土橋章宏のレビュー一覧

  • 引っ越し大名三千里

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    ネタバレ

    時代小説にあるくどい展開や、当時の難しい言葉使いは一切なく、とても読みやすかった。
    ストーリーもコミカルで、最高のハッピーエンド。。
    2時間でイッキ読み!

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    2019年12月08日
  • 超高速! 参勤交代

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    主人公の内藤まさあつに、宿の飯盛り女のお咲、忍者の段蔵、妹の琴姫と、魅力的な登場人物に溢れる作品だった。

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    2019年11月17日
  • 引っ越し大名三千里

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    書庫係の引きこもりで出来損ないと言われていた春之助が、引っ越し奉行を任せられ、どんどんと強く頼もしくなっていく姿が応援したくなる。
    いろんな知恵も出てきて面白い。最後の白河からの国替えを免れるための策はあっぱれでした。

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    2019年10月22日
  • 眠り姫のロード スマイリング!2

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    スマイリングの続きじゃないのか~とがっかりしつつも読み始めたら、面白かった。釣りバカや寅さんといったところか。長くシリーズ化するのかもしれない。続きを描いてしまうと、続かないから。それもよいかな。
    ところどころにスマイリングの登場人物も出てくるのが嬉しかった。

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    2019年09月30日
  • 幕末まらそん侍

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    本作も、史実として安中藩で遠足(とおあし)が行われたことを土台にして上梓されたエンタメ時代小説だ。96人の藩士を数名の組に分けて行われた遠足は、そのまま場面転換としての役割を持ち、藩の勘定方、脱藩を企て国元へ戻された藩士、幕府の草(隠密)、足軽、父を亡くした年少の侍と隠居した侍の出会いなど、バラエティ豊かな内容となった。碓氷峠を登るとなると、道はかなり険しいものだろう。普通のマラソンというよりはトレイルランに近いのではなかろうか。

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    2019年09月20日
  • 引っ越し大名三千里

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    映画が気になっているので原作を読んでみた。
    金策に奔走するだけでなく、城を明け渡したり幕府の役人とやり取りしたり、国替えに伴ういろんな手続きが興味深い。全体的に軽い感じもするけど、そのぶんサクサク話が進む。登場人物も良い人が多いので安心して読める。
    しかし生涯に7回も国替えになった大名がいたなんて知らなかった。こういう人にスポットを当てるのは面白い。

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    2019年07月25日
  • 幕末まらそん侍

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    風雲急を告げる幕末の世。安中藩主・板倉勝明は、藩士の心身鍛錬を目的として安中城内より碓氷峠の熊野神社までの七里余りの中山道を走らせた。悲喜こもごもの事情を背負いながら走る侍たち。果たして勝者は?

    連作短編集。相変わらずの映像化を前提にしたような描写とテンポの良さが心地よく読ませると思っていたら、実際に映画化の話が進んでいるとか。意外性あるラストの展開もよかった。
    (B)

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    2019年07月06日
  • 引っ越し大名三千里

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    星野源さん主演映画の原作。書物が好きな"だけ"だった主人公が国替え奉行で強みを発揮。ストレングスが生かされる良い話だった。

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    2019年06月23日
  • 幕末まらそん侍

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    ネタバレ

    藩主板倉勝明が渦中に遠足(マラソン)をやるように言ったことで起きる家中寸劇。最初の3話ぐらいはb津別の話であったが、最後の話で一気に繋がり、話がまとまる。結構うまい話の構成であった。 2話目の江戸妾の話も妻にはバレバレで妻が仕掛けた一大騒動であったが、本人は知らずで円満家庭へ。結構話の作りが上手。まあ軽く読める本としては4つ星。

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    2019年06月21日
  • 引っ越し大名三千里

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    譜代大名でありながら生涯に七度の国替えをさせられた松平直矩。またもや幕府から国替えを命じられたものの、「引っ越し奉行」の役目を継がされたのは、引きこもり侍と後ろ指を指される若輩者の片桐春之介だった…。

    「超高速参勤交代」の土橋章宏の作品。相変わらずのテンポの良さでスイスイ読ませる。家族の話でもあり、経済学的な話でもある。この夏休みに映画化されるらしい。三匹目のドジョウなるか?
    (B)

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    2019年06月08日
  • 引っ越し大名三千里

