土橋章宏のレビュー一覧

  • 超高速! 参勤交代

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    東北の小さな藩が幕府から5日後に参内せよという難題を突きつけられる。
    この無理難題を解決せねば藩は取り潰しとなるという瀬戸際、あらゆる知恵を絞り、臨機応変に対応しつつ、仁義は通す藩主と随行の家来たちの道中の話。
    偶然の幸運なども重なってギリギリで間に合うわけだが、弱きものが常に苦しむ世の中に対して疑問を投げかけるというテーマが横たわっている。

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    2019年08月24日
  • 引っ越し大名三千里

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    江戸時代に何度も国替えを命じられた松平家の引っ越し奉行が主役の話。1000人以上を抱える大名が交通機関も無い中で国替えされるのは超大変!
    映画化もされるみたいだし、テーマはとても面白い。

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    2019年08月03日
  • 幕末まらそん侍

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    牛姫に続き時代ものを手にとってみましたが、読むタイミングを選ばない本てところがいい!

    原田マハ、柚木麻子とか好きやけど今読むのはキツイ、みたいな本がある中で、誰も傷つかないストーリーでふわっと読めるこの手のものが、私には新鮮。

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    2019年05月08日
  • 引っ越し大名三千里

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    ネタバレ

    2019/3/5
    真っすぐすぎて物足りない。
    はじめは於蘭が何か企んでんのかと思った。
    むしろ何か企んでて欲しかった。
    いい話で多少笑えていいんだけど、熱がない。こじんまりしてる。
    私が感じ取れなかっただけかなぁ。
    なんかもっと「ウオー私も頑張るぞーーー!!!」ってなりたいの。

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    2019年03月06日
  • 幕末まらそん侍

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    ネタバレ

    片桐と黒木。雪姫。
    香代と美鈴。

    遠足
    とおあし

    を巡って見えてくるもの⁉︎
    のお話。

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    2019年02月17日
  • 池波正太郎と七人の作家 蘇える鬼平犯科帳

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    ネタバレ

    土橋章宏の「隠し味」は泣けた。
    諸田玲子の「最後の女」は、平蔵が女と情を交わすのが納得いかなかった。
    逢坂剛はまるで漫画の鬼平しか読んでないようなキャラ作りで好きではなかった。
    あとは概ね良しかな。

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    2018年10月22日
  • 超高速! 参勤交代

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    途中、ちょっとエグいところもあるけれど、主人公側がいい人ばかりなので、純粋に愉しめますね。
    参勤交代の工夫もあるし、ちゃんとアクションシーンもあり。
    「のぼうの城」と同じ賞を取っているようですが、読んだ印象もちょっとそっくりな感じ。
    こんなに似た印象の話に賞をあげて良かったのかちょっと疑問も。(^^;
    映画のできが、のぼうの城みたいにならなければいいんだけど。(^^;
    (映画としては面白かったんですよ?ただ、原作との乖離がね。(^^;)

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    2018年09月27日
  • 眠り姫のロード スマイリング!2

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    シリーズ2。前作とは別のストーリー。少しはつながっている。こんな簡単に速くならないな。
    2018.6.9

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    2018年06月11日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    『超高速!参勤交代』の続編。
    前作では5日で参勤せよとの命であったが、本作では2日で交代せよとの命が飛ぶ。
    いつの世も、権力を握るとロクでもない畜生に成り下がるね。
    映画では泣き所なんてなかったように記憶しているが、本作では家臣達の厚き忠義に目頭が熱くなる。また、遊女あがりの健気な献身さが胸を打つ。

    痛快時代エンタメな一冊でした。

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    2017年12月22日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    大抵続編はイマイチなんだけど、続編が面白かった。吉宗を暗殺してクーデターを起こそうという輩が自分に赤っ恥をかかせた小国を目の敵に付け狙う滑稽さ、大局感が不可欠な政治を捨てて私怨に走る、このプロットの無理は百歩譲ってもただただ一本貫かれた内藤という殿様の矜持と無茶苦茶に強い御家来衆の八面六臂の活躍に胸がすく。

