土橋章宏のレビュー一覧

  • 超高速! 参勤交代

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    ネタバレ

    絵にかいたような悪代官(正確には代官ではない)から5日で江戸に参勤するよう言われた、湯長谷藩の、超高速!な参勤交代。山の中の強行軍、宿場での奇策、いざというときの湯長谷藩の殿と家臣たちの強さ、仲間同士の熱い絆、切なく燃え上がる恋、すっきり爽快な結末、これでもかという詰め込みっぷり。ちょっと展開が早い(なにしろ5日しかない)が、これは面白いに決まっている。脚本なので、文章に飾り気はないが、そのお陰で読みやすくなっている。
    やはり段蔵が一番魅せてくれた。生き残りを期待したが、やりきったのはやりきったので、良かったというべきか。

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    2018年10月11日
  • 超高速! 参勤交代

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    面白れ~。
    笑いあり泣きありシミジミあり哲学ありと
    何でもありありなお話。

    テンポが良くて読みやすくて、ホント
    あっという間に読める。
    一点残念なのは、忍者の雲さんがなーーー.....。

    正義は勝つ、ので爽快な気分になれる一冊です。
    おすすめ。

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    2018年05月28日
  • 超高速! 参勤交代

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    どこまでも性格がねじ曲がっていて残酷な老中を、貧しくとも清く正しく、そして滅法強い主人公とその家来たちがギャフンといわせる勧善懲悪のお話。

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    2018年01月14日
  • 超高速! 参勤交代

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    いわれのない難癖をつけられ
    たった5日で江戸まで参勤しなくてはならなくなった
    東北の小さな藩

    心優しき藩主と知恵者の家老
    熱き家臣数人と江戸へと向かう

    道なき道を進み、狩りをしながら山を越え
    無事に江戸へたどり着けるのか?!

    元が脚本だけあって、映像が思い浮かびやすく
    一気に読める。
    キャラもそれぞれわかりやすく、助太刀の忍者や他藩の藩主たちのナイスアシストも愉快

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    2018年01月11日
  • 超高速! 参勤交代

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    ネタバレ

    時代は徳川第六代幕府、吉宗の時代。
    極貧藩である湯長谷藩は人格者である藩主、内藤政淳の元、貧しくも平和に暮らしていた。

    そこへ火急の伝令が江戸よりもたらされる。
    これから5日以内に江戸へ参上せよとのこと。

    元々、ひどく金がかかる参勤交代は2年に一度なのに、それを火急でとなると、財源もなく湯長谷藩は窮地に陥る。
    それでも知恵もの老中の相馬の奇策により、とりもなおさず湯長谷藩の面々は出発する。
    お世辞にも参勤行列とは言えないたったの6人で。

    読み始めた時は奇をてらった歴史エンターテイメントくらいかなと考えていたけど、半ばくらいから藩主の人のよさに温かくなり、話の展開自体も急展開を迎え、俄然

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    2017年10月30日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    単行本では「老中の逆襲」となっていたものが文庫版でタイトル変更。松平信祝が将軍の留守中に老中に返り咲いてから結末までの間の湯長谷藩との攻防にページをめくる手が止まらず。もともと映像用の作品だし、本作は乞われて続編を作ったものなので、エンターテイメント性が強調された作品だった。

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    2017年08月19日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    超高速!参勤交代の続編。
    前作が江戸までの行きのお話で続編は故郷へ戻る帰りのお話。
    前作に比べてエンターテイメント色が強くなってしまってますが、この時代の武士とは!!が読みたい方にはおススメ。
    主人公とその仲間達がみなステキなので読んでいて不快感なし。
    まだまだ続編がでそうな・・・?

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    2017年09月03日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    前作に引き続き笑いあり感動ありで、何か所も良いなと思うところがあったものの、最後の最後が少しあっけない感じがした。もう少しハッピーエンドの余韻に浸る部分をたくさん書いてほしかった。前作もそうだったけど、これだけ面白いストーリーなら、2冊分くらいにしてもらっても良いくらいです。

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    2017年04月25日
  • 金の殿

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    さらららら~っと読める。

    あまりにサクサクと進んでしまい、もちょっと長くしても良かったのでは?と思う。

    映像化されると、けっこう見栄えするのだろうなー。

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    2017年02月20日
  • 金の殿

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    ネタバレ

    江戸時代の尾張藩主、徳川宗春が現代の名古屋と江戸時代の尾張をタイムスリップしながら、未来の名古屋で見たものをヒントに藩政にいかしていくというストーリーが史実をもとにした上でのファンタジーになっていて、面白い構成だと思った。

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    2017年02月13日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    『超高速! 参勤交代』の続編。

    前作で無事に参勤を終えた湯長谷藩一行だが、またもや老中の策略によって苦しい道中を強いられることに!

