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Posted by ブクログ 2014年10月07日
三島由紀夫に「インドは、行くべき時期が来た者が行くことになる場所だ」と暗示された著者によるインド紀行。
怪しいタクシーに連れ回され、不衛生と腹痛に悩み、物乞いに追われ、海外から訪れたヒッピーだかヤッピーだかに幻滅。 なのにどんどん好きになっていくインドの 不思議が怖い一冊。 同行の倉橋君のワイ ル...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月24日
80年代のインドを著者が旅をした、その紀行文学。本作が他のありきたりな紀行文学と一線を画することができた、その最大の理由は、何よりも著者こと横尾忠則自身にあることはもはや自明の理であろう。何故、そこまで魅力的な内容に仕上がっているのかといえば、時に精緻なまでにインド人、インドの風土を描写し、かと思え...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月25日
これまた長ーい時間をかけて読み終わった。インド、いいなあ。前回はガイドさんに連れられて回ったもんだから車移動中爆爆睡でほぼ記憶なし。交差する道路の真ん中に牛と犬と鶏がごちゃごちゃいたのくらいしか覚えてない。
ちゃんと考えながら、自己回帰しながら、瞑想しながら、1ヶ月くらいかけて回らないと、きっと見え...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月27日
インド行きたすぎて苦しくなる。初めてインドに行った時、ずっとサングラスをかけていて「インドから自分を守ろうとした」という表現はとてもよくて心に残ってる。スリナガル行きたいな。私はいつでもインドに呼ばれている確信がある。中国もそうだけど、波長の合う国というのはある。
三島由紀夫が洒落込んでパリとかに...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月23日
2009年くらいに購入して流し読みしかしていなかった本。
この度、じっくり読んでみました。
横尾さんといえばインドがターニングポイントということが有名で、インドを知ってからの横尾さんの作品は以前とは異なり、宇宙観、宗教観が強くなりました。
この本の中に、横尾さんの心境が綴られています。
インドは、...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月24日
最近インドづいているので、勢いで再読。
お友達として三島さん、篠山紀信君が出てくる。
インドは人間が風景を創造している。美しい柄のサリーをまとった女性や噴水が調和する。日本では人間が風景を壊す。えらい違いだ、と言っている。
グラフィックデザイナーとしてNYから発信していたのに、インドでひととしての本...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月15日
せっかく国外で暮らしているのだし、日本語の鍛錬がてら私も何か書いてみようかしらとたまに思うのだけど、どうもどこの国でもこんな風に心震えることが無いので成立しなそう。
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息苦しくなったぼくは、ふと空を見上げた。路地から見える蒼い空は亀裂のように細長くどこまでも続いていた。そしてそこには白...続きを読む
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