山本周五郎のレビュー一覧

  • 日本残酷物語 2

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    島に生きる人々、というのが一番印象深い。壱岐対馬の部分だけでも読む価値がある。山の騒動では、一揆が資料をもとにして説明している。50ページもあるが、本書の趣旨からは外れているような感じがした。
     文字は大きいのだが、活字が古く、紙が黄色いので、読むのに意外と時間がかかる。

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    2022年06月30日
  • 戦国武士道物語 死處

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    古い話だけど、泣ける。大将ではなく、名も知らない部下たちの忠義、武士としての生き様、心にじんわりくる。

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    2022年05月25日
  • 時代ミステリ傑作選 逃亡記

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    今、流行の時代小説の人情物の原典がここにある。古さを感じさせない。人間は、そうはかんたんには変わらない。いいです。

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    2022年05月07日
  • さぶ

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    ネタバレ

    時代小説に苦手意識持ってたけど、読んでよかった。
    栄ニタイプもさぶタイプも現代でも、生きてると損するのは、変わらずだな。
    そしておすえタイプの女、昔からいたんだな。
    栄ニとさぶの男の友情物語としては美しいけれども、そこに厄介な女が絡んでたんですね、という、そんな私の大敵みたいな女が絡んでて、おもしろかった。

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    2022年04月16日
  • さぶ

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    読み終えて一言。
    『えええええぇぇぇーーーーー‼︎』
    しばらく驚いた後、
    驚きを通り越して、思わず笑ってしまった。
    これだから小説は面白い‼︎

    そしてこの最後の場面はどうして、こんな風に終わるんだろうと考えると…
    やっぱり最後の場面があるからこそ、主人公が過去の出来事を本当に乗り越え、怒り怨み復讐の気持ちを昇華できた事が、より伝わってくる気がする。

    ブク友さんの感想を読むのがとっても好きだ♪
    読んでいると"いいね"を5個ぐらいつけたくなる感想に出会う事がある。
    『さぶ』はそんな素敵な感想がきっかけで手に取った作品。

    その感想を書いたのはブク友の"おびのり&q

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    2022年03月18日
  • 山本周五郎 作品集 二

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    今回は1作目より哀愁漂う感じの3作品でした。
    菊千代抄 昔のしきたりに翻弄された女性の話

    その木戸を通って 今で言う記憶喪失の女性が
    最後、記憶を取り戻したのか居なくなり
    その後どうなったのか凄く気になりました。

    ちゃん  家族の嫌味なく支え合って
    生きている感じがとても良かったです。

    #切ない #感動する #癒やされる

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    2022年03月02日
  • 山本周五郎 作品集 一

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    初めて山本周五郎作品を読みました。
    あだこ 晩秋 おたふく 3作品
    どれも読んでいて嫉妬だったり苦悩だったり
    でも喜びがあったりで面白かったです。

    #深い

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    2022年03月01日
  • おごそかな渇き

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    しみじみ人情を感じる短編集だけど、実はそれぞれ違いがあり、バラエティーに富む。武家もの、心意気、相手を気遣う気持ち、ほんとうの人間らしさが感じられる。
    「将監さまの細みち」なんて、背景を変えたら現代の小説になりそう。”あのひとは知っていた”と気づくあたりはドラマのようで「蕭々十三年」「紅梅月毛」と全く違う世界を描けるってすごい。

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    2022年02月22日
  • 将監(しょうげん)さまの細みち 山本周五郎名品館IV

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    泣ける。ドラマがある。人の心にジーンとくる。思想でも、主義主張でもなく、沁みてくる。黒澤明やテレビのドラマで使われる題材が山ほど、そこにはある。

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    2022年02月22日
  • 赤ひげ診療譚

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    山本周五郎全集11
    長崎遊学から戻り、御目見医になると思っていた保本登が連れてこられたのは汚らしい貧民に医療を施す小石川養生所。
    戸惑いながらも医員見習いとして赤ひげと呼ばれる新出去定に仕えるうちに世の中の底辺に生きる貧民の生きる姿や本当の善と悪を知り、医は仁術ということを学んでゆく秀逸な物語。

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    2022年02月20日
  • 裏の木戸はあいている 山本周五郎名品館II

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    いいです。勧善懲悪、予定調和ながら泣かせる。日本人のベースは、こういった物語で作られていったのだろう。テレビドラマでもよく見られるわけだ。

