土橋章宏のレビュー一覧

  • 超高速! 参勤交代

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    映画で、名前を聞いたことがあったので、読んでみることにしました。なんとなく読み始めたけれど、どんどんどんどん引き込まれました。フィクション的要素満載、でも、人間模様もジンとくるストーリーでした。映画も見て見たいと思います。
    映画の主演は、佐々木蔵之介さんなんですが、私の頭の中では堺雅人さんがハマり役です(笑)

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    2022年10月25日
  • 駄犬道中こんぴら埋蔵金

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    辰五郎一行はもちろん素敵なんだけど、新登場の定吉が素敵だった。正体があいつってのもいい。
    その上、良寛に広重までゲスト出演とは贅沢で嬉しくなる。
    埋蔵金目当てに向かったこんぴらさん。
    沙夜は過去を吹っ切れたし、三吉や辰五郎もだね。
    三吉の実の父の一件、泣ける。辰五郎の対応にも。
    最後、あのオチは、なんとなくそうなるような気がしてたw
    素敵な家族になったね。
    江戸について、翁丸も結局辰五郎たちと暮らしたりして、なんて想像するのも楽しい。
    ドラマがきっかけでずっと積んでたけど、読んでよかった。

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    2022年10月18日
  • 身代わり忠臣蔵

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    土橋章宏さんのお話には比較的同じ時代背景で描かれている。
    例えば、徳川宗春とかとか。徳川宗春が出てくるのは土橋さんの超高速参勤交代!などです。いつも爽快な物語で面白いですよね。

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    2022年04月04日
  • チャップリン暗殺指令

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    読みやすかった。5.15事件とチャップリン来日。
    社会に変革をと切望して行動する日本軍人たちと、世界を笑顔にしたいチャップリン。対比がはっきりしていて緊張感があった。
    貧農出身の主人公の哀しさが切なくて、応援したくなった。

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    2022年03月04日
  • 池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳

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    池波正太郎が生んだ誰もが知るヒーロー鬼平犯科帳。鬼平こと長谷川平蔵を現代の人気作家が描く作品集。
    本編を全巻貪り読んだのは、たしかまだ20代。
    池波正太郎の語りの上手さに感動し、平蔵の人心掌握術に憧れを抱いた記憶がある。
    そしてこの本にて、鮮やかにヒーローが復活した。
    正面から鬼平に取り組んだもの、若き平蔵を描いたもの、ライバルの旗本の視線から描かれたものなど多彩な平蔵に出会えた喜び。正にアンソロジーの醍醐味。堪能しました。

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    2022年01月24日
  • 幕末まらそん侍

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    軽井沢から碓氷峠に親しみがあり手に取りました。まだ読んでいない方、ホントに面白いです。一話目の話が二話目に、二話目の話がまた次につながります。第五話は最初から涙がでてきます。まだ映画は見ていませんが、とても興味があります。

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    2021年12月06日
  • 幕末まらそん侍

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    いやーこれは良かった☆おもしろかったです☆
    遠足(とおあし)、いわゆるマラソンをやることを思いついた、ある藩主。乱心か⁈なんて思われつつ、とても良い殿様でした。
    短編集というか、話は繋がっているんですが、最後はほっこり☆
    勧善懲悪もわたしの好み☆
    佐藤健くん主演で映画化もされてるようなのでいつか見てみたいです☆
    とにかく読みやすかった!

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    2021年04月16日
  • 池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳

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    永遠のヒーロー「鬼平」再来!「鬼平」誕生から50年を記念し、七人の人気作家が「鬼平」に新たな命を吹き込んだ作品集。

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    2020年08月28日
  • 引っ越し大名三千里

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    私は子供の時、独身の時、結婚して、また単身赴任と20数回引っ越しをしました。楽な時もあれば大変な時も、愛犬とフェリーのスイートルームで移動したことも・・・。さて、江戸時代の参勤交代、大変と想像します。藩をあげての引っ越しとなるともう想像を絶します。その引っ越しの大作業を行う責任者、引っ越し奉行の務めを何度も為し終えた片桐春之介の物語です。最後は藩士全員が引っ越しの達人にw。一息に読み終えました。面白かったです。

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    2020年02月19日
  • 遊郭医光蘭 闇捌き(二)

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    土橋章宏 著「遊郭医(くるわい)光蘭 闇捌き(二)」、2015.3発行。共生、転ぶ、仇、斬首、秘密の5話。第4話斬首での宇多川光蘭と首切り山田浅右衛門の両雄の話は秀逸でした。第5話秘密は11代将軍徳川家斉53人の子のひとり、本郷加賀藩江戸上屋敷に住む溶姫(やすひめ)と光蘭の15年ぶりの逢瀬が叶うかどうか・・・。第5話を読む限り、第3巻に続くものと思われるが・・・。

