横尾忠則のレビュー一覧
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好奇心も意欲も、変な欲望もなく、ぼんやりと日向ぼっこをするような生き方こそ老齢の贅沢な生き方ではないだろうか。まるで人生にも飽きたような生き方である。(本文より)『飽きる美学』では横尾忠則が「飽きる」という現象を美学として捉え直し、日常の単調さや退屈さえも価値あるものとして描きます。
飽きることによって見えてくる新たな創造性や自由、そして精神的な豊かさに焦点を当てています。各章で横尾は、自然体で生きることの重要性、病気や老いを自然な現象として受け入れる態度、そして生と死が織りなす永続的なサイクルへの洞察を提供
彼はまた、猫や芸術作品の魅力を通じて、生活における遊び心や創造的な余白の必要性を説い -
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飽きた=自由
非計画的な「計画」
老齢 自分でありながら自分ではない
エネルギー 無目的な無為な行為の中から生まれる
しらんけど あいまいさが生きやすさを求めている
しゃーないやんけ 流れは向こうからやってくる うまく乗ると勝手に思う通りに
知識から解放されて、人間は自由になれる 発想の原型や答えは自分の肉体の中に
感覚は言葉を超える 分からないものはわからないでいい
予感 考える考えないことから自由になっている時に感じるもの
アカシックレコード 人間に必要な宇宙全知識
老齢 生に対して執着がなくなっていく 次の領域への愉しみ
すぐやる思想 ストレスなくす 頭を空っぽに 無心を楽しむ 創 -
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横尾忠則さんの人生相談問答。
この本を手にするまで横尾忠則さんを存じ上げず、ファンの方には恐縮な読者の感想です。
人生相談というので手にした本です。
ラジオの人生相談のファンなのでね。その類かと思ったのですが、そうでもあり、そうでも無い…これも本を通した縁だと思い読みました。
横尾忠則は画家でありデザイナーであると知ったが、読み終えるまでは調べないで偏見を持たずに…と読み進める。
挿絵が入っており、作風は伝わってきて、うーんこれはちょっと理解が難しい。
横尾さんがどのようなお一人なのか知らずに読んだが、ふわっとしながらもちゃんと自分があって自分に責任を持っている方である。
旅についての -
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居場所がなくなる怖さ
今、立っている場所が居場所、その場所に置かれたときに考えればいい。
健康法
自分に与えられて仕事に精を出すこと。
着るもの
肉体に最も近い環境、 いい加減にしない。
自分を変えたいと思ったら、自分の環境を変える 肉体と感性を変えてくれる。
読書は人の考えをなぞること。
難聴
人と話すことがない 孤独こそ最高の境地。
ハンディに挑戦する必要はない。 それを受け入れて行動すればいい。
老い
欲望や執念がなくなってくる。抵抗するのではなく受け入れる。人任せ運命任せ。
死
死の側に立つ。 死者の目で現世を眺める。
内面をさらけ出す怖さ
恥ずかしいという感情は -
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芸術家特有?の「マイルール的な解釈によりどこまでも突き抜けていける感」が、随所にあって良かった。
死後自体が理屈で考えられるものじゃないんだから、案外それで良いんだな、とも思った。
勿論、そこに至るまでにアレコレの勉強や深掘りは通過している前提だけれども。
「頭にいっぱい詰め込まないと、逆に空っぽにならないということです。」
→瞑想っぽい体験のときに次から次に雑念が出たあとで空っぽになる体験に対して、まず雑念をとにかく持つこともある意味必要と解釈する素直な強さ(自分に良いように捉える力?)みたいなものが、面白い。
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「そうしているうちに、絵を描くという行為自体が、実は僕が死と一体になる -
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現在2023年4月末。先日、まもなく新型コロナが5類になることが正式決定されたとニュースで流れた。
この本に掲載されているインタビューや手記は2020年。コロナ禍がいよいよ始まり、おそらく世界中の誰もが、今まで非日常と思ってきたことを日常的なものとしなくてはならないという不安に覆われはじめてきた、そんな時期の発言だ。そのような意味では、更に数年後、コロナ禍を振り返るための格好の史料となりうると思った。
この本の中で多くの識者たちが言及していたと思うが、人間にとって一番厄介なのは、人間の心の中に生じる差別、偏見、批判なのだ。どのような状況下にあっても生じるこの心の動きに、私たちはどのように打ち勝 -
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画家の横尾忠則によるエッセイ。
まず、最初に彼があまり読書をしないということに驚いた。自身の哲学を持っているように思ったからだ。
感覚的な芸術家ゆえか、言葉を信用していないところがあり、言葉にすることですべてが嘘になってしまうとすら考えている。
とにかく、言葉に対して否定的な価値観を持っていることがよく分かった。
コピーなんていうのは嘘八百だと一刀両断している。
確かにコピーというのは往々にして商業的な宣伝である。
けれど、クリエイターを否定する彼の考えには賛成できない。
彼の考える芸術やアートとは対極にあるものであったとしても、同じクリエイターに対する敬意というものがないと感じた。
また、私 -
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無頓着でいく。物事に対して執着しない。そんなことどっちでもいいじゃないか、とこだわりをできるだけ減らす。起きてるけど寝てる状態。それは楽だな。
自分が何歳か年齢を知らないって、すごい「今を生きる」だな。
優等生の作品は、窮屈で、なんだか息苦しい。適当でいいんじゃないの。真面目すぎるか。破壊も好きなんだって。あらそうですか。破壊とか全然してないな〜いかにちゃんとやるかだけを考えてる感じ。もっと適当でいいじゃん。
仏教が一番戒めている言葉が執着。無頓着の反対。こだわりなくていいのか。
子ども心を持ち続けるには?目的や結果を考えすぎないこと。大事。めっちゃ大事。本読みたいんだったらずっと読 -
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