    完膚なきまでに叩きのめされたと思っていたあの老中が、みごとに(?)復活しているから驚いた。湯長谷藩の知恵袋である家老の奇想天外なアイデアがとにかくおもしろくて笑える。

    2016年、映画化(主演:佐々木蔵之介)。

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    2016年12月14日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    前回、無理な参勤という難題を無事にやり遂げた湯長谷藩の殿様と仲間たちが、今度は2日で国元へと帰る(交代)ようにとの、これまた無理難題を言いつけられるというお話です。無茶なのですが、それに対して後ろ向きにならずに立ち向かう態度が好感を持てる内容です。自分も一見無理な(大概嫌な)仕事を言われて後ろ向きになった時に思い出して、乗り越えるようにしたいと思いました。登場人物は前回からお馴染みの方々ですが、一層仲間意識が強くなり、連携のとれた阿吽の呼吸のチームワークにワクワクしながら、痛快で一気に読んでしまえました。ありえない話ですが、こういう世界に入り込んでしまって楽しんで読むのが勝ちという小説だと思い

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    2016年10月30日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    老中松平信祝の憎らしさったらありゃしない。
    あの参勤交代の続編。まぁ二匹目の何やらの気がしないでもないけど、前作よりもチャンバラ多め。
    頑張れ殿!なのは変わらない。

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    2016年10月16日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    手に取ったときには、まだ映画の続編が作られていることを知りませんでした。
    “参勤”の映画がとても面白かったので、「あ、続編の小説が出ている!」
    …と思ったら、あとから映画の封切りを知りました。
    小説買っちゃったなあ~
    読んじゃったら、もう映画はいいかな…
    と思って読み始めたのですが、読み終わったら、映画を観に行きたくなってしまいました!
    まだ上映中!(これを書いた時点で)

    悪徳老中・松平信祝(のぶとき)が、残酷すぎる気がしますが、大袈裟すぎていっそすがすがしい。
    戦闘の場面は、読むと想像してしまって痛いけれど、画面で見ると、ブシュッ(血しぶき)ザシュッ(刀で斬る音)とテンポ良く感じられてテン

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    2016年09月26日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

    購入済み

    単純明快

    初めから終わりが予想できるんだけど、でも読んじゃう。

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    2016年09月05日
  • 幕末まらそん侍

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    うん、なんだ、面白いよ、これ!面白く書くにはどうすれば良いかの教科書のようにキレイだよ!もちろんどこらへんがポイントなのかはさっぱり分かんないから説明できないよ!でもなんていうか、とても口当たりが良すぎてもうちょっと辛口なのも欲しくなったりするよ!まぁその時の気分次第だろうけども。
    まぁ個人的には地元が群馬だし、地味ながらも取り上げられてというのがね、まぁちょっと良かったよね。富岡製糸場も何を見に行けばよいか分かんないし。。

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    2016年07月10日
  • 幕末まらそん侍

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    幕末の時代に実際に安中藩であった遠足(とおあし≒マラソン)に参加する侍達の物語。主人公が切り替わるいくつかの短編から成っているけど、それぞれがゆるやかにつながっていて、最終章では勢揃いみたいな感じでうまく引き込まれて面白かった。
    映画化が決まっているようなので、そちらも楽しみ。

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    2015年10月10日
  • 幕末まらそん侍

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    上州安中藩は日本のマラソンの走りだそうで。そのマラソン(遠足:とおあし)を題材にした娯楽小説。小さな半の多種再々な侍たちが走るなかで何を感じていたか。何が変わったか。映画化されるそうな。

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    2015年08月20日
  • 超高速! 参勤交代

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    東北の小藩が、老中の謀のために超高速!で江戸出府を命ぜられ・・・存分に実力を見せつけてメデタシ、という他愛ない物語ではあり、おっと驚くようなオリジナリティもないのだが、まあ面白い本ではある。

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    2018年10月14日
  • 超高速! 参勤交代

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    軽いテンポで読める作品。
    民と温泉に入ったり、お土産に大根をもらったりとフレンドリーな殿様が、「5日以内に参勤せよ」という難題に挑む。
    家老の相馬兼続のヒラメキやアイデアに助けられたり、訳ありの忍びや飯盛女といったキャラクターも好感が持てる。

    今度、映画も観てみようかな。

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    2025年11月07日