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    2020年02月19日
  • 遊郭医光蘭 闇捌き(一)

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    土橋章宏 著「遊郭医(くるわい)光蘭 闇捌き(一)」、2014.12発行。雪隠斬り、高貴な客、女の尻尾、花魁爆発、女湯の5話。「死んだら人はただの肉だ。だから、息のあるうちに、悔いなく付き合っておかねばならない」宇多川光蘭、腕に二重線の刺青あるも、吉原に往診をする蘭方の優れた医者。治療に身分の違いなし、といいますか、弱者には極めて優しく、一方、自らの身分を誇示する者には厳しい姿勢を。高貴な客が一番面白かったです。

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    2020年02月18日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    ネタバレ

    領主として何が一番大切なのか、しっかりと軸を持って判断しているので、行動がブレずに読んでいて気持ちがいいですよね。こんな主人公のもとで働いてみたい!

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    2019年12月12日
  • 幕末まらそん侍

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    大名に突然マラソンをさせられる家臣たちの話、といってしまえばそれだけなのだが、とても面白かったです。

    まず各章ごとに別々のレースで、異なる主人公にスポットがあてられています。
    登場人物それぞれレースにかける想いは様々です。
    そんな彼らが困難にぶつかり、そして周りの人に助けられながら走る姿に、正直何度も涙してしまいました。
    なにより最後の章では、レースの目的が明かされ、今までの登場人物たちが共に戦う展開は、熱くなりました。
    盛り下がることなく、最後まで楽しめる良い本でした。

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    2019年11月17日
  • 大名火消し ケンカ十番勝負!

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    男ってお馬鹿さん。
    でも火消しは男伊達。
    大岡越前とか、臥煙のお兄さん達もいい味出してた。
    読後爽やかな時代小説。

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    2019年10月05日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    映画も見たので、本を読んでも楽しめるかなぁと思って読み始めたけど、超面白かった。映画ともストーリーが違うところもあり、ハラハラした。映画のキャストが思い浮かび、ぴったりはまっているので、また、面白く読めた。

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    2019年09月16日
  • 引っ越し大名三千里

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    星野源ファンなので読みました。歴史小説は苦手ですが、これはとても読みやすく、面白かったです。読み進めていくうちに、主人公がだんだん格好良くなっていきます。

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    2019年08月31日
  • 引っ越し大名三千里

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    源ちゃんに高橋一生、ミッチーが出ると聞いたらそりゃ映画見るわ!と思ってその前に原作本読んでしまいました。

    これ、怠け者のサクセスストーリーなんだけど、とにかくしっかりキャラも立ってるし、それぞれの場面場面が凄く鮮やかで面白い!

    展開もわかりやすくて、時代小説慣れてない人でもいけそう。

    しかし、ミッチー、この殿様の役なのか。どこまで忠実にやるのかなー。

    映画もとっても楽しみです。

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    2019年06月12日
  • 超高速! 参勤交代

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    引っ越し大名が面白く、こちらも読んでみた。
    題名に劣らず物語自体も勢いがあり、一気に読み終えた。一人一人個性のある登場人物が魅力的で、痛快なストーリー。その中にも心に響く言葉がちりばめられており、素晴らしい小説だった。
    政醇(まさあつ)のような、周囲への愛情に溢れ、身体に強く、自分の弱点もさらけ出せるような人物に少しでも近づきたい。

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    2019年03月28日
  • 幕末まらそん侍

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    気楽に読めて、あと味が爽やかで、あたたかいものが心に残る、良質の人情喜劇です。読んでるあいだじゅう楽しくって、笑ったり、ほろっときたりで、最後はおおっ!と盛り上がり、しみじみとした気持ちの良い余韻が。

    これは読んでよかったと心から思えました。
    文章が読みやすくて、スイスイと、2、3時間ほどで
    読めたのもよかった。

    映画「サムライマラソン」を見て、わけがわからずモヤモヤしていたのが、なるほど元々はこういう話だったのか!とスッキリしました。

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    2019年03月02日
  • 眠り姫のロード スマイリング!2

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    最後は、思わず感激の涙が出そうに。
    男の子2人と女の子1人。
    恋愛要素は薄いけど、どきどきする展開。
    それ以上に、彼らのロードレースに向き合う姿が美しい。
    ライバルの中学生とのレースでの丁々発止の闘い。
    眠り姫コーチの抱えるものは、予想通りだった。
    切ないけど、彼らと過すうちに変っていく。
    前作に負けない感動が心にあふれた。
    3作目もあると嬉しいなー。

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    2018年12月22日