土橋章宏のレビュー一覧

  • 超高速! 参勤交代

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    コメディかと思いきや、普通の時代小説。でも、ストーリーが明快で分かりやすい。展開もタイトルどおりテンポよく高速で、イッキ読みでした。

    適度に笑わせ、大いに泣かせる。今年の1番候補です。

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    2017年12月23日
  • 超高速!参勤交代 映画ノベライズ

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    子供と一緒に読みました。
    湯長屋藩が5日以内に参勤しないと、お取りつぶしの危機に!
    忍の雲隠段蔵、家来の秋山、家老の相馬、主人公湯長屋藩主の内藤政篤と、邪魔立てする幕府家老の放つ忍。
    最後も時代劇らしいハッピーエンドで、
    気持ちよく読めました。

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    2017年12月10日
  • 超高速! 参勤交代

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    とにかく面白い!!
    江戸の勤めを終え帰国した湯長谷藩の藩主 内藤政醇が、またも参勤せよと無理難題をふっかけられた!
    藩の取り潰しを免れるため江戸へ駆ける一行だが、参勤で帰ったばかりでお金がない! 藩の為、良い土を耕す領民のために、知恵を出し合い参勤する様子がこと面白く、そして道案内で雇った 忍び雲隠団蔵と心を通わし、心変わりしていく団蔵の様。 飯盛女の咲のの出会いに揺れ動政醇の心。
    目が離せず一気読みしちゃちました!

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    2017年10月06日
  • 金の殿

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    御三家尾張の異端の藩主、尾張の民第一主義の徳川宗春が現代にタイムスリップ。サラッと一気に読める。笑いどころ、随所にある。ひとによっては物足りなさもあるかもしれないが、ホロリとするところもあり、わたしは充分楽しめた。

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    2017年09月29日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    いやー、面白かった!楽しかった!
    娯楽時代小説が大好きなので、本当にこの作品は好みド真ん中。お話のスケール感も良いですし、テンポも抜群。笑える場面がちょいちょい含まれているのも、大好きです。
    湯長屋藩の面々のお話をもっと読みたい気持ちになりました。続編となると難しいと思うので、もっと以前の話とか、スピンオフとか。
    待ってます。

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    2017年04月26日
  • 引っ越し大名三千里

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    初めて読む❓作家さんで、多少心配も有ったのですが、切った張ったが無いのにテンポも良く、面白かったです。超高速参勤交代は映画では見たのですが、小説も読んで見たくなりました。

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    2017年01月19日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    超高速!参勤交代の続編。
    「5日で参勤」の難題をやりきった湯長谷藩にまたまた老中信ときから
    ①国元へ2日で戻る事
    ②江戸城天守閣再建の沙汰が下った
    ①の策は、休まず、食事せず、ひたすら牛久から国元まで走る事
    ②の策は、普請手伝いを阻止。(咲殿=政あつの側室)、琴姫(政あつの妹)によるエロ作戦
    信ときは、天下を取りたかったが、政あつに侮辱、腹いせに湯長谷藩を潰す作戦を図るが失敗
    登場人物が、生き生きと描かれており、久しぶりのヒットでした。映画も観ましたよ〜
    2017年1月1日

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    2017年01月01日
  • 幕末まらそん侍

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    一つ一つの物語が爽やかであった。正しく生きる人が報われるという事が、なんて素晴らしいのだろうと、思い知らされた。

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    2016年10月07日
  • 幕末まらそん侍

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    一応、マラソンを趣味とする端くれではありながら、この物語の基になる史実が本当にあったとは恥ずかしながら知らなかった。

    本作は5編から成る連作集で、それぞれがベタな展開を見せ、決して意外性のあるプロットではないものの、確かな技術によって見事に纏め上げられており、娯楽小説として申し分ない出来となっている。
    なぜだか人情話には、時代劇の設定がよく似合う。
    鯱張った分析などは抜きにして、ストレスなく一気に読み終え、楽しんだ。

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    2016年08月02日
  • 幕末まらそん侍

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    挑むのはイカサマ侍に二股侍、幕府隠密、駿足足軽に隠居侍。思惑渦巻く日本最古(?)のマラソン大会。幕府も黒船も吹っ飛ばせ!笑って泣いてマラソン大会!著者2冊目。今回も素晴らしいエンターテイメントでした。もっと素敵な表紙をあげて_(:3 」∠)_

