あらすじ
理由もわからず故郷プレンティスタウンを追われた少年トッドは、宇宙から来た少女ヴァイオラとともにひたすら逃げた。逃げて逃げて、ようやくたどり着いた平和な地、人々がノイズから解き放たれているという、伝説の町ヘイヴンでふたりを待っていたのは、男ばかりの軍隊を率いヘイヴンを制圧せんとする、プレンティス首長だった。無理矢理首長の部下にされるトッド。首長の支配に抵抗する女たちと行動をともにするヴァイオラ。互いを思う心ゆえに苦しむふたりの行く手には、さらに過酷な運命が待ち受けていた。カーネギー賞、ケイト・グリーナウェイ賞を同時受賞した驚異の傑作『怪物はささやく』の著者が贈る、迫力のシリーズ第二弾。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ずっと離れ離れの、トッドとヴァイオラ。
プレンティス首長の、人心の操り方が怖すぎる。独裁者とはこのような人のことをいうのか。
先住民スパクルを奴隷のように扱う、ほんとに酷いことだ。本の中の話とはいえ、読み進めるのが辛い。
Posted by ブクログ
1 部をここで終わられたら、
2 部も読むしかないと思っていた作品。
スピード感は若干落ちるも、
ヤングアダルト的ドキドキ感を楽しめる。
良作だ。
Posted by ブクログ
前作の最後はここで終わるの…?
だったのに、あっさりみんな生きてた。そりゃそうなんだけど…
けれど、読ませる力は相変わらずで、どんどん読み進んであっという間に読み終わった。面白い。
Posted by ブクログ
さあ、始まりましたよすれ違いが。ノイズがある者とない者がある以上絶対起こると思ってたけど、やっぱりじりじりするなあ。
トッドの「特別さ」の正体っていうのはまだこれから語られるのかな。
そしてとうとう出てきたスパクルたち。この星の行く末は果たしてどうなるのか。