金原瑞人のレビュー一覧

  • サド侯爵の呪い 伝説の手稿『ソドムの百二十日』がたどった数奇な運命

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    かの有名なマルキ・ド・サドが獄中で書いた”ソドムの百二十日”という超絶猥褻文書が辿った数奇な運命。貴族なのにフランス革命に身を投じるなど、破天荒な人生を送ったそうなのですが、子孫も子孫で割とパンチが効いています。

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    2024年11月09日
  • タイムマシン

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    SF小説元祖ウェルズの作品。基礎英語1に登場したので読んでみた。今までSFを読み切ったことがないくらい興味のないジャンルだが、主軸の所をかいつまみながら読破。外国の人と話す時の共通項になるかな?と。昔、理系の人はこういう小説を好んでいたことを思い出す。西暦八十万二千七百一年の世界。現在に戻れるのか、ハラハラした。

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    2024年11月06日
  • ドリトル先生航海記

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    大人になってから、本を読むようになったので
    児童書はほとんど読んだ事がないので、
    名前は聞いた事があるけど読んだことのない児童書がたくさんあるので、たまに読んでみる。

    そうやって、大人になって児童書を読んだ時、
    変に冷めたところのある子供だったから、子供の頃本に夢中になれなかった気持ちを思い出したりすることの方が多いのだけど、このドリトル先生航海記は凄く楽しかった。

    子供の頃に読んでたら多分私には何にも面白く
    感じなかっただろうなと思う。
    そして、子供の頃にこういった本を
    楽しめたのなら良かったのになって思った。

    ずっと鳥を飼いたいと思っていたんだけど、
    この本を読んだら飼っちゃいけないなと思った。

    ドリトル先生かっこいいな。

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    2024年10月21日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    継続的で徹底的な習慣こそが成果をだすが、人それぞれの習慣があり面白い。お酒は友人関係人生で大事な要素だと気付かされた。

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    2024年09月28日
  • サド侯爵の呪い 伝説の手稿『ソドムの百二十日』がたどった数奇な運命

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    サドの伝記エピソードと、10mに渡る直筆巻物の来歴と性科学や性風俗に対する態度の歴史、そして現代、手稿を共同所有することによる10億ユーロに上るポンジスキーム巨額詐欺疑惑と政府との対立。
    それぞれが交互に差し込まれ、サド以外にも様々な癖のあり登場人物が暗躍する。
    歴史ミステリのような優良ノンフィクション。

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    2024年09月28日
  • 天才たちの日課 クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々

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    感想メモ
    長時間働くのはミスも増えるし作業効率と悪くなる
    1日決まった時間働く、文章もインスピレーションを待つのをやめ、ただ淡々と書く
    行き詰まったら、一旦問題から離れる、意識を他に持っていくと解決策が見つかることもある
    目新しい習慣を取り入れると、心理的な効果を生み出して仕事がしやすくなる
    いつもの習慣+いつもとちがう目新しさを取り入れる
    大体みんな最低3時間は取り組んでる
    しっかり習慣を守ることそれが最後までやり遂げるコツだ

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    2024年09月07日
  • アウシュヴィッツのタトゥー係

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    5分後には自分が死んでいるかもしれないと思いながら過ごす時間が何年も続く世界。それが被収容者にとってのナチスの強制収容所だ。この本はそんな世界を生き抜いて結ばれたラリとギタの物語だ。フィクションの形式をとっているが、描かれている出来事は、ほぼ現実に起こった通りと考えてよいという。主人公ラリが体験した事実が小説的に仕立てられることによって、収容所の恐怖と絶望がよりリアルに伝わってくる。だが、読後感は決して重いものではない。多くの人に読んでほしい作品だ。

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    2024年08月17日
  • ソロー『森の生活』を漫画で読む

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    面白いといえば面白いが難しい。
    漫画で読むという本だけどページの5分の2は普通に文字だし、漫画部分も文字は多いので、結構読むのに時間がかかった。
    とても哲学的な内容だと思ったらソローは哲学者らしい。
    内容的にはいいとは思うけど、彼のようにはとても生きられないし、だけど無理をせずにそうして暮らせるならとても幸せな生活だろう。

