし、一番ミステリアスなのが主人公・原田甲斐。一体何を考え、行動しているのか?

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    2011年09月21日
  • 季節のない街

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    とっつきにくかったけど、インパクトのある作品。
    短編集だけど、同じ舞台で起こっている話。
    戦後の貧民街の話で、くさいものに蓋をせず、ただ在るものを「在るもの」として書かれていた。
    「意見」を描くのではなく、「本質」が描かれていて、作者の考えよりも、読み手がどう考えるかを促す小説だと思う。

    一般に下に見られるような人たちでも、生きてるし生活してる、そんな当たり前に、インパクトがあった。

    良い話でも悪い話でもない。在るものの話。

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    2011年09月02日
  • 日本残酷物語 1

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    日本は昭和の高度成長期が訪れるまでは、ほとんどのときが貧しかったのだ。それゆえ、数々の悲劇が産まれていた。天災や飢饉や流行病があれば、多くの人々は自殺か狂うか仏に縋るしかなかったのだろう。そんななかでも、強く悲しく生きた女性たちがいた。どんなに虐げられても、騙されても生き延びた。そのような話が「はたらく女たち」「遊女」「天草女」の段に鮮明に記されている。現代社会は経済的にはある程度豊かになったが、その反面、人や社会の絆がどんどん弱くなっている。これからどのような社会が待ち受けているのだろうか。

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    2011年08月17日
  • おたふく物語

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    「おさん」がいちばん有名かもしれないが、表題作がいい。会話が落語のように活き活きとして、暖かないい心持ちになる。特に、冒頭からの一段!ここだけで、おしずが大好きになってしまう。その会話の頓珍漢ぶり、お人好しっぷりは、母親を思い出させる。。

    山本周五郎には尽くすタイプがしょっちゅう、呑気なタイプが時々、出てくる。尽くす系は胸に迫るが、正直重たい。呑気物の方が好きだが、運も要領も悪い我が身を思うと嫉妬に似た気持ちになる事も。おたふく姉妹は、そのどちらでもない。

    おしずは忍耐の人だが、自己犠牲の陶酔とは無縁だ。のんきそうに暮らしながら幸せを掴むが、決して苦労なしに手に入れたわけではない。共感でき

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    2011年07月29日
  • 栄花物語

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    よく悪い政治家の代名詞として挙げられる田沼意次の話。現世の評価とは完全に違って、幕府財政の改革者として描かれている。案外こちらのほうが真実味があるかもしれない。
    歴史というのは権力者によって語り継がれていて、ある意味恣意的なものだと思うし、世に言う名君が築き上げた現代がこうして行き詰まっている。実際には今と違う未来を描こうとした人のほうが実際には名君と言われるべき人かもしれない。
    また、いわゆる市民は政治には無関心で、何も変わらないと諦めているのはどこの世界でも不変だ。
    国という単位を個人が実感することはまずないし、政治家もどこまで国のことを考えているか疑問だ。
    そういった意味でも本作はリアル

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    2011年07月25日
  • 柳橋物語・むかしも今も

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    柳橋物語は読んで、むかしも今もが積読←
    学校の宿題で読んだのですが、描かれてる人間の生活がとてもリアルで、日本語も綺麗で面白かったです\(^o^)/

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    2011年07月19日
  • おごそかな渇き

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    相変わらずの庶民の生活を描く山本周五郎。短編集であるが、各お話は最初の数ページはほぼ頭に入ってこない。これは文体が少し古いのと、登場人物が分かりにくいのともろもろの理由があるが。しかし、中盤から終盤にかけてどんどん話が盛り上がってくると内容が俄然頭に入ってきて最後は感動してしまう、というのが自分の周五郎さんの読み方である。基本的に長屋人情物を描く周五郎さんの短編はさほど代わり映えがしないが、この書はバラエティに富んでいた。ちょっと、ホラーっぽいのもあったし。最後の未完成で絶筆した表題の「おごそかな渇き」は長年対峙してきた宗教を扱ったものであるとのこと。さながら現代の聖書を志した著作であったがか

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    2011年06月30日
  • 四日のあやめ

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    再読

    ・ゆだん大敵
    ・契りきぬ
    ・はたし状
    ・貧窮問答
    ・初夜
    ・四日のあやめ
    ・古今集之五
    ・燕
    ・榎物語

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    2011年10月04日
  • 季節のない街

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    極貧の街で生きる人々のそれぞれの喜怒哀楽。色んな意味で生々しく力強く生きている姿に凄みがあります。「親おもい」「とうちゃん」の二つが好きです。

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    2011年05月29日
  • ながい坂(上)

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    読むのに随分と時間がかかってしまった。
    幼いときから達観した主人公が今後どうなっていくか気になる。
    つるがいいキャラクターだと思った。鼻持ちならない部分も多いけれど今後変わっていく気がする。
    強い信念で下の身分から這い上がる主人公とサラブレッドで英才教育を受けたにも拘わらず落ちぶれていく兵部の対比が面白い。

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    2011年05月17日
  • 小説 日本婦道記

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    侍が武士道なら、その妻である女性は婦道を生きる。その生き方が物凄くかっこいい。何度読んでも感度します。

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    2011年04月02日
  • 小説 日本婦道記

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    この本はへたすれば「日本の女は、こうあるべき」などととらわれかねないが、私はそうではなく、うまく言えないが日本人の根源というか、ルーツみたいなものを垣間見させてくれた、「ああ、私は日本人なんだ」と気付かされたと思う。
    読後感はとても清々しいものでした。

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    2011年03月21日
  • 小説 日本婦道記

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    男性にとって極める道が「武道」なら、
    女性は「婦道」なんだなと思えた作品。

    わたしにはまだ遠い道に思える。

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    2011年03月06日