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「スマイリング!」待望の第二弾! 今度の舞台は、しまなみ海道沿いの島。おだやかな環境で育った伯方島中学校の片山巧海、沢村千佳、西本啓太の三人は自転車で海道を走ることが大好きだった。そんなある日、学校に四台のロードバイクが並んでいるのを見つけた。どうやら、以前、巧海がしまなみ海道で見かけたステファン・ライトマンがプレゼントで置いていったものらしい。三人は、もらった自転車で十月に行われる「ツール・ド・しまなみ」に出場しようと「まっさん」こと正木先生に指導を依頼する。ロードレースに詳しくないまっさんは、困った挙句、自分の代わりに島に地域興しに来た謎の女性を訪ねることを提案するが……。
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Posted by ブクログ
北海道(函館)を舞台とした第1作目からは遠く離れた、しまなみ海道が舞台であることや、ロードレースとして「チームで走る」ということに焦点があてられたこともあり、主人公の成長にフォーカスしていた前作と比べると少し雰囲気が違う部分もあります。ライバル役として描かれているスポーツエリート校の自転車部の生徒も「ザ・悪役」感がありますし、勧善懲悪という雰囲気が強く出ているところは好き嫌いがわかれるでしょうか。
それでも、桜井コーチの過去が明らかになるにつれて、前作のキーパーソン・岩熊が登場したり、俊太がツール・ド・函館で見せた走りに本作の主人公たちが感銘を受けたりと、「シリーズもの」としての期待が高まる場面もあって胸が熱くなります。
文庫版が刊行されてから8年、もしかしたら3作目はかかれないのかもしれませんが、岩熊がこぼした「俊太と組ませたいぜ」という一言にはワクワクさせられました。
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