金原瑞人のレビュー一覧

  • マインクラフト 勇気の旅

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    ネタバレ

    このマインクラフトの小説のシリーズを読んでいるので本書を手に取った。
    今回の主人公・スタックスは祖父母と父の遺した財産と会社があり裕福なのだが、何もしていない。友達もいない。どこにも行きたくない。そんな平和ボケしているところから物語は始まる。
    悪役のフージュが、彼の家を強盗し孤島に置き去りにして「なによりすばらしい贈り物だ、スタックスくん!あんたを過去から自由にしやったんだ。」と言ってひっくり返すのだ。

    はじめはあんまりにも主人公に魅力を感じなくて、すぐに独り言を言うものだから嫌だったが、世界中を見たいと言う真逆の性格のラモアや、強くて相手を尊重してくれるヒジュラに出会って変わっていく。採掘

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    2021年11月23日
  • ペーパータウン

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    SF好きの中で黒丸尚が特別な重みを持つように、海外の児童文学を読む人にとって金原瑞人・訳というのは、それなりの意味を持つ。と、私は思う。
    というわけで夏にこういう話を読みたくなると金原訳で物語を探すわけですが、なるほど現代アメリカの高校生事情から生まれる青春の形とはこうなるんだろうなぁ、と感心する本でした。
    こういうのってスクールカーストからみて負け組の奴らが頑張る話かと思いきや、主人公はプレップスで勝ち組側、とか。

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    2021年09月10日
  • ソロー『森の生活』を漫画で読む

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    シンプルに生きる姿に憧れを抱く。
    ありたい状態から始められているのが素敵だった。

    いつか試してみたい。

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    2021年08月28日
  • モルグ街の殺人事件

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    約200年前の作品。
    世界で初めての推理小説と言われている“モルグ街の殺人”を読みたくて購読。
    合計7つの短編でどれも非常に味わい深く、今読んでも古さを感じさせない描写と世界観。
    独特な世界観の背景に時代や史実が伴わない設定が、さらにそう思わせているのだと思う。
    目的であったモルグ街の殺人は、想像していたシンプルさとは角度の違う無駄のなさ、意外性とロジカルな謎解き。
    和訳も違和感のない文体なので読みやすく、次へ次へと没入できた。
    文学、歴史、人物など様々な方面に影響を与えたという事実を私の頭ではまだ事実として捉える事しか出来ていないが、
    言葉にできない、抽象的な感覚というもので肌に触れたように

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    2021年08月13日
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方

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    おじいちゃんおばあちゃんは
    物心ついた時には他界してたので
    「じいちゃんばあちゃんから戦争の話聞いたことある?」
    って親に尋ねたことがある
    話したがらなかったよって言ってた
    思い出したくなかったのかもねって
    割りとそういう人が
    戦後の日本には多かったのかもしれん

    この作者も
    一時期、何も騙らなかったけど
    こうして本として出版してくれた

    こういう本、あまり読まない
    自分に
    「人がどれどけ残酷なことするのか知りたい」
    っていう野次馬根性があるのをわかってるから
    忘れちゃいけない、伝えなきゃいけない
    ってきれいな心根じゃないから
    読みかた間違えないか?
    ってちょっと心配になる

    ちゃんと読めたか

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    2021年08月02日
  • ロイヤルシアターの幽霊たち

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    イングランドの海辺の街の廃墟となった劇場を舞台にしたファンタジー。劇場に住み着く辛い死に方をした幽霊たちと人間の女の子との交流、時代と共に変わるNGワードや礼儀作法。本質を突いた描写に深く考えさせられた。

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    2021年02月21日
  • マインクラフト なぞの日記

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    今回はマイクラの世界の住人の話。プレイヤーの現実世界はない。私はこの本のシリーズは読んでいるけど、ゲームはプレイしていないので、ブレイズ等敵の外見の様子は分からず、もうちょっと描写して欲しかった。

