金原瑞人のレビュー一覧

  • モルグ街の殺人事件

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    どれもタイトルは聞いたことがある有名なものです。
    黒猫が怖くて一番印象に残る話でした。

    090908

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    2009年10月07日
  • タイムマシン

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    科学者であるT.Tは遂にタイムマシンの発明に成功した!
    早速、八十万年の後の未来へとタイムトリップしたT.T。
    そこでは「エロイ」と「モーロック」という二種類の人類がそれぞれの生活を営んでいた…。

    SF小説の元祖とも言える作品らしいですね。あれ、違うっけ?(おい
    小学校の頃に勧められてやっと読んだのが中3でした笑
    人類の未来が、こんな世界だったらどうなんだろう。
    きっと、すごく退屈だろうな。
    人類の知力や能力の行く末がわかりやすく表現されていると思いました。

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    2009年10月04日
  • プークが丘の妖精パック

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    正直イギリスの歴史なんて全然知らんけど楽しく読めた。

    『ジャングルブック』書いた人なんだ。へぇ。
    つーかノーベル文学賞とってる人なんだ。へぇ。
    無知丸出しですな。

    歴史上の人物+妖精+兄妹での展開が新鮮。歴史上の人は誰一人知らないけどね。

    なにより最後の『子どもたちの歌』が良かった。
    力強くていい歌です。

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    2009年10月04日
  • 宝島

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    船乗りの宿を経営する家に生まれたベンは、ある日やってきた元有名な海賊船の副船長から宝の地図を奪い、街の地主とそれを探しに航海に出る。雇った乗組員に元海賊船の船長がいて、謀反にあうが、偶然耳にしたベンのお陰で前もって戦略を立てることができた。が。

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    2009年10月04日
  • 12歳からの読書案内 海外作品

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    数々の海外文学作品の翻訳や、書評などでも活躍されている金原瑞人氏が監修した、海外のヤングアダルトの名作を100冊セレクトした一冊。タイトルに「12歳からの」とあるが、これは、子供でも大人でも関係なく、文学作品を愛するあらゆる人におすすめできる一冊。日本ではヤングアダルトというジャンルはあまり知られていないような気がしますが、一般に言われているライトノベルとも近いものがあるのかな?
    この本に収められている本は、「感動して心がじんわりする本」や「試練を乗り越えるヒントになる本」、そして「危険なくらい創造力が刺激される本」など、大きく7章に分けられていて、執筆者も、金原氏は勿論、あさのあつこさん、森

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    2009年10月04日
  • タイムマシン

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    「盲人国」が一番面白かった、というか一番現実に迫っている。
    オリバー・サックスの「色のない島」で色覚異常の人々が集まる島が描かれていたのだから、盲人国が本当に世界のどこかにあってもおかしくないし、盲人国の人にとっては眼は無駄な器官としか思えなくても不思議ではない。

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    2009年10月07日
  • 人間の絆(下)(新潮文庫)

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    久しぶりに、長編大作を読み終えて達成感。
    フィリップの人間性、複雑そうに見えて単純なところだったり、また育ちや環境によって屈折した精神に自ら翻弄させられる姿はピエロのようだったり。善人になったかと思えば利己主義で、他人を見下したりとことん嫌な奴に成り下がったり。
    そんな多面的で、コロコロ気変わりする彼を嫌いになれないのはきっと、クロンショーがくれた絨毯のように、彼の織り成す模様が魅力的だからだと思う。
    唯一無二の絨毯は、私達の中にある。それは美しい模様ばかりではないかもしれないが、すべてがそうではないからこそその美しさが際立つのだと思う。

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    2025年12月13日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    私たちが知る天才たちとはどんな思考をし、どのような日々を送っているのだろうか。本著は天才たちの行動を読み解き何が創造性や天才という周囲から呼ばれるまでに大きな成果を出すヒントと視点を発見できる良書である。
    さて、本著では多くの天才たちが登場する。どの天才たちに共通していることは、淡々と日々の日課を熟して、自身がやりたいこと、したいこと、成し遂げたいことに手中している点である。特別なひらめきもなく、ただ目標へ淡々と日課を熟していく「継続」として本著では紹介されている。創造性を高めることなんて、ただ淡々と「反復」と「継続」と「自分だけの習慣」を取り入れて始めるという。私が付け加えるとしたら、継続と

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    2025年11月21日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    ネタバレ

    ・意外と日々をその日の気のままに過ごしている人はおらず、みな内容に違いはあれど、日課に沿って過ごしていた。
    ・結局ウルトラCはなく、日々をいかに規律的に積み上げるかということ。
    ・頭の冴えている状況で仕事をしており、多くの人はそれは早朝である。また、気分が乗ろうがのらまいが、決められたタスクをこなす人が多い。気分転換や創造的な刺激となる日課として散歩や水泳・ランニングなどのスポーツ、入浴が多い。
    ・習慣は聡明な人間においては、野心の表れである。

