【感想・ネタバレ】引っ越し大名三千里のレビュー

あらすじ

2019年8月30日、映画全国公開決定!! 主演:星野源 国替えという超難関プロジェクトに挑む、痛快時代小説がついに映画化!!徳川家康の血を引く譜代大名でありながら、生涯に七度の国替えをさせられ、付いた渾名が「引っ越し大名」という不運の君主・松平直矩。またもや幕府から国替えを命じられたものの、度重なる激務によって亡くなった「引っ越し奉行」の役目を継がされたのは、引きこもり侍と後ろ指を指される若輩者の片桐春之介だった。「人無し・金無し・経験無し」の最悪の状況で、果たして姫路播磨から豊後日田への国替えは成功するのか? 上司からの無茶振りに右往左往する武士たちをコミカルに描き、時代劇に新風を吹き込んだ新鋭が描く傑作時代小説。

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Posted by ブクログ

私は子供の時、独身の時、結婚して、また単身赴任と20数回引っ越しをしました。楽な時もあれば大変な時も、愛犬とフェリーのスイートルームで移動したことも・・・。さて、江戸時代の参勤交代、大変と想像します。藩をあげての引っ越しとなるともう想像を絶します。その引っ越しの大作業を行う責任者、引っ越し奉行の務めを何度も為し終えた片桐春之介の物語です。最後は藩士全員が引っ越しの達人にw。一息に読み終えました。面白かったです。

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2020年02月19日

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星野源ファンなので読みました。歴史小説は苦手ですが、これはとても読みやすく、面白かったです。読み進めていくうちに、主人公がだんだん格好良くなっていきます。

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2019年08月31日

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源ちゃんに高橋一生、ミッチーが出ると聞いたらそりゃ映画見るわ!と思ってその前に原作本読んでしまいました。

これ、怠け者のサクセスストーリーなんだけど、とにかくしっかりキャラも立ってるし、それぞれの場面場面が凄く鮮やかで面白い!

展開もわかりやすくて、時代小説慣れてない人でもいけそう。

しかし、ミッチー、この殿様の役なのか。どこまで忠実にやるのかなー。

映画もとっても楽しみです。

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2019年06月12日

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初めて読む❓作家さんで、多少心配も有ったのですが、切った張ったが無いのにテンポも良く、面白かったです。超高速参勤交代は映画では見たのですが、小説も読んで見たくなりました。

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2017年01月19日

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引っ越し大名、なんてフィクションの話かと思っていたら何のことはない、実在した大名だったんですね。
ま、春之介みたいなのはさすがにフィクションなんでしょうけど。
いずれにせよ、話がテンポよく進んでサクサク読める作品でした。
また最後にちょっと感動させてくる辺りもいかにも土橋作品、という感じでしたね。

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2025年07月27日

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あっという間に読んでしまった。
ストーリーは荒唐無稽だし、時制がどんどん進むが、テーマは現代に通じる「人」の話であり、素晴らしいエンタメ小説でした。

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2025年05月03日

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残してきたもののことを思いなから、参勤交代や国替えなど長期戦に備えるたくましさ、離れていても一致団結する姿、がんばれと思いながら読みました。

無駄なものは、日頃から持たず、引越しに備えるというのは、終活にも似ていると読みながら感じた。
沢山の無駄なものは、要らないが、少しの無駄な本のと、気の合う人との繋がりを大事にしたいなぁと思いました。、

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2024年05月06日

Posted by ブクログ

土橋章宏の作品はどれをとっても面白い。
当時の時代を時代小説として周囲の状況を描きながらもコメディに描き出している。

書庫に引き篭もるかたつむりと呼ばれる主人公が国替えの為に奔走する話。
国替えは当時絶対に大変な大仕事である。現在のように道も交通も便利でない時代に藩ごと移動は決死の覚悟がいるのだろう。その壮絶さをコミカルに描き出している著者の作品が好き。