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    2022年02月08日
  • 赤ひげ診療譚 合本版

    購入済み

    面白かった

    昔の医師がどんなに大変だったか
    病気に関して無知な人々が多かったんだと感じました。
    ぶっきらぼうで堅物の赤ひげ先生ですが
    患者の事を1番に考えてる姿勢が大好きです。
    好きな小説の1つになりました。

    #アツい #感動する

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    2022年02月02日
  • 白石城死守

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    歳をとり涙腺が弱くなっている身としてはたまらない。どの物語にもウルウルポイントがあり周五郎はやっぱり良いなと改めて思います。

    生きづらいかもしれないが人として一本芯の通った人間を描かせると、周五郎はほんとに上手いと思う。

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    2022年01月23日
  • おたふく 山本周五郎名品館I

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    価値観の旧いところと今に通じるところといろいろあるものの、名もない人たちの日々の努力は泣ける。文豪は、夏目や谷崎だけではありません。

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    2022年01月23日
  • さぶ

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    1963年に書かれた本とは思えないぐらい現代につながるとこがあり、人の営みは変わらないとはいえ驚く。
    身に覚えのない盗みから、人足寄場におくられた英二。この盗みの事件を誰が何のためにやったのかというミステリー要素としても続きが気になるし、"さぶ"や"のぶ"達の登場人物が魅力的。
    不公平や理不尽なことがある世の中でも周囲の支えてくれてる人を大切にしたいと思う本

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    2022年01月02日
  • 季節のない街

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    山本周五郎先生の短編集。

    昭和30~40年位でしょうか、その頃の貧民街で起こるあれこれ。

    好みとしては、江戸時代ものがよい。

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    2021年12月14日
  • 裏の木戸はあいている 山本周五郎名品館II

    購入済み

    武士と職人の江戸情歌

    沢木耕太郎の選んだ周五郎作品集(I)「おたふく」が良かったのでこの(II)を購入しました。直木賞を辞退した周五郎のような、意地っ張りの武士、職人の男伊達が巧みに描かれております。「情」たっぷりで、演歌のような情感を感じました。でてくる男性よりも女性の方が魅力的だとの見方もあるようですが、読み方次第ですね。「おたふく」も是非お読みください。(完)

    #切ない #胸キュン #ほのぼの

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    2021年12月04日
  • 日本残酷物語 1

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    ネタバレ


    道ばたに倒れ伏すものは数かぎりなく、はじめのうちこそ死体を埋めていたが、まもなくだれ一人としてかえりみるものはなくなった。いたるところに犬やカラスがむらがって、死体を食いちらす光景がながめられた。

    この飢饉のときといえども人間が家畜に近かったのではなく、家畜が人間に近かったのである。

    飢えの記録 より


     明治十二年九月十三日埼玉県北足立郡中尾村の農民はコレラ流行防衛のために、県が避病院に患者を隔離しようとしたのに対し、村民は患者の生肝をとるのだと誤解しこれを妨害した。

    新潟県西蒲原郡では消毒薬をまくのを毒薬を撒布すると誤解して暴動を起こしている。

    そこには、無知の暗黒と、じぶんた

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    2021年08月28日
  • 赤ひげ診療譚

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    「話を聞いてこい」という去定。身体ばかりではなく心の病もある。
    「いま富栄えている者よりも、貧困と無知のために苦しんでいる者たちのほうにこそ、おれは却って人間のもっともらしさを感じ、本来の希望が持てるように思えるのだ」@去定。「もしあたしたちが助かったとして、そのあとはどうなるんでしょうか、これまでのような苦労が、いくらかでも軽くなるんでしょうか」@おふみ。
    江戸時代の設定ですが、程度は違えど今の時代でも変わらないような気がします。

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    2021年07月04日
  • 柳橋物語

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    柳橋物語としじみ河岸
    柳橋物語はもう、悲惨。泣きっ面に蜂という感じ
    火事で祖父を失い、ショックで記憶喪失、洪水でお世話になったひとを失い、
    結婚を約束した庄吉に勘違いされ、裏切られる。
    しかし、最後には避けていた幸太の愛に気づく。
    強い女性

    しじみ河岸はもっと悲惨。救いがない。
    家族を養うのに疲れて、犯してない人殺しの罪を被る。
    律之助の操作により、罪を犯していないことがわかり、また元の生活に戻っていくり
    救いがない。。

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    2021年06月07日