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    2025年10月13日
  • 天才たちの日課 女性編

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    タイトルに惹かれて手に取った。
    ほとんどの女性が100年前くらいに生きていた人々なので、今とはライフスタイルも世間の慣習も全く違う背景。その中で、天才と言っても
    作家、芸術家ともに、ひたすらに黙々日課をこなすタイプと、何かが体に降りてくるのを待つタイプとふた通りあった。凡人の私としては、まずは実行することの大切さを学んだ気がする。

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    2025年08月24日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    天才にも凡庸な生活のリズムの苦しみがあることがわかり親近感を覚えた。

    秘訣は時間を盗むのではなく作ること。あとは書くだけだ。ストーリーを思いついたら、それを書きとめる。そうすれば、軌道にのぅたも同然だ。

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    2025年08月15日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    案外朝方の人が多い印象。あと散歩してる人も多いけど不眠症も多い。真似したいかというと真似したくない。私は天才じゃないからね。

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    2025年07月10日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    偉人たちの習慣を覗き見したようでちょっと後ろめたい、がじんわり面白い。早起き、午前中作業率が高かった。

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    2025年06月13日
  • 魔女の冬

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    ネタバレ

    1巻からずっと辛いし痛いしが続いたけど、ようやく終結。
    3巻は多少?ほんの少しだけ?ユーモアを感じるところがあって、まだしもだった。

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    2025年05月29日
  • 人間の絆(上)(新潮文庫)

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    冒頭は正直読むのがしんどい箇所だった。しかし後半からはかなり面白く一気に読めた。モームの自伝的小説であり、モームのことが好きな自分としては楽しめた。

    職業を公認会計士→画家→医者と二転三転して、人生について考えていくフィリップのことが気になっていく。

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    2025年05月26日
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方

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    私のホロコーストの知識は、小学生のときに読んだ漫画のアンネ・フランクの人物伝から得たものしかなかったので、今回ユダヤ人が受けてきた壮絶な迫害を知りショックを受けた。と同時に、いまの自分の悩みなんてちっぽけなもので、むしろこんなことで悩める自分は幸せなんだ、とすら思えた。それほど著者の人生は壮絶なものだった。どんなに絶望的な状況でも、愛情、友情があれば生きていける‥‥ありきたりで使い古された薄っぺらい言葉に見えるけど、エディさんが言うとすごく説得力があり、重みがある。落ち込んだ時に読んで欲しいけど、けっこうしんどい描写もあるからさらに落ち込んでしまう可能性もあるかも。私は前向きな気持ちになれたの

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    2025年05月24日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    天才・偉人達のルーティン集
    自分に合うルーティンを見つけられると、権威性を使いやすい。

    デカルト
    優れた頭脳労働をするには、怠惰な時間が不可欠。絶対に働きすぎないように気をつけていた

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    2025年05月15日
  • 人間の絆(上)(新潮文庫)

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     主人公の考え方や言動から、育ちや環境、コンプレックスによる課題の多さが目立ち、ときに安直で辛辣な観察力により惑わされた。
    また、この時代の暮らし、差別、格差による人々の心の貧しさも目につく。

     主人公の半生を余すところなく書いているため、読んでいて苦しく、不快なところも多いが、興味深い点やなぜか読み進めたくなる魅力がある。
    それは一人ひとりの暮らしや価値観と心情が痛いほどに表現されているからか?
    粘って下巻まで読んでみる。

    この先どうなってゆくのか..

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    2025年05月03日
  • スカンダーと奪われたユニコーン

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    13歳でドラゴンライダーにはなりません(え?)
    スカンダーは試験会場には行かず何をしたのか=成長物語
    スカンダーの遊びに誰かがいるの?(3人なのに4人家族)
    ユニコーンがいないていうこと笑

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    2025年04月15日
  • 文学効能事典 あなたの悩みに効く小説

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    心身のさまざまな不調やお悩みに効くブックガイド。中々面白そうなのですが、取り上げられている作品が、なぜにその心身の不調に効く本なのかが結局今一つ理解できない物が多く、どこまで本気か冗談か分からない感じだった。おそらく作者は大真面目なのでしょうが。

    おまけにイギリスで出版された本なので、ブックリストのほとんどは海外のもので、日本からは遠藤周作、村上春樹、安部公房、三島由紀夫らごく一部の作品がリストに掲載されているのにとどまっている。
    しかも、親しみやすいミステリーやエンタメ系の作品は少なく、斎藤美奈子さんの言うところの「中古典」と思われる作品が多く、いわゆる現代文学作品とおぼしき本が多いので、

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    2025年04月13日