【感想・ネタバレ】駄犬道中こんぴら埋蔵金のレビュー

あらすじ

鼠小僧のお宝を探せ! 笑劇珍道中第二弾!

鼠小僧のお宝を見つけ出せ!
大人気シリーズに続編登場!!

時は文政十三年(天保元年)、おかげ年。
無事におかげ参りの旅を終えた辰五郎、沙夜、三吉、代参犬の翁丸は、江戸に戻らず伊勢でガマの油を売って旅費を稼いでいた。
旅を続けることにした三人と一匹が次に目指すのは、四国の金毘羅。まずは大坂に立ち寄り、辰五郎のガマの油売りの師匠に会うことに。
すると、師匠から金毘羅に眠るというお宝の地図を託されて――。

地図を狙う悪党たちに追われながらも、旨いものには舌鼓。
笑いあり、涙あり、博打もあれば、温泉もあり! 大人気笑劇珍道中シリーズ第二弾!! 犬も歩けば小判に当たる!?

この作品は過去に単行本版として配信されていた『駄犬道中こんぴら埋蔵金』の文庫版となります。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

千両箱が海の藻屑にとか、考えられんて。オチなのか、それで成立したのか。犬の正体がわかって幕尻でええのに。超高速から一気に好きになり、期待値高くて買い読んだが、博打が嫌なのか、思ったよりのめり込まないで終わる、2なのよ、2冊ですか。誰も死なないのはよかったけど、どちらか言うと旅の本、江戸時代の旅だと思う。所所に歴史上人物出てくるのも、豊臣秀吉がミイラで織田信長殺した張本人とか、まあ、うーん、まあね。マラソンも読みたいけど、ちょっとインターバル入ると思う

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

辰五郎一行はもちろん素敵なんだけど、新登場の定吉が素敵だった。正体があいつってのもいい。
その上、良寛に広重までゲスト出演とは贅沢で嬉しくなる。
埋蔵金目当てに向かったこんぴらさん。
沙夜は過去を吹っ切れたし、三吉や辰五郎もだね。
三吉の実の父の一件、泣ける。辰五郎の対応にも。
最後、あのオチは、なんとなくそうなるような気がしてたw
素敵な家族になったね。
江戸について、翁丸も結局辰五郎たちと暮らしたりして、なんて想像するのも楽しい。
ドラマがきっかけでずっと積んでたけど、読んでよかった。

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2022年10月18日

Posted by ブクログ

博徒で借金まみれだった辰五郎が、長屋を代表してお伊勢参りに旅立ち、道中でかけがえの無い家族を持つことになった『駄犬道中おかげ参り』の続編。
今回は伊勢のおかげ参りを終えたその脚で、辰五郎一行は、四国の金毘羅への旅に出る。
ダメダメな主人公だけど、どこか憎めないキャラ設定故に肩肘張らすに楽しめる。また道中の宿場町では、夫々の名物や歴史に触れガイドブック的な要素もある。更に歴史上の有名人物を随所に登場させたりと、作者のサービス精神も満載。

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2020年10月10日

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