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    時代小説は読まないのですけど、星野源主演の映画化になるというので読みました。
    とても映画化に向いている読みやすいエンターテイメント小説でした。あっという間に読めます。
    彼にピッタリです。映画も楽しみです。

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    2019年06月03日
  • 引っ越し大名三千里

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    高速参勤交代の作者が書いた、今度はお国替えの話である。5回も国替えになった松平家のカタツムリ事片桐春之介が引っ越し奉行に命じられ奮闘する話である。やはり金貸し、今で言う断捨離、リストラなどを行って成長していくところ。また何度も国替えを命じられるため、そのノウハウ本を作り他国へ売ってもうけるなど、結構殖産、名産、利殖に精を出し、次の引っ越しに備えてをするところなどは今の会社組織と変わりない。裏読みが出来るところは現代の会社運営の一部と同じかな。

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    2019年05月23日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    前作にもまして激しい攻撃に対していかに対応するのか?絶体絶命のピンチからのストーリーがこのシリーズの醍醐味。今回も期待を裏切らずに楽しませていただきました。

    ただ、前作のインパクトが強かったのに比べて、体が慣れてしまったのか、ほんの少し物足りない。その分★を4つにさせてもらいました。

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    2019年05月21日
  • 金の殿

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    土橋章宏の本だとのことで読んでみた。徳川宗春がタイムスリップして現代に訪れ、江戸期に戻って尾張名古屋の繁栄をもたらすという話。

    面白かったが、かなり軽めの展開。感動話を織り込むことで尾張の繁栄があまり深く書かれていないのが残念。面白かったし、プロットをこうやって構築すればよいと学べたが、キャラ立ちが中途半端なので、登場人物に感情移入がそれほど深くはできない。逆に言えば登場人物に背景を持たせてキャラを立たせれば、感情移入がたやすいことを発見できた。

    テレビドラマ向けを意識して作ったのかも知れない。これはこれで、軽めでよいのかも知れない。徳川宗春に興味が湧いた。

    星四つ。

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    2019年04月16日
  • 幕末まらそん侍

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    「サムライマラソン」として映画化された物語の原作。
    日本におけるマラソンの始まりとされる幕末の「安政遠足」(「えんそく」ではなく、「とおあし」と読みます)を題材にしたコメディーかつ少し感動するお話です。
    小説を読んで面白かったので、映画も見てみましたが小説と映画でかなり内容に差があります。

    作品は5章に分かれ、それぞれ別の人物を中心に描いています。最初はそれぞれ別の独立した内容かと思っていましたが、何せ小さな藩の中での出来事なのでそれぞれの章の主人公が関係しあい、別の章にいい感じに登場するのが楽しいです。自分の主人公パートではちょっと抜けていたりするのに、他の章で登場するとけっこうカッコよか

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    2019年03月07日
  • 幕末まらそん侍

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    佐藤健さん主演で映画化ということで読まずにいられないでしょう♪
    連作短編で、登場人物がつながっているのが楽しい。
    遠足(とおあし)をさせられる藩士たちの色んな思惑が
    どこに着地するだろうと思えば、そうきますか!
    そういうラスト、大好き!

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    2019年02月13日
  • 引っ越し大名三千里

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    非常に読みやすかった。
    自身初めてやることは過去のやり方を参考にする。
    相手を動かすには、必死にお願いするのではなく、双方にメリットがないと動かない。
    ビジネスに通じる内容。

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    2019年01月31日
  • 引っ越し大名三千里

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    時代ものはなんとなく難しそうで敬遠していたので、初めての時代小説でしたが、とても読みやすく、内容も面白かったです。
    かたつむりはもう頭の中で、完全に星野源になってました。

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    2018年11月22日
  • 引っ越し大名三千里

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    軽快な語り口で、引っ越し奉行が成長していく姿に非常に元気づけられた。その時代の文化も含めて興味深く、一気に読み終わってしまった。

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    2018年11月15日
  • 超高速! 参勤交代 リターンズ

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    前作に比べてもクスリと笑ってしまうような場面や痛快無比な場面、セリフがふんだんに盛り込まれているように感じた。
    複雑に絡み合った武士道、任侠道みたいなものは無く、単純明快な少年マンガを読み終えた時のような清々しい爽快感を読み終わった後に感じた。
    時代小説を読もうという姿勢で読むとイマイチ楽しめない気はする。純粋にタイトルユニークだし読んでみようという気軽な姿勢で読んで欲しい1冊。

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    2018年11月01日