あらすじ
【映画『カオス・ウォーキング』原作】ぼくはトッド・ヒューイット。あとひと月で十三歳、つまり正式な大人になる。ぼくが住んでるプレンティスタウンは新世界(ニュー・ワールド)のたったひとつの町。この星に入植したぼくらは、土着の生き物と戦争になった。やつらが撒いた細菌のせいで女は死に絶え、男は互いの考えがすべて“ノイズ”として聞こえるようになってしまったのだ。ある日、町はずれの沼地で、ぼくはノイズのないまったき静寂に出会った。これは何? それとも誰? 異様な迫力、胸が締めつけられるような感動、尽きせぬ謎。ビッグタイトルを独占した〈混沌(カオス)の叫び〉三部作、第一弾、ガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞受賞作。
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Posted by ブクログ
プレンティスタウンは昔の戦いでの細菌の影響で女達は死に絶え、男達は生き残ったが、考えが「ノイズ」として他人に聞こえるようになった。
町にのこった唯一の子供トッド・ヒューイット、あと27日で13歳、大人になる。しかし沼地で「静寂」にあってからトッドは追われるようになった。
町に何が起こったのか、なかなか語られない。なんで犬が喋ってるのかとか。疑問のまま物語がすすんでいく。
ただトッドの疑問・緊迫感が伝わってくる。物語の全体を覆っている雰囲気に圧倒される。
上巻を読み終わっても、まだ謎だらけ。おもしろい本です。
犬のマンチーがカワイイ。
Posted by ブクログ
■とにかく読め!って言いたくなる作品。
■主人公もストーリーもスピード感も全部いい。読み始めたら徹夜してでも上下巻通して読んでしまいたくなると思う。
Posted by ブクログ
最初は全然面白くなさそうだったのに、ヴァイオラと出会い、追われることになった時からすごく話に引き込まれ、あっという間に読んでしまった。
トッドが、おとなになるとどつなるのな、なぜ、追われているのか、女性がいないのか、謎がたくさんあり続きが気になる!
犬の考えがノイズとして聞こえるのは、いいなー!動物たちと心を通い合わせることができて、楽しそう!
Posted by ブクログ
どこにも書いてないけど、SF。主人公が当たり前だと思っていたことがひっくり返され、少しずつ秘密が見えてくる。まだ全然先が見えない、下巻が楽しみ。
Posted by ブクログ
ヤングアダルトジャンルを軽んじてはいけない、
そう思わせる作品。
ユニークな設定と理由のよくわからない逃避行のドキドキ、
夢中になって読み進む。
下巻ではどうなるのだろう。
Posted by ブクログ
読んで良かった。まだ、なぜ追われるのかの核心的な情報は持ち合わせて
いないのだけど、主人公同様、理不尽な追い立てには抗うべきだと思う。
はてさて、どういう感じに結んでいくんだろ。ししし。楽しみ。