金原瑞人のレビュー一覧
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私たちが知る天才たちとはどんな思考をし、どのような日々を送っているのだろうか。本著は天才たちの行動を読み解き何が創造性や天才という周囲から呼ばれるまでに大きな成果を出すヒントと視点を発見できる良書である。
さて、本著では多くの天才たちが登場する。どの天才たちに共通していることは、淡々と日々の日課を熟して、自身がやりたいこと、したいこと、成し遂げたいことに手中している点である。特別なひらめきもなく、ただ目標へ淡々と日課を熟していく「継続」として本著では紹介されている。創造性を高めることなんて、ただ淡々と「反復」と「継続」と「自分だけの習慣」を取り入れて始めるという。私が付け加えるとしたら、継続と -
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私のホロコーストの知識は、小学生のときに読んだ漫画のアンネ・フランクの人物伝から得たものしかなかったので、今回ユダヤ人が受けてきた壮絶な迫害を知りショックを受けた。と同時に、いまの自分の悩みなんてちっぽけなもので、むしろこんなことで悩める自分は幸せなんだ、とすら思えた。それほど著者の人生は壮絶なものだった。どんなに絶望的な状況でも、愛情、友情があれば生きていける‥‥ありきたりで使い古された薄っぺらい言葉に見えるけど、エディさんが言うとすごく説得力があり、重みがある。落ち込んだ時に読んで欲しいけど、けっこうしんどい描写もあるからさらに落ち込んでしまう可能性もあるかも。私は前向きな気持ちになれたの
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心身のさまざまな不調やお悩みに効くブックガイド。中々面白そうなのですが、取り上げられている作品が、なぜにその心身の不調に効く本なのかが結局今一つ理解できない物が多く、どこまで本気か冗談か分からない感じだった。おそらく作者は大真面目なのでしょうが。
おまけにイギリスで出版された本なので、ブックリストのほとんどは海外のもので、日本からは遠藤周作、村上春樹、安部公房、三島由紀夫らごく一部の作品がリストに掲載されているのにとどまっている。
しかも、親しみやすいミステリーやエンタメ系の作品は少なく、斎藤美奈子さんの言うところの「中古典」と思われる作品が多く、いわゆる現代文学作品とおぼしき本が多いので、 -
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ネタバレ子供の頃読んだ本を読み返そうシリーズ。
こちらは小学校高学年の頃に学級文庫にあって、コナン君の影響で手に取ったことを覚えています。……が、当時の私には難しくて、「黒猫」だけ読んでリタイアしてしまったのでした。。
大人になって読んでみると、およそ子供向けとは考えられない恐怖小説の数々に、これが教室にあったのか……!と驚きました。
中でも、「アッシャー家の崩壊」「赤死病の仮面」は視覚的な描写が多くて印象的でした。映像化もされているそうですが、たぶん怖くて直視できないだろうな……。
表題作の「モルグ街の殺人事件」は世界で初めて書かれたミステリーですが、なんと犯人は〇〇〇〇〇〇〇!
ただこのスタイル -
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Posted by ブクログ
この本を読んで、やはり日本の漫画の方が進んでいると思った。漫画で読むと言いながら、ソローの『森の生活』の文章のページが多い。日本の漫画家であれば、極力説明や文字をなくし、絵で全てを表現する。ナウシカで感じたのは、本人の話した言葉、本人が心の中で思った言葉、コミュニケーションとしての念和としての言葉が、使われることで、物語が多層的になる。説明、ナレーションはわずかに最小限にとどめる。という手法だ。
この物語は、ソローの『森の生活』であるが、福島県川内村に移って余計しっとりとくる。自然が豊かで、四季のメリハリがあり、今だと朝の空気のキリッとした佇まい、そして夜の闇の濃さと星の瞬きの美しさ、な