    はじめは落ち着いたアリソンの視点に引っ張られて衝動性の強いマックスが嫌だった。アリソンのために色んな妨害をする事がいい事とは思えなかったし。
    でもフレヤが登場して「ふつうでいられない時があるよ」と言った辺りで少し彼を見直した。彼は最も近くでアリソンの様子を見ていたんだものね。
    後半からはぐんぐん物語に引き込まれて面白かった。

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    2021年01月07日
  • 天才たちの日課 女性編

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    今の時代こそ、読むべき一冊。


    私自身働く女性なのでこの一冊は
    とても面白く、勇気づけられるものだった。

    ただ懸命に働くのではなく彼女たちの日常、過去がいかに関わって仕事に現れているか知ることができた。

    特に皆に共通することは信念がしっかりあると感じた。

    私の信念、なんだろうか。

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    2020年09月16日
  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK

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    テーマごとに16冊の紹介.読んだ本も読んでない本も読んだけどすっかり忘れてしまった本も、読まなくっちゃと思わせてくれる.そしてそれぞれのテーマごとのエッセイがまた面白く町田康氏の気合には思わず笑ってしまった.

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    2020年09月02日
  • 魂の図書館〈下〉――――ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち3

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    面白かった。途中で仕事がクソ忙しくなって一気読みできなかったのが悔やまれる。
    帯に「次のハリーポッターを探している人に!」て書いてあるけど、どちらかというと次のダレン・シャンだと思う。

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    2020年08月16日
  • さよならを待つふたりのために

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    ネタバレ

    時間はいくらでもあると思い、愛する人をぞんざいに扱ってしまうなんてことをしないようにしよう、と思わせてくれる本。
    いつか必ず終わりがくる、命も愛も、時間は有限で、それは人間に限った話ではなくこれは宇宙レベルでそうなのだ。大げさで極論的な見解だけれど、まぎれもない事実。誰かとの関係の始まりは、終わりのはじまり。愛する人とあと何年、何日、何時間一緒に居られるかなんて、本当に分からない。終わりは突然訪れる。だから、今こと瞬間を大事にしようと思う。

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    2020年06月14日
  • さよならを待つふたりのために

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    ネタバレ

    きっと、星のせいじゃない。

    難病モノはある程度先が読めてしまう、という人こそ読んでほしい。そうじゃない。死を思うこと、愛すること、自分の生きる意味を考えることは、生まれてきた人すべてに共通することだから。

    甲状腺がんが肺に転移して酸素ボンベが手放せないヘイゼル。骨肉腫で片脚を失ったオーガスタス。彼女と彼の家族、がんのサポートグループのメンバー、がんではない友人、元小説家など、それぞれの登場人物が精一杯、不器用に生きている。

    ヘイゼルの愛読書『至高の痛み』の作者ピーター・ヴァン・ホーテンが印象的。あれほど自分に寄り添ってくれる物語の作者だから人格者だろう、作者は読者の期待に応えてくれるはず

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    2020年05月24日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    かたつむりが好きすぎるハイスミス氏がぶっとんでて最高だ。天才たち皆それぞれにやばくて魅力的で、おもしろかった。
    どんな有り様でも「ぶれない」っていうのはそれだけで力だと思う。頑丈な習慣は自分を保つのを助ける。繰り返しや継続の中から生まれてくる仕事のすごさを感じた。

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    2024年06月13日
  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK

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    翻訳本の紹介本
    最近翻訳本を読むことが多くて、更にいろんな翻訳本に出会いたいと思い読みました。
    英語だけでなく、世界中の言葉を日本語に変換して、私達が読めるように仲介してくれる翻訳家の方々に感謝です。
    気になった本はリストにまとめてこれからゆっくり読んでいきたいと思います。

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    2020年03月05日
  • アルバート、故郷に帰る 両親と1匹のワニがぼくに教えてくれた、大切なこと

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    フィクションとノンフィクションを混ぜたファンタジー。ワニをフロリダまで連れて行く新婚カップル、その先々での思わぬ出来事。人間個人としての成長、お互いを思い遣るカップルとしての成長、読んでいくに連れて私も人間としてひとまわり大きくなった錯覚に陥る。もっと前に読んでたら人生変わったかな〜とも思える作品。子供と読みたいし人としてどうありたいかを指し示してくれる。読んで良かった❗️

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    2019年11月19日
  • ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち<下>

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    ネタバレ

    2019.9.27
    おもしろかったー!