かつて自分のことが嫌いだった。しかし勇をふるい外に出て、人の役に立てたとき、ようやく己のことを好きになれたのだ。

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2024年04月07日

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松平直矩は実在の殿様で本文中の説明にあるように
結城秀康の孫で生涯5回の国替えを命じられた
石高は増えるが天風借金も増える地獄絵図を小説化
ちなみに大名通信簿『土芥寇讎記』に少し美少年が
好きとワザワザ書いてあるが普通のお殿様(´・ω・`)

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2022年11月21日

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映画観た後だったのでスイスイと!!
映画とはちょっと違う所も 
端折られてしまっていた所も
最後の最後まで面白かったなー.
.
で 改めて 映画もイメージ崩さず!
なんなら鷹村は本より面白く!!

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2022年01月06日

Posted by ブクログ

超高速参勤交代と比べてしまうと、物足りなさはあるけど、それなりに楽しめました。もっと爽快感が欲しかったかなー。

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2020年06月20日

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映画を先に観たので、引っ越し奉行の片桐春之介は星野源が浮かんでしまう。しかしぴったりの配役であり、かたつむり、と揶揄されるほどの引きこもりからの大出世。話の最後は映画と違うものの、どちらもほっこりと笑いある。
時代物だがとてもコミカルで読みやすい、一気読み。

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2020年02月24日

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映画にもなった藩のお引越しのお話です。引っ越しと一言で言っても、家でなく大名の藩が一つ移動します。それを差配するのが主人公。コミカルな中にも含蓄のある示唆に富んだ言葉があり、さわやかな物語でした。映画では誰がどの役をやっているのか?大変気になります。

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2020年01月29日

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ネタバレ

時代小説にあるくどい展開や、当時の難しい言葉使いは一切なく、とても読みやすかった。
ストーリーもコミカルで、最高のハッピーエンド。。
2時間でイッキ読み!

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2019年12月08日

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書庫係の引きこもりで出来損ないと言われていた春之助が、引っ越し奉行を任せられ、どんどんと強く頼もしくなっていく姿が応援したくなる。
いろんな知恵も出てきて面白い。最後の白河からの国替えを免れるための策はあっぱれでした。

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2019年10月22日

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映画が気になっているので原作を読んでみた。
金策に奔走するだけでなく、城を明け渡したり幕府の役人とやり取りしたり、国替えに伴ういろんな手続きが興味深い。全体的に軽い感じもするけど、そのぶんサクサク話が進む。登場人物も良い人が多いので安心して読める。
しかし生涯に7回も国替えになった大名がいたなんて知らなかった。こういう人にスポットを当てるのは面白い。

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2019年07月25日

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星野源さん主演映画の原作。書物が好きな"だけ"だった主人公が国替え奉行で強みを発揮。ストレングスが生かされる良い話だった。

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2019年06月23日

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譜代大名でありながら生涯に七度の国替えをさせられた松平直矩。またもや幕府から国替えを命じられたものの、「引っ越し奉行」の役目を継がされたのは、引きこもり侍と後ろ指を指される若輩者の片桐春之介だった…。

「超高速参勤交代」の土橋章宏の作品。相変わらずのテンポの良さでスイスイ読ませる。家族の話でもあり、経済学的な話でもある。この夏休みに映画化されるらしい。三匹目のドジョウなるか?
(B)

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2019年06月08日

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時代小説は読まないのですけど、星野源主演の映画化になるというので読みました。
とても映画化に向いている読みやすいエンターテイメント小説でした。あっという間に読めます。
彼にピッタリです。映画も楽しみです。

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2019年06月03日

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高速参勤交代の作者が書いた、今度はお国替えの話である。5回も国替えになった松平家のカタツムリ事片桐春之介が引っ越し奉行に命じられ奮闘する話である。やはり金貸し、今で言う断捨離、リストラなどを行って成長していくところ。また何度も国替えを命じられるため、そのノウハウ本を作り他国へ売ってもうけるなど、結構殖産、名産、利殖に精を出し、次の引っ越しに備えてをするところなどは今の会社組織と変わりない。裏読みが出来るところは現代の会社運営の一部と同じかな。