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    2024年08月11日
  • アウシュヴィッツのタトゥー係

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    タトゥー係なるものがいたんだなぁ。
    主人公の生き様は尊敬する。
    たった1人の女性を好きになって最後まで生き続けたのすごいなぁ。

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    2024年06月07日
  • アウシュヴィッツのタトゥー係

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    タトゥー係という、少し特権的な立場にいた人物からの物語。映像作品としての脚本が元のためか、ラブロマンスを中心に据えて軽快に読みやすい作品である。一方、軽快に読み進めてしまっているこちらも、感覚が麻痺しているのではないか?と不安になる。
    凄惨な日々の中にも日常があり、そこには愛がある。希望を抱いて生きていくのだ。しかし、それがあまりにも困難で、朝起きて生きていたらラッキーなのだ。そんな話である。

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    2024年06月04日
  • 翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK

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    海外文学の瓦版!それぞれの翻訳家によるビブリオバトルのような面白さ。
    ツマミ読みから選書するのも良いかも。が、どれも興味そそるコメントなので全作品読みたくなる。

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    2024年05月17日
  • モルグ街の殺人事件

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    ネタバレ

    アニメの名探偵コナンが好きで、
    いつか読んでみたいと思っていた作家のお話。

    7つの短編が収められている。
    最後が有名な『モルグ街の殺人事件』

    初めの『黒猫』は、
    生き物好きの優しい主人公が
    酒のせいで残虐性を止められなくなり、
    堕落していった様を自ら語る形をとる。
    依存症や勝ち誇った時の油断など
    心理描写も今読んでも秀逸。

    『ウィリアム・ウィルスン』は、
    不思議物語のように描かれるが
    最後に種明かしするようなスタイル。

    『アッシャー家の崩壊』や
    『赤死病の仮面』は
    描写が絵画のようで想像力を刺激される。
    そして、とにかく薄気味悪い。

    ミステリー作家だと思って読んでたが
    こういうジャンルを恐怖小説というのを
    訳者あとがきで知った。
    ポーから名前をつけた江戸川乱歩の作品の
    あの薄気味悪さと重なる。
    絵画的な表現などのルーツも感じた。
    なるほど。

    『大渦にのまれて』は
    科学的な視点で描かれていて
    当時は新しかったのかなと思った。
    ポーはすごく賢く好奇心も強く
    新しいことを学んでいた人なのかなと感じた。

    『アモンティリァードの樽』は
    殺し方において
    『黒猫』に重なる部分がある。
    生き埋めに対する恐怖なのか
    こだわりがありそう。

    『モルグ街の殺人事件』は、
    推理・探偵小説の起源のような作品
    ということでドキドキわくわく読んだ。
    デュバンという人がいかに知的で
    分析的かを描いた後に事件発生。
    新聞記事とたくさんの証言者たちの情報。

    おなじデータを見せられているが
    デュバンのように真実に辿り着けない
    主人公と読者である私。
    謎解きが展開されていく。
    警察を出し抜くほどのデュバンの分析力。

    いまなら当たり前のこの形式を
    初めて作ったと思うと尊敬しかない。
    探偵小説やミステリーの
    原型を作ってくれて
    ありがとうと気持ちでいっぱいだ。


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    2024年04月18日
  • 読者に憐れみを

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    カート・ヴォネガットの元教え子で作家のスザンヌ・マッコーネルさんがまとめた、ヴォネガットが考える作家論、創作論。