    映画のあのバトルシーンを期待していたから、あれれ?ってなったものの、アレはアレ、コレはコレで楽しめた。
    むしろ映画があったから楽しめたのかな…
    もし映画見てなかったら、終わり方も中途半端だから不完全燃焼な気持ちになったかもしれない。

    映画では幼女のブロンウィンがめちゃ活躍しててかっこよかった。双子は一切出てこなくて悲しい(T-T)

    続編あるみたいなのでそっちに期待。

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    2019年09月27日
  • ペーパータウン

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    9歳だった。
    マーゴとQがいつもの公園で、死んでいる男を見たのは。
    ピストルを自分の口に突っ込んで、自殺したロバート・ジョイナー。

    それは、ひとつの出来事に過ぎなかったかもしれないし、9歳の子どもたちの記憶の中では全てのきっかけだったかもしれない。

    卒業式の朝、家出したマーゴを探しに出ることに決めたQ。
    ロードムービーのような青い青いおはなし。
    エミリ・ディキンソンや、ホイットマンの詩。
    バカな友だち。

    マーゴの歯みがきとコップの下には、シルヴィア・サラスの『ベル・ジャー』と、カート・ヴォネガットの『スローターハウス5』 _いざそのときになったら、手首はとても白く頼りなく、どうしてもでき

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    2019年09月10日
  • 文学効能事典 あなたの悩みに効く小説

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    ネタバレ

    事典好きの私だけど、これほど読んで楽しい事典は初めて。

    「あ」から始まるこの時点の最初の項目は”悪魔に魂を売り渡したくなった時”に読む本。
    トーマス・マンの『ファウスト博士』というのはまあ納得としても、”悪魔に魂を売り渡したくなった時”ってどんな時よ?
    そんな時、本を読んでいる場合?
    本を読む心の余裕がある時点で、悪魔に魂を売り渡さなくても大丈夫なんじゃない?

    なんて突っ込みながら読んだけど、ふと気がついた。
    これ、日本語版だから五十音順だけど、原書はABC順のはず。
    訳すだけでなく、このように並べ替えも必要なんだ。
    また、未訳の本も多数あるので、原書では347冊の小説が紹介されているけれ

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    2019年09月04日
  • ペーパータウン

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    これは人気があるわ。
    同年代の子にはキュンキュン来ると思う。
    親に反発、同年代の子たちへの共感、ぎりぎりまで追いつめられる気持ち、暴走、
    最後の最後がありふれたハッピーエンドにならず、それでも前を向いた別れになるところがまたいい。
    あなたと私は違う、そのことがきちんとわかっていて、お互いを認め合う、いい。

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    2019年06月30日
  • 心のナイフ 下

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    人類が入植した星。未知のウイルスによって男は頭の中の「ノイズ」がダダ漏れになってしまった世界。女は死に絶え村はここしか残ってないと聞かされて育った少年がある日あるものを見つけて...というところから物語が始まる。
    早く先が知りたくて、どんどん読み進めてしまった。これで三部作の一作目。続き気になる。最後はめでたしめでたしになるのかな??心配だな〜
    男と女、民族、共同体、戦争、暴力、テクノロジー、現代社会も直面しているいろいろな問題のメタファーがあちこちに散りばめられていて、そういう意味でも面白かった。
    ともかく早く続き読みたい。

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    2019年05月25日