横尾忠則のレビュー一覧

  • 言葉を離れる

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    デザイナーから画家へと転職した彼だからこそ語れる内容を人生になぞらえて書かれたエッセイ集。芸術をやる人間の頭の中を覗けるのはやっぱり興味深い

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    2024年09月08日
  • 時々、死んだふり

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    元々好きな画家さんだけど、執筆活動もしていることは知らなかった。。
    これからの人生観が少し変わるかも?

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    2024年07月04日
  • アホになる修行 横尾忠則言葉集

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    横尾忠則氏の言葉を編集者がエッセイや対談やインタビューやツイッターから引用して大きい字の本にしたもの

    どの文脈から出たものかご本人もわからないらしいが、言葉自体はとても説得力があるように感じる。
    ひめくりカレンダーに書かれているような雰囲気に薄められていて読みやすいことは確かだが、もっと背景があって深掘りしたものも読みたい。

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    2024年05月13日
  • 老いと創造 朦朧人生相談

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    横尾忠則さんの人生相談問答。

    この本を手にするまで横尾忠則さんを存じ上げず、ファンの方には恐縮な読者の感想です。

    人生相談というので手にした本です。
    ラジオの人生相談のファンなのでね。その類かと思ったのですが、そうでもあり、そうでも無い…これも本を通した縁だと思い読みました。

    横尾忠則は画家でありデザイナーであると知ったが、読み終えるまでは調べないで偏見を持たずに…と読み進める。
    挿絵が入っており、作風は伝わってきて、うーんこれはちょっと理解が難しい。

    横尾さんがどのようなお一人なのか知らずに読んだが、ふわっとしながらもちゃんと自分があって自分に責任を持っている方である。
    旅についての

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    2024年01月21日
  • 老いと創造 朦朧人生相談

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    居場所がなくなる怖さ
     今、立っている場所が居場所、その場所に置かれたときに考えればいい。
    健康法
     自分に与えられて仕事に精を出すこと。
    着るもの
     肉体に最も近い環境、 いい加減にしない。
     自分を変えたいと思ったら、自分の環境を変える 肉体と感性を変えてくれる。
     読書は人の考えをなぞること。 
    難聴
     人と話すことがない 孤独こそ最高の境地。
     ハンディに挑戦する必要はない。 それを受け入れて行動すればいい。
    老い
     欲望や執念がなくなってくる。抵抗するのではなく受け入れる。人任せ運命任せ。

     死の側に立つ。 死者の目で現世を眺める。
    内面をさらけ出す怖さ
     恥ずかしいという感情は

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    2024年01月14日
  • 【電子限定カラー版】死後を生きる生き方

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    芸術家特有?の「マイルール的な解釈によりどこまでも突き抜けていける感」が、随所にあって良かった。
    死後自体が理屈で考えられるものじゃないんだから、案外それで良いんだな、とも思った。
    勿論、そこに至るまでにアレコレの勉強や深掘りは通過している前提だけれども。

    「頭にいっぱい詰め込まないと、逆に空っぽにならないということです。」
    →瞑想っぽい体験のときに次から次に雑念が出たあとで空っぽになる体験に対して、まず雑念をとにかく持つこともある意味必要と解釈する素直な強さ(自分に良いように捉える力?)みたいなものが、面白い。

    --
    「そうしているうちに、絵を描くという行為自体が、実は僕が死と一体になる

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    2023年12月31日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ禍の数年前、未来がわからない時に書かれた文章を一応社会が再び動き出した時に読む。そこには色々な気づきがあると思いました。

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    2023年10月04日
  • わが坐禅修行記

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    坐禅修行記としてはとても面白い。板橋興宗老師や井上義衍老師が出てきたのも個人的にはうれしかったです。

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    2023年09月22日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
    この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そんな時期の発言だ。そのような意味では、更に数年後、コロナ禍を振り返るための格好の史料となりうると思った。
    この本の中で多くの識者たちが言及していたと思うが、人間にとって一番厄介なのは、人間の心の中に生じる差別、偏見、批判なのだ。どのような状況下にあっても生じるこの心の動きに、私たちはどのように打ち勝

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    2023年04月28日
  • 言葉を離れる

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    かの画家の、雑誌に連載された読書について、というよりむしろ半生についてのエッセイ

    運命に従い、全て肯定する様な生きた方
    その道程や交友関係や作品は凄まじいけど

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    2022年10月29日
  • 言葉を離れる

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    横尾忠則、交友関係がアツ過ぎる…。練りに練られた文章って感じじゃないのが内容と照らし合わせて考えた時すごくいいなとおもった。

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    2022年09月26日
  • 言葉を離れる

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    画家の横尾忠則によるエッセイ。
    まず、最初に彼があまり読書をしないということに驚いた。自身の哲学を持っているように思ったからだ。
    感覚的な芸術家ゆえか、言葉を信用していないところがあり、言葉にすることですべてが嘘になってしまうとすら考えている。
    とにかく、言葉に対して否定的な価値観を持っていることがよく分かった。
    コピーなんていうのは嘘八百だと一刀両断している。
    確かにコピーというのは往々にして商業的な宣伝である。
    けれど、クリエイターを否定する彼の考えには賛成できない。
    彼の考える芸術やアートとは対極にあるものであったとしても、同じクリエイターに対する敬意というものがないと感じた。
    また、私