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2019年05月23日

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非常に読みやすかった。
自身初めてやることは過去のやり方を参考にする。
相手を動かすには、必死にお願いするのではなく、双方にメリットがないと動かない。
ビジネスに通じる内容。

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2019年01月31日

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時代ものはなんとなく難しそうで敬遠していたので、初めての時代小説でしたが、とても読みやすく、内容も面白かったです。
かたつむりはもう頭の中で、完全に星野源になってました。

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2018年11月22日

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軽快な語り口で、引っ越し奉行が成長していく姿に非常に元気づけられた。その時代の文化も含めて興味深く、一気に読み終わってしまった。

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2018年11月15日

Posted by ブクログ

無理難題を押し付けられる松平藩と、その家中で役立たずと目されていたかたつむりが立ち向かう引っ越しコメディ。

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2024年08月30日

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 星野源主演で2019年に映画化された作品の原作本。
 タイトル通り、生涯に渡り国替を余儀なくされた主君・松平直矩とその引っ越しに奔走する部下たちの活躍をコミカルに描いた作品。
 度重なる国替で藩の財政は悪化し、いよいよ苦しくなってきたところへ、それまで差配していた人物が死去。そんな時に、誰もやりたがらない引っ越し差配に任命されたのは、姫路城の書庫に引きこもっていた片桐春之助。
 お国の引っ越しの舞台裏と、春之助の成長が面白く描かれている。300ページ弱だが、一気読み必至。

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2023年11月04日

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ネタバレ

ま た 綱 吉 か !
今まで何冊か時代小説読んだけど、綱吉の時代って本当大変だ。
とりあえず、物語を動かすにはもってこいの存在なのかもしれない(この何回にもわたる引っ越しは実話のようだけど)が、その時代の人にとっては迷惑で暮らしにくそう。

それから、戦国時代に衆道があったことは知っていたが、江戸時代も割と普通だったんだなぁ。


追記
映画も観た。
原作とヒロインの性格・属性がまるで違い別人で何だかなぁという感じ。
映像として派手にするために原作の良いところを削ってしまっている。
皿を投げるシーンで、せっかく厳選してきた逸品なのに笑いながら粗末に扱われてかわいそうで観ていて悲しかった。

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2021年05月08日

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超高速参勤交代は映画で観ましたが、同じ方が原作を書いてるんですね。
時代劇に新風って感じなのでしょうか。苦労しながら成長していく春乃介の姿がよかったです。

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2020年01月02日

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ネタバレ

図書室に引きこもってばかりいて「かたつむり」と揶揄されていた主人公。
そんな彼は、ある日損な役回りである「引越し奉公」を押し付けられる。
あらゆる困難が待ち受けるも、本の知識で乗り越えていくストーリー。

藩の家臣って大名と一緒に引っ越しするんだなーとか、江戸にずっと残る家臣もいるんだなーとか、読みながら江戸の生活が擬似体験できて楽しめました。
ストーリーとしては王道であまり驚きはありませんでしたが、生き生きとした登場人物が盛り上げてくれて中だるみなく一気に読めました。

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2019年11月17日

Posted by ブクログ

江戸時代に何度も国替えを命じられた松平家の引っ越し奉行が主役の話。1000人以上を抱える大名が交通機関も無い中で国替えされるのは超大変!
映画化もされるみたいだし、テーマはとても面白い。

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2019年08月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2019/3/5
真っすぐすぎて物足りない。
はじめは於蘭が何か企んでんのかと思った。
むしろ何か企んでて欲しかった。
いい話で多少笑えていいんだけど、熱がない。こじんまりしてる。
私が感じ取れなかっただけかなぁ。
なんかもっと「ウオー私も頑張るぞーーー!!!」ってなりたいの。

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2019年03月06日

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