プラトンのレビュー一覧

  • パイドロス

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    ソクラテスとパイドロスとの対話で、弁論術についてをやりとりしている。前半は恋を主題にやりとりがされ、後半は当時巷で流行っている弁論について考察を重ねるような構成だった。しっかりと、注釈を読み込んでいないので、理解していないままの語もあり、内容を得心したわけではない。
    分割と統合を重ねる方法を説明しているところ(130ページあたり)が、私がなるほどなぁと思えたところだった。

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    2023年03月29日
  • 饗宴

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    ソクラテスやプラトンについて語られる時によく出てくる逸話が、もともとどんな文脈で語られたものかがわかって面白かった。訳者による時代背景等の解説も有用。

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    2023年01月12日
  • ゴルギアス

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    この本は、ソクラテスと3人の人物との対話形式で書かれており、「口が上手い人が本当に賢い人なのか!」という問題や、政治の本題を取り上げているものです。
    私には、読みにくい本でしたが、2000年以上前に書かれた本を読んでいる思うと、不思議な気がしました。
    ぜひぜひ読んでみてください。

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    2022年08月31日
  • 饗宴 恋について

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    飲みながらエロス(愛とか女神とか。決して肉欲的なものだけを意味するものでは無い)について語っているのを眺める本。ソクラテス登場回。めっちゃエロスについて語ってるけど、ソクラテスの問いもなかなかのもの。エロス云々より無知の知でソクラテスがひたすら問い詰めるのはこんな感じなのかと思った。結構鋭い。そしてソクラテス崇めすぎやろwと思える信者もいる。あと、面白かったのは婦人もソクラテスに文句あっかと言わんばかりに独自論を展開する。強い。古代ギリシャの力強さを感じた。

    そしてエロスについて。正直読みづらいので中身まではしっかり入ってない。ただ、本当にその人の為を思って、見返りを求めずに行動することなん

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    2022年08月18日
  • 饗宴

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    古代ギリシャ当時のエロス観と、ソクラテスの哲学的エロス観との対比が、物語調で書かれた本です。
    当時の少年愛という風習があることは知っていたし、ギリシャ神話を少しかじっていたことが理解の助けにもなり、読みやすかったです。
    訳者による、時代背景や登場人物一人一人のエロス論への丁寧な解説があるのはとてもありがたいですね。
    エロスとは、「何物とも比較できない、独立した普遍的な美」を追い求める欲望である(と解釈しましたが正しいのかはわかりません笑)、というソクラテス(プラトン)の考えが、後のプラトンのイデア論へと繋がっているそうです。

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    2022年07月31日
  • メノン~徳(アレテー)について~

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    プラトン哲学のうち、初期に書かれた戯曲。「アレテーは教えられるか?」を問う若者メノンに対し、「そもそも自分はアレテーが何かすら知らない。よって、アレテーは教えられるかを知る由もない」とソクラテスが答える。メノンにアレテーとは何か問い、反駁し続ける事で、事物の本質を自分の頭で考え、「想起」する重要性を読者に説いているように感じる。

    この本を読み、自分の今までの学習はメノン寄りの考え、つまり川上から川下に水が流れるように、智慧者から教わるもの(正当化)に近しいものだったと感じる。プラトンはこれを否定し、生まれる前に人はあらゆる事を既に知っており、学習や経験によって想起する事が知であると解いている

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    2022年06月04日
  • パイドン~魂について~

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    哲学史の教科書でプラトンの教説とされているイデア論。
    それをもっともまとまった形で示している著作。


    ソクラテス最期の日、肉体と魂とが切り離される死の直前という舞台設定にふさわしく、
    魂が対話の主題として扱われる。

    「魂と肉体」という対比を軸として、思考と感覚、不変と変転、絶対と相対、イデアと事物、真の原因と自然学的な原因など、さまざまな対比が重ねられて語られる。
    この対比によって、いわゆるイデア論が図式的に提示されている。

    魂についての論証は、当時の自然学の知見を意識して行われているので、今日の我々にとっては説得的ではない。
    また、対話相手の提示する話も、それを承けたソクラテスとのやり

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    2022年06月01日
  • 饗宴

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    古代ギリシャの哲学者・プラトンによる、師匠であるソクラテスの物語のひとつで、エロス論です。

    舞台となるのは詩人・アガトン邸での饗宴(飲み会の一種)の席。アガトンが大勢の大衆を前に見事な詩を披露して優勝したお祝いの饗宴です。そこに出席した者たちが順々にエロスについて語っていきます。途中、演説の順番が来たアリストファネスのしゃっくりがとまらず、次の順番をひとつ飛ばしてもらうアクシデントがありますが、これはこの哲学議論物語にユーモアで彩ったアクセントなのかもしれません。

    まずはじめのパイドロスの話からもうおもしろかった。
    「自分がなにか恥ずべき状態に置かれている状態を愛する者に見られるとき、最も

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    2022年05月23日
  • パイドン~魂について~

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    これまでプラトンの著作を有名どころから色々読んできた上で、これがあのイデア論か!と思った後に、ついにソクラテスの死の場面が描かれて、なんだかショックを受けてしまった…。
    論理展開は?と思うところや時代背景の違い、おそらく今よりもっと神話が思考と切り離せないくらい身近であったころということで、違和感があって、ついていけなかった。
    小説的に読んでしまった。
    残りの作品と国家論、解説書を読んでいきたい。

