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ユーザーレビュー

  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方

    Posted by ブクログ

    人はここまで残酷になれるのか、というのは衝撃だった。

    でも、この本のすごいところは、助けられたことや助け合ったことへの感謝にあふれているということと、どんな時も希望を失わないことで生き延びた、ということだ。
    私が言葉にするとありきたりな言い方になってしまうのだけれど、この人の言葉は、重みが全く違う。

    人にもおすすめしたいのだけれど、心が元気じゃないと読みすすめるのが辛いだろうか?それとも、逆に希望のようなものが得られるだろうか?

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    2025年03月15日
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方

    Posted by ブクログ

    ホロコーストの奇跡的な生存者、希望を失わず決して諦めない、希望あるところに命あり命あるところに希望がある、何かを与えれば何かが返ってくる。
    自ら助くる者を助く、心を明るく前向きにしてくれる本だと思う。

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    2024年10月01日
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方

    Posted by ブクログ

    壮絶な人生を読んだ後のこの文章は、尊敬という言葉では足りない。

    自分の人生わ他人のせいにしてはいけない。自分の人生は楽だったと言った人は過去に一人もいないが、人生を愛せば少しは楽になる。人生を憎めば、生きていられなくなる。だから、わたしは優しくあろうと努力する。わたしは苦しい思いをしてきたが、ナチスに対し、おまえたちは間違っていたと証明したい。憎しみを抱えている人たちに、間違っていると伝えたいのだ。
    だからわたしは誰も憎まない。ヒトラーさえ憎まない。だが、許してはいない。もし許せば、死んだ六百万人を裏切ることになる。
    また、わたしは、彼らの人生を生きている。できる限り最高の人生を。
    人生のも

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    2022年09月20日
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ナチスドイツ下によるユダヤ人の迫害。人は何故そこまで残酷になれるのか。アウシュヴィッツ強制収容所での凄絶な体験を経て、100歳生きた著者。彼は誰も憎まない、でも許してはいない。もし許せば
    無惨に死んだ六百万人のユダヤ人を裏切ることになるからだ。
    不幸を他人のせいにはしてはいけない。人生はいつも幸せとは限らないが、生きていることが幸福なのだと教えてくれた。

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    2022年08月31日
  • 世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3年前、アウシュビッツの地を踏んだあの時のことをありありと思い出した。壮絶な体験が書かれた一作であるのに、「幸せ」「美しい」という言葉が作品全体に散りばめられていて、エディさんの人柄が現れている。知性と人格、そして人脈がこの人を生かしたんだな。生かしたというか、それがあったから彼は生き延びた。生に貪欲であったことも大きい。人に恵まれ、人に恵み、優しい人柄が滲み出ていて、心が温まる作品だったと同時に、虐殺という歴史をいつまでも忘れず、後世に引き継いでいかなければという思いで溢れた。

    p.30 わたしはこの数年間で得た知識全てを大切に思っている。ただ、家族から遠く離れて過ごした時間については一生

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    2022年06月10日

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