土橋章宏のレビュー一覧

  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    「超高速!参勤交代」の続編。前作で5日での参勤を成し遂げた藩が、老中の恨みを買い、今度は2日での交代と江戸城天守閣の再建を言い渡される。参勤の際に命を落としたと思われていた忍びが生きていて、今回も活躍。勧善懲悪ものは読後もスッキリ。

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    2025年11月01日
  • いも殿さま

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    読みやすい文章で、重くなりがちなテーマを事実は事実としてそのままに、人物表現も単なる偉人伝、感動お涙頂戴的な話になっておらず、あっと言う間に読み終え、清々しさを覚えました。

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    2025年10月19日
  • 超高速! 参勤交代

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    久しぶりの時代小説。舞台は陸奥、今の東北。急遽5日以内に江戸へ参勤するよう命じられた貧乏な小藩が、金なし、人なし、時間なしの中、知恵と仲間を信じる力で奇跡を成し遂げる。心優しき閉所恐怖症の藩主、伝説の忍者などキャラクターも魅力的。読む方も「超高速」で読み終えてしまう痛快なお話。

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    2025年10月11日
  • いも殿さま

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    深刻なお話なのに会話が軽快で、まるで映像で見ているかのように想像できて、すごい速さで読み終わってしまいました。笑えて感動できる土橋先生の小説が大好きです。

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    2025年05月03日
  • 縁結び代官 寺西封元

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    超高速!参勤交代シリーズで有名な土橋さんの、無名の偉人を取り上げた小説。

    江戸時代、松平定信が老中のころ。
    東北は塙という土地に赴任した代官の寺西封元。
    飢饉や前の代官による圧政により荒れた塙を立て直す。何よりも人を大切にした封元のまつりごとだった。
    人としてあるべき徳を説く8箇条。子は不憫、可愛。間引きは厳に禁止。特に働き手となりづらいことから女児が間引きされがちであったから、女児の働き口を作ろうとする。同じ事情で男余りだから他所から女性たちを迎えてともに働く場を作る。
    長谷川平蔵の人足寄せ場から普請上手の元罪人を招聘し、工事の棟梁とするなど、罪を憎んで人を憎まず、更生の心を信じて託す。人

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    2025年03月27日
  • 水上のフライト

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    走り高跳びのオリンピック候補選手が怪我で車椅子生活になり、そこからまた奮起してパラカヌーでパラリンピックを目指すお話。
    すごく読みやすい作品でした。パラスポーツの世界をほぼ知らなかったので、少しだけでも知れて良かった。障害のあるないに限らず、周囲の助けがあって生きていくことができるので、ピンチの時や辛い時、周りに助けを求めることは恥ずかしくない、大切なことだと読んで学んだ。

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    2024年08月31日
  • 文明開化 灯台一直線!

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    単行本ライツオンの改題文庫化。
    明治2年の11月に日本に来た元鉄道技師で灯台技師のリチャード。通訳の若者は日本生まれの英国ハーフ丈太郎。
    アーネスト・サトウ、田中久重などの明治のナイスガイたちとの交流も良い。

    人と人との関わりに、上や下があるとギスギスする。
    同じ目的に向かって、互いに尊敬を抱きながら進んで行くひとたちの関わり合いが気持ち良い。
    当時の灯台の構造や建てるための技術、工夫なども面白かった。

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    2024年06月25日
  • 身代わり忠臣蔵

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    ネタバレ

    超高速!参勤交代が面白かったので、本屋さんで見かけて購入。しばらく積読になっていたところ、映画化されたので読んでみました。
    いや〜面白かったです。史実をもとに、フィクションを上手に織り交ぜたストーリーももちろんですが、ところどころ胸熱くなるぐっと来るところありでよかったです。映画の感じが、バラエティーっぽい雰囲気でしたが、後半ジーンとしてしまうところもありました。
    特に、大石内蔵助が仇討ちよりも生きること、主君のいっときの感情で有能な部下たちの将来を捨ててしまうことに悩む場面は、ぐっときました。孝証が自分の使命を悟って、仇討ちを受け入れるところも胸アツです。
    映画が終わる前に絶対に見に行きたい

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    2024年02月23日
  • 決戦!新選組

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    新撰組のアンソロジー。
    剣で斬り合うのは決して好きではない。
    なのに惹かれる新撰組。
    時代が移ろう中で、自分の信念を生きる姿に惹かれる。
    馴染みの隊士のイメージがちょっと違ったりして、
    そんなところも面白かった。

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    2024年01月26日
  • 駄犬道中こんぴら埋蔵金

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    千両箱が海の藻屑にとか、考えられんて。オチなのか、それで成立したのか。犬の正体がわかって幕尻でええのに。超高速から一気に好きになり、期待値高くて買い読んだが、博打が嫌なのか、思ったよりのめり込まないで終わる、2なのよ、2冊ですか。誰も死なないのはよかったけど、どちらか言うと旅の本、江戸時代の旅だと思う。所所に歴史上人物出てくるのも、豊臣秀吉がミイラで織田信長殺した張本人とか、まあ、うーん、まあね。マラソンも読みたいけど、ちょっとインターバル入ると思う