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    2022年01月27日
  • 饗宴

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    構えてたよりも読みやすくてびっくりした。
    文化の背景は違うけれど、現代にも通じそうなことを書いていて驚いた。

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    2022年01月20日
  • 饗宴

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    面白い!エロスの賛美をしていく中で、前半は神としてのエロスの賛美を。後半は神ではなくダイモンとして、美しいものよいものを目指す存在であることがかたられる。この欠如しているからこそ、欲し、追い求める姿こそがエロスだという解釈に帰着させるために、様々な視点からエロスについて語られる。途中のアガトンとソクラテスの対話でアガトンのエロス解釈が誤りであることを気づかせたソクラテスの手法は、部下との面談の場でも活かせないものかと思う。

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    2022年01月02日
  • 饗宴

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    これは解説無くして読めなかったな。パイデラスティアという風習がどんなものか全く想像できないし、それ以前に寝椅子で横になって食事っていうことすら???だったしな。(多少横になってたほうが消化にはいいのか?)
    まあこの少年愛の理解は難しいだろうから、それはそういうものだということで受け入れて読む。
    でも結局エロスは何なのかが、ディオティマなる巫女?の話で説得されて終わってしまった。うーむ、、もうちょっと考えてみたい。エロスについてはパイドロスでも議論されるみたいなのでそちらをみてみよう。

    アルキビアデスのソクラテスに対する感情は、何となく理解できる。ああ、そう、美少年繋がりのせいかもしれないが、

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    2021年08月15日
  • メノン~徳(アレテー)について~

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    「プロタゴラス」で、ホメロスを引用して“2人で行けばどちらかが先に気付くことができる”と言っていてるのだけど、いいこと言うなあと思う。
    プロタゴラスに引き続きアレテーについての探究。誰もいなければ歴史の中での対話に参加することができると教えてくれたのはセネカなのだけど、プラトンのおかげ。彼らは無理強いもせず、置き去りにもせず、待ってくれる。

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    2021年07月18日
  • 国家 上

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    「いかなる神も信じておらず、アテネの青年をそそのかして伝統的な信仰から離脱させた」として、ソクラテスは「毒杯を自分で飲む」の刑に処されることに。友人クリトン「逃亡の準備したから逃げて。あなたは判決が間違っていると主張しているのに、なぜ刑罰を受けるのか」。ソクラテス「裁判は不正だが、脱獄もまた不正。脱獄は善ではない。不正されても、不正の仕返しをしてはいけない。ただ生きるのではなく、善く生きることが大切」。プラトンPlato『ソクラテスの弁明・クリトン』BC399

    ポリス。人々は市民共同体として共通のルールの下で協力する一方で、名誉・名声を得る競争をしている。弁論術で他人を操作したいと望んでいる

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    2025年08月11日
  • 国家 上

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    ネタバレ

    対話の流れがはやすぎて時々迷子になった。
    興味深かったのが、どんな人にも固有にもつ才能があり、それを見つけ出して国家のために役立てることの重要性を話していた。
    知識という言葉はあくまでもカテゴリーという意味づけで〇〇の知識という使われ方をしていることを再確認した。

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    2021年06月20日
  • プロタゴラス~あるソフィストとの対話~

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    難しかったけど、読めなくはなかった。
    対話形式でアレテーについて深めていく内容で、ソクラテスの論理的な思考が物凄いなと思った。仮説を立てて証明を行なっていく様がとても面白かったし、物事を深く考えるのって楽しいんだなと思った。

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    2021年02月17日
  • 国家 上

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    個人の話から国家、そして下巻の宇宙にまで広がるスケールの大きさたるや。
    壮大なものではありましたが、その国家がしっかりと個々の人間と対応していて、ある種の比喩になっているのが面白いです。
    下巻まで通読することをお勧めしたいです。

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    2020年11月03日
  • 国家 下

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    一先ず通読しました。
    厳しく合理的で誤解を生みそうなところも感じられましたが、熱くロマンがあって、尚且つ愛を感じる作品だと思います。素晴らしいです。

    復習したり、要所で読み返してみましたが誤読があるかもしれません。
    今度は参考書や研究書を読みながら多角的な視点で読み返したいと思います。

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    2020年11月03日
  • ゴルギアス

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    ソフィスト(ゴルギアス&ポロス)とアテネの政治家(カルリクレス)とソクラテスの対話を通じ、「善」を目的とした生き方であってこその人生であり、「善」を押し進めることによってこその政治であるとのプラトンの理想を伝えた対話編。

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    2020年09月08日
  • ゴルギアス

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    ソクラテスと弁論を重ねるソフィスト達の意見が、現代であっても十分通用するものなので、そっちに驚いてしまった。
    ソクラテスの意見もソフィストの意見も「なるほど。確かに。」と納得できる。
    部分的に言い回しがくどい/分かりにくいところがあったが、論理的に何かを探ることはこんなに難しいのかと再確認できた。

    個人的に、ソクラテスのような方法で議論を進められたらめっちゃムカつくなぁと思う。

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    2020年08月19日