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    2022年04月08日
  • 死なないつもり

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    無頓着でいく。物事に対して執着しない。そんなことどっちでもいいじゃないか、とこだわりをできるだけ減らす。起きてるけど寝てる状態。それは楽だな。

    自分が何歳か年齢を知らないって、すごい「今を生きる」だな。


    優等生の作品は、窮屈で、なんだか息苦しい。適当でいいんじゃないの。真面目すぎるか。破壊も好きなんだって。あらそうですか。破壊とか全然してないな〜いかにちゃんとやるかだけを考えてる感じ。もっと適当でいいじゃん。

    仏教が一番戒めている言葉が執着。無頓着の反対。こだわりなくていいのか。

    子ども心を持ち続けるには?目的や結果を考えすぎないこと。大事。めっちゃ大事。本読みたいんだったらずっと読

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    2022年01月20日
  • インドへ

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    これまた長ーい時間をかけて読み終わった。インド、いいなあ。前回はガイドさんに連れられて回ったもんだから車移動中爆爆睡でほぼ記憶なし。交差する道路の真ん中に牛と犬と鶏がごちゃごちゃいたのくらいしか覚えてない。
    ちゃんと考えながら、自己回帰しながら、瞑想しながら、1ヶ月くらいかけて回らないと、きっと見えてこないんだろうな。1ヶ月でもほんのヒトッキレしか見れないんだろうけど。はあ〜横尾さんこんなこと考えてるんだな、思っていたより数倍、人間くさいひとだった。読んでるうちに、勝手に近づいてしまいました。

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    2021年12月25日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    第2弾の方が面白かったから、遡ってこの第1弾も。識者による未来予測だから、概ね似た内容になるのはむべなるかなで、『とんでもないな』って思うことは無い反面、そこまでインパクトの大きい論説には出合えなかったり。ただ、そんな中でも探検家・角幡さんの投稿はかなり移植で、だからこそ際立って面白く感じられた。コロナ突入のちょうどその時期、極地単独踏破を敢行していたなんて、まさにリアル浦島太郎。そんな状況に身を置かれていたとは。色んな意味で得難い体験。面白かったス。

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    2021年12月09日
  • インドへ

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    インド行きたすぎて苦しくなる。初めてインドに行った時、ずっとサングラスをかけていて「インドから自分を守ろうとした」という表現はとてもよくて心に残ってる。スリナガル行きたいな。私はいつでもインドに呼ばれている確信がある。中国もそうだけど、波長の合う国というのはある。

    三島由紀夫が洒落込んでパリとかに入り浸ってないでインドの恐ろしい人波に身を置いてたのいいな。三島由紀夫がインドについて語ってるのよんでみたいな。

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    2021年11月27日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    コロナ後の未来のお話が1年経った今も現在進行形の状況でもフィットする内容でした。専門分野の方達がそれぞれの違った視点で社会とパンデミックの関わり合いがとても参考になりました。今後さらに深掘りしたいですね。

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    2021年06月15日
  • 横尾忠則 創作の秘宝日記

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    変な話、著者と同世代の親を持つ身として、80代の人がどんな心の動きをしているか、の参考書として、途中でもういいか、と思う気持ちを抑えて最後まで(ちょうど一年前、コロナで緊急事態宣言が発せられたあたり…2020年6月14日まで)読み切りました。もちろん、アート界のスーパースターの自我と市井の人の思い悩みの違いはありますが…思うに任せない身体の状況(著者の場合は難聴)と折り合いをつけながら毎日毎日を作っていく感じはリアルでした。その中で2019年2月16日の日記、『アトリエに行く途中、快晴の空に北斎の富嶽三十六景の「凱風快晴」の富士の背後の霊とそっくりのを見る。絵では抽象に見えるが、実は写実だった

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    2021年03月07日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    誰もが気になっているだろうし、自分も気になっているコロナ後の社会。それを考えるヒントになりそうだと思って読んでみた。

    読んでみて、やはりコロナ後の世界は誰にもわからないのだという、当たり前だけれどちょっとホッとする自分なりの結論。でも、少なくともコロナ以前に戻ることはないし、新しい社会を作り上げる(あるいは、遠い未来に実現するはずだった社会を、少し近い未来に実現する)ことになるのだろうという予測はたった。

    その時に、どんな未来が待っているのか、自分はその未来でどのように立ち振る舞うのかを、いま考えなければならないという感覚を持った。

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    2020年11月14日
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

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    某所読書会課題図書.養老さんとブレイディみかこさんに出てきたブルシット・ジョブとキーワーカーの対比、世界レベルのアイデンティティの創造(p71)、政府とIT企業の連携で見えてくる世界(p77)、国家を超える連帯の必要性(p87)、リベラル層が強権発動を言い募る危うさ(p99)、ケア階級の再認識(p133)、人と会うことの暴力性(p142)、指定感染症への指定とその後の対応(p173)などなど、考えさせられる視点が多かった.

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    2020年10月24日