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    2016年03月07日
  • 身代わり忠臣蔵

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    なぜ松の廊下事件から書き起こされたのか? 誰が身代わりなのかが、この直後に明かされる、というか吉良上野介が浅野内匠頭の最初の一太刀で致命傷(硬膜外血腫?)を負い、実は死んでしまったという、とんでもない設定なのだ。そして京都の遊郭で、上野介の身代わりとなった元破戒僧の孝証と内蔵助が出会い、意気投合するというハプニングも面白い。内蔵助は最後まで討ち入りを回避すべく動くのだが、幕臣、江戸の庶民など周囲がそれを許さず。四十七士は切腹し、孝証は生き延び、歴とした僧侶として菩提を弔う最後の場面がまた良かった。

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    2025年09月10日
  • 超高速! 参勤交代

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    タイトルが斬新で、思わず手に取りました。
    政惇みたいな人が上司だったら最高、こんな仲間達がいたら最高、と爽快に読み進められる1冊。
    それぞれが持つ武器や戦い方の描写もリアルで、時代物への興味が一気に膨らみました。

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    2025年08月24日
  • 引っ越し大名三千里

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    引っ越し大名、なんてフィクションの話かと思っていたら何のことはない、実在した大名だったんですね。
    ま、春之介みたいなのはさすがにフィクションなんでしょうけど。
    いずれにせよ、話がテンポよく進んでサクサク読める作品でした。
    また最後にちょっと感動させてくる辺りもいかにも土橋作品、という感じでしたね。

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    2025年07月27日
  • 号外! 幕末かわら版

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    幕末もの、ということもあってか幕末の有名人がやたらいっぱい出てきます。
    そのせいか全体的に深みがないような気がしました。
    ただ、テンポよく話が進むのでサクサク読めて、時代エンタメものとしては面白かったと思います。
    終わり方が後日譚がありそうな感じだったので、続編がそのうち出るんじゃないでしょうか。

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    2025年07月02日
  • 幕末まらそん侍

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    あまり歴史に詳しくない私でも、おもしろかったのでスイスイと読めた。
    短編集が5話あるのかと思ったが、それぞれの登場人物がちょいちょい出てきた。読んでいくと、最後はきれいにまとまった!
    遠足(とおあし)に出ることになった人々のエピソードがリアルでありおもしろい。
    隠密の話は特に印象的で、かなり辛い仕事だと思った。そして最後の5話は感動的だった。
    全体的にハッピーエンドなので、すっきり良い気分になれた。

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    2025年06月14日
  • 号外! 幕末かわら版

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    すっごく面白かったです!
    主人公の銀次がかわら版屋っていうのもいい。そのかわら版屋の銀次が、幕末の時代の時事を、面白く、時に真面目に、人の役にたつためかわら版を書くストーリーが本当に面白かった。
    吉田松陰や西郷どんといった、幕末の偉人が登場し、その方達との出会いややりとりも最高に楽しい。
    ただ面白いだけじゃなくて、その時代の時事をからめ、松陰先生と出会い、かわら版の使命に目覚め、大衆に知らせるため頑張る銀次の姿に、私も仕事に矜持を持って頑張ろうと思いました!
    改めて、土橋さんの小説は面白く楽しく読めて素敵だな〜また読みたいな~と思いました。

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    2025年06月07日
  • 引っ越し大名三千里

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    あっという間に読んでしまった。
    ストーリーは荒唐無稽だし、時制がどんどん進むが、テーマは現代に通じる「人」の話であり、素晴らしいエンタメ小説でした。

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    2025年05月03日
  • 幕末まらそん侍

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    気軽に読めて、テンポのいい掛け合い、すかっとする結末、最高でした。ゴールは同じだけど、辿り着くまでの各々の人生が面白おかしく、魅力的に描かれていて物語に引き込まれました。

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    2025年03月22日
  • 号外! 幕末かわら版

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    脚本でした。映画になるから当たり前だけど、幕末の偉人に異人が大量に出て来たよ、龍馬に西郷どんに佐久間象山に、これだけの歴史を一冊にまとめるのは無理があると思う で時系列を読んでる様な気がするし、登場人物に傾斜出来ないしで、銀次が井伊直弼に悪態ついて罵倒しての場面が正義の見せ場で言いたかった事なのかな 超高速に引越しにマラソンにと面白くて〜ちょっとパワーダウンかな

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    2025年02月11日
  • 幕末まらそん侍

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    ネタバレ

    面白かった。
    遠足、といういわゆるマラソン大会をお殿様が企画して、さまざまな武士たちが参加をする。
    その参加者たちのそれぞれの背景を描くオムニバス…という感じ。
    良かったところ
    ・それぞれの話の登場人物や、出来事がやらしくない程度に絡み合っている
    ・ハッピーエンドがほとんど。ちょっとミステリ的な要素もあり
    ・時代小説っぽさもあるがポップで読みやすい

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    2025年02月07日