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    2017年08月11日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    シリーズ2作目。
    2作目も面白かったけれども、1作目の方が面白かったかなー。でも、相変わらずの松平信祝の悪さとそれに対する内藤政醇の善さは見ものでした。それからところどころに笑わせてくれる場面も面白かったです。

    この本は映画にもなっているとのことなので、機会があったらいつか見てみたなーー♪

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    2017年07月01日
  • 金の殿

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    尾張の殿様が、タイムスリップして現代へ。
    徳川宗春と言う人物については、知識がほとんどありませんでした。ドラマで徳川吉宗と対立すると言う程度の知識でした。

    現代の景気対策に通じる考え方や、貧困対策をしたと言うのは知りませんでした。宗春をサポートする女子高生が、殿様と友達感覚だったり、宗春も現代の生活を、戸惑いながらも受け入れてしまうところが楽しかったです。

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    2017年03月18日
  • 金の殿

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    なんとなく内容が薄い気もするが、息抜きには丁度良かった。
    あらすじ(背表紙より)
    江戸中期、美人画に現をぬかす毎日を送っていた尾張藩主・徳川宗春は側近の星野にもらった将軍吉宗公からの贈り物・南蛮の煙草を吸って気を失ってしまう。目覚めてみると、そこは現代の名古屋市で!?星野の子孫・すずに導かれ、江戸と現代を往復する宗春。様々な美女との出会いを糧に、倹約第一の天下に抗う破天荒な名政策を考案しはじめ…。

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    2017年02月12日
  • 超高速! 参勤交代

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    初めて読んだ土橋章宏さんの作品。
    会社の先輩からオススメされて手に取った。

    第37回城戸章受賞作品。
    また、同名映画にて第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、また第57回ブルーリボン賞を受賞。

    いわゆる勧善懲悪もの。
    歴史物はあまり得意では無かったが、これはすごく読みやすかった。

    笑いあり、涙あり、とても良い作品だと思う。

    脚本としての作品が先行した内容のため、純粋な「小説」という印象は薄いかもしれない。
    動きがある作品なので、かなり映像映えはしそうな印象。
    映画も見てみたいと思う。

    <印象に残った言葉>
    ・ まさに地獄よ。だがな、一日一日と…その日だけは、と思うて暮らしておるうちに

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    2017年01月08日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    参勤、即ち往路の前作を読んだときにも感じたことなのだけれど、映像化が念頭にある作品。文章で読むと多少白ける(領民ほっぽって女のために武士やめるって言っちゃうシーンとか)ところも、映像で見ればくすりと笑えるんでしょう。前作よりもアクション多め。というより中身はあまり無いのでアクションでページを埋めた感じかな。面白かった、面白かったんだけど、これを楽しむなら小説というメディアじゃないという思いは付きまとう。

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    2017年01月07日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    ん〜、くだらない!
    絶対うまくいくに決まってるから
    ちっともハラハラしないし
    はいはい、とか思うし
    ホント、ザ・漫画時代劇。

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    2016年12月29日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    映画向きの内容でスピード感あふれる読み物。小説としては物足りないが、2時間枠の映画であれば面白いと思う。

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    2016年10月07日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    相変わらずサクッとスカッと読めて良いと思います。
    前作に続いてより人の神経逆撫でて勧善懲悪の楽しみを盛り上げてくれた信祝さんでしたが、何気に真実を話してて納得しちゃう部分も…。

    最後、戦地に臨んだ彼らの「風のように笑う」という表現がカラッと好きでした。

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    2016年10月02日
  • 幕末まらそん侍

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    ライトな読み物ですがストーリーもテンポもよく楽しかったです。第一章のずる賢い片桐とまじめすぎる黒木のコンビがとても好印象でした。第五章の又兵衛と伊助の物語もほろりとさせられます。

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    2015年12月07日
  • 幕末まらそん侍

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    軽く読めるライトな時代小説。一応、史実がもとになっているが、ストーリーは創作。
    「のぼうの城」や「村上海賊の娘」の和田竜作品が好きな人にはお勧め。

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    2015年11月02日