    とても良くまとめてられていて、あらゆる角度からヴォネガットの発言を読み解いている。
    時代に合わない部分や、マッコーネルさんの考えに合わないところは、はっきりと著者の考えを述べているし、カートのダメな部分も敬意を持って正直に書かれていると感じた。
    また、カートに近い人なだけに偏りがないよう少し離れた目線でまとめられている。方法論についても教科書的な部分も多いので、カート・ヴォネガットのあの語り口を期待してしまうと、少し物足りないかもしれない。
    しかしカートはジョークが上手いので、本人の真意はいつも煙に巻かれてしまうところがあるが、本書の淡々とした文章で読むと、カートが一人の苦悩を抱えた人間として見えてくる。
    本書を読んでからカートの小説を読み返すと、作品世界がよりクリアに見えて良いと思います。

    個人的には、戦争とジョーク(笑い)が人にもたらすものについては非常に興味深かった。

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    2024年04月17日
  • アウシュヴィッツのタトゥー係

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    ビルケナウを出てこれた奇跡
    その後ギタに再会できた奇跡

    諦めずに生き抜こうという信念

    ひとりを救うことは世界を救うこと

    私もまわりにいる人ひとりを救うことを心がけたい

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    2024年03月30日
  • アウシュヴィッツのタトゥー係

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    昔アンネの日記を読んだこと以外では、ナチスやアウシュヴィッツについての作品に触れるのは初めてだった。アウシュヴィッツに収容されていた人たちが本当にただの人間だったことを初めて意識したかもしれない。アンネの日記は読んだことがあったけど、小学生だったのとイラストも交えてあったことで、どこか架空のキャラクターのように考えていた気がする。
    私はこの本を読んでいる途中でテレビを見て笑って、現代だったらこんな生活を送っていたであろう罪のない人たちが、突然あんな目にあうことが本当に信じられなかった。

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    2024年03月21日
  • アウシュヴィッツのタトゥー係

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    体験談を元にしたフィクション混じりのお話。
    主人公……すごい。いつ殺されるかわからない状況下で、少しでも生きられる仕事をつかみ取り、取引したり、助けたり助けられたり、恋愛したり。
    補足にあった、本編後の主人公たちも凄いです。

    全体的に文体が説明的というか、記録っぽい雰囲気を出したいのか、文章の語尾に引っ掛かりを覚えました。

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    2024年03月18日
  • アウシュヴィッツのタトゥー係

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    第二次世界大戦のアウシュビッツでの出来事が描かれている。スロヴァキア人のラリはユダヤ人という理由でナチスドイツに連行されアウシュビッツに収容される。そこで連行されたユダヤ人に番号を入れるタトゥー係になり、役職を生かして外部の人間と繋がり食料や金品で収容所内で密かに活動する。収容所で同じユダヤ人のギタと出会い2人は恋に落ちる。ナチスの敗北と共に2人は収容所から逃げ出し外で再び出会う。
    ナチスの行ったユダヤ人の虐殺が鮮明に描かれておりとても怖かった。あのような環境でラリとギタが3年も生き続けたのはほんとにすごいことなんだと思う。人が無意味に殺されていくなんて恐ろしすぎるし、今後こんなこと絶対あってはならない

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    2024年03月12日
  • アウシュヴィッツのタトゥー係

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    知っているようで、知らないアウシュビッツ。
    その中で賄賂が通用したり、愛する人と逢瀬を重ねる人達がいたことに驚く。
    ドン底でも生きることを諦めなかった若者たち。
    映画Life is beautifulを思い出した。

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    2024年03月04日
  • 人という怪物 上

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    前まではトッドとヴァイオラのそれぞれの視点の語りだったのが、もう一人追加された。
    そのせいか主人公なのに影が薄くなったような…
    なんで円環なんだ?というのが少しわかりそうな気がしたけど謎は謎か…
    でも前巻までの絶望感は薄れていいる。希望もなくなってきてるけど、あれ…

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    2024年02月17日
  • 魔女の冬

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    冬の王
    三部作の三

    ワ―シャの戦いは終わりを迎える。マロースカとメドベードとの関係にも変化が訪れる。領主の娘としては異色の心の少女は多くの出会いの中で自立した女性になっていく。
    ぎゅーーっと縮こまっているときも、うわーっと広がっているときも彼女はやっぱりワ―シャだった。

    それはとても気持ちのいいこと

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    2024年02月04日