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    2024年01月21日
  • 駄犬道中おかげ参り

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    超高速参勤交代がとても楽しく響いて、流れで購入していたので、ようやく手に取って読みます。一気読みですか、3時間ほどで読んでしまうとは、うーん確かに面白かったけど、思ったのと違うかな。博打が共感出来ないのかな、最初にそれがあったから読み込みに戸惑ってたのかな。先に購入して期待値上げ過ぎたのかな。うーむ

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    2024年01月21日
  • 身代わり忠臣蔵

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    誰もが知ってる忠臣蔵のパロディ版を上手に仕上げる。高速参勤交代もそうだけど、映像ありきの物語の気がするんだよ、それも是非見たいものだよ。佐々木蔵之介が大石上総介なのか、なのだなあ。これで出版された文庫本を読み切ったよ。面白いね、生臭くないし殺す殺されるとかないし、武士という堅物な中に人間味が溢れる登場人物ばかりで、吉良の弟とかよく考えるものだぞ

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    2024年01月21日
  • 大名火消し ケンカ十番勝負!

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    ゴブっ、バキっ、グフっ。なんと臨場感に溢れている本なのか。数えてないけど10番あるんだよね、夜鳴き蕎麦屋で探してる親父の行方に出会うとか、さっぱりしたわかりやすい。ざこキャラからボスまで来る、町人モノで、もしかして親父が生きてるのかな思うけど、水神の辰見たかったけど、闇が解決して終わるという、さっぱりしたわかりやすい。お美代ちゃんが中途半端な感じもしますが、拳を交えると友情が芽生える。まあ一気に読める。中村獅子堂の主演でええですね

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    2024年01月21日
  • いも殿さま

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    やっぱり読みやすい、先が読みたくなるので。あっという間に終わる。でもそれは先が早く知りたいと思う事。題名通りいも殿様だった。こんな仕事に真っ当して賄賂なんかクソ喰らえ市井の幸せだけ考える、尊敬しかないです。代官が善良な話ってあんまり無さそうだけど、これは見事です、仕事も出来てオマケに人格者。でも最後に切腹するってあんまりだ。あんまり過ぎる。大川越前なんかしょーもない。飢饉を乗り越えて江戸に戻り美味しいもの食べ歩き孫を可愛がるの見たかった

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    2024年01月21日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    参勤交代に続いて読みました。ちょっと間が空いて、その間に映画も見てしまったので、映像がチラついてしまった。佐々木蔵之介がとにかく浮かぶ、西村が苦虫を噛み潰したように浮かぶ。映画は面白くてワクワクして満足して、内容が違い参勤交代の交代だから道中がメインだったのです。ラスト4行のお咲のやり取りは少ないので、湯本温泉は何度も行って感慨深い。江戸時代は好きだが人を斬る場面が苦手で吐き気が、そこだけですかね。のぶちかがのさばる世の中はいつの世も同じ、腐った自民党も同じ。コロナで困った人民を救わない

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    2024年01月21日
  • 縁結び代官 寺西封元

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    代官とは時代劇の悪役と決まっているけど、人の道に外れない正しい道を教えてくれる封元がいたとは、実際に存在して塙を治める、いわきに川俣に桑折に 馴染みの場所が出てきて嬉しいしかない。最後に訴状の事まで出てきて なんてしっかり描いてくれるんだと土橋章宏さんには感謝します。成人したお元も良い キックバックをしている国会議員も何の為に政治をするのか、源助と同じく泣いて心を洗い流せって事。塙に秋のダリアを見に行ったし、こんにゃく饅頭食べたし、こんにゃく旨いし 三宝よし。道の駅でダリアソフトクリームを食べたけどダリアの根って毒らしい んで聞いたらダリアの色だけだって、ふっ

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    2024年01月21日
  • 超高速! 参勤交代

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    いやいや、楽しい!
    土橋章宏さん初読み。
    財政の逼迫した藩がわずか五日間で東北から江戸まで参勤せよとの沙汰を受け、江戸を目指す珍道中。

    登場人物一人一人がとても良い!大好き!
    主人公の政醇とお咲のロマンスも良いし、家老の相馬の奇想天外なピンチの切り抜け方も笑える。

    あまりに面白くて一気読みでした。オススメです♪

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    2024年01月21日
  • 縁結び代官 寺西封元

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    私には大変読みやすい書でした。福島へ行って巡礼したくなります。読みおわってネットでも色々調べました。と言っても定信が凄腕と思う

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    2024年01月13日
  • 縁結び代官 寺西封元

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    歴史の中には、まだまだ知られていない偉人が、大勢埋もれいるのだろうな。以前読んだ「いも殿さま」といい、この「縁結び代官」といい、こんな作品に出会えたことは、もの凄い幸運である。まさに、「本読み」冥利に尽きる。

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    2023年12月26日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    勧善懲悪、単純におもしろかった。
    映画を見てから読んだので、政醇、相馬、荒木、段蔵、お咲らキャストらと重なって目に浮かぶ思いです。
    配役もハマってましたね。
    湯長谷藩の面々が信祝と対決する時は、胸が熱くなり、グッとくるものがありました。
    また、続編を期待します。

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    2023年01月17日