池永陽のレビュー一覧

  • 下町やぶさか診療所 沖縄から来た娘

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    やぶさか先生の隠し子騒動。
    なんかミステリー気味でいつもとちょっと違った。
    麻世ちゃんはどんどん魅力的になっていくなぁ。
    麻世ちゃんの今後に期待。

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    2024年11月04日
  • 下町やぶさか診療所 いのちの約束

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    この本は前巻の時に続きないの?と言ったあの本の続きでございます。
    他の本に寄り道した後ちゃんと戻って参りました!!わーい
    でもなぁ一筋縄じゃいかねってぇのがこの本なんだよなぁ。
    もう少しのほほんほんわかでもいいじゃあねぇかと思うんだが、それじゃあこの本は面白くなくなっちまうんだよなぁ。
    とここまでエセべらんめぇ口調でやってはみたものの、難しいなこれ。
    ともあれ、麻世ちゃん私もずっと見守ってるからね。
    看護師さんも向いてると思うけどなぁ。
    あ、看護師さんで思い出した。
    私が看護師さんに向いてない理由。
    注射だけじゃなかった。
    具合悪い人見るとほっとけないの。
    え?いいじゃんって?
    問題はそのあと

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    2024年10月31日
  • 珈琲屋の人々 : 5 心もよう

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    コーヒー屋には木島 冬子がよく来る。行介の所に悩みを抱えた人が行介の手を見に来る。殺人を犯し手だ。でもそれは人助けの殺人、自分でランプの火で焼いたケロイドの手 これ以上、自分を痛めつけないようにしてほしい償いはそれ以上しているのに。

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    2024年09月30日
  • 珈琲屋の人々 : 4 どん底の女神

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    行介は冬子の気持ちが痛いほどわかる。罪を犯した行介は冬子の心の思いに答えることができず、いつかは氷が溶けるように成ると良い。そして行介のいった「何かを得ると言う事は、何かを失う。逆に何かを失うと言う事は何かを得ること」と言った言葉が自分の心にいつまでも残って居る、島木と冬子は亮介にとって大切な2人である、友たくさんいらない。少なくてもいいから、心から話し合え信頼する友は居た方がいい。

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    2024年07月01日
  • 下町やぶさか診療所 傷だらけのオヤジ

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    今回はやぶさか診療所で看護師として働く知ちゃんの結婚話しをメインに、いつも通りお悩み相談を聞き解決へ導くやぶさか先生(^^)全てがハッピーというわけには行かないけれど、どうにもならない事もやぶさか先生がいれば心強い(*^^*)こりゃ何かしら、病気を作って通いたくなるわ(^o^;)それにしても若先生、顔はイイのに残念な男┐⁠(⁠‘⁠~⁠`⁠;⁠)⁠┌

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    2024年06月22日
  • いちまい酒場

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    出だしにアレッ、途中持ち直してラストにアレッアレッと やぶさか好きな自分にはしっくりこないというか好きじゃないです、じんわりがないので。昭和の色濃く出る表現は上手いと思う。あと今どきの若者=息子とかよく観察してるなと→心がないよね 自分も聞いたら引っかかって一つも受け付けない んで泊まらず帰るとか なんだかなぁ。 いちまいの題名と展開と分かりやすくて ブレずにさすが

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    2024年06月21日
  • 珈琲屋の人々 : 5 心もよう

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    題名の通り珈琲店の店長とそこに集う人々の群像劇。第五作となる今回も安定のクオリティです。ワンパターンなセリフが嬉しいし、結末は必ずしもハッピーにならない前例があるので最後までハラハラしながら読むことができる。年の差カップルやホスト業界の憂鬱等、現代社会への風刺も利いている。こんな珈琲店があったら、と誰しも思うのではないだろうか。
    それにしても珈琲屋界隈で殺傷事件多すぎ。作中でも
    述べてますが、行助が引き寄せていますね。個人的には行助と冬子が付かず離れずでシリーズが続いてくれることを願います。

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    2024年06月02日
  • 下町やぶさか診療所 傷だらけのオヤジ

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    池永陽『下町やぶさか診療所 傷だらけのオヤジ』集英社文庫。

    シリーズ第4弾となる東京の浅草にある診療所の医師・真野麟太郎を主人公にした人情物語。

    いつの頃からか日本は殺伐とした世の中になり、誰もが自分のことに精一杯で他人など構う余裕もゆとりも無くなってしまったかのようだ。『人情』などという言葉は死語になりつつあるのだ。

    そんな『人情』の温かさと有り難さが伝わる物語が連作短編形式で展開していく。登場人物に誰一人として悪い人間は居ない。こういう物語のような世の中になって欲しいものだ。


    東京の下町、浅草に診療所を構える真野麟太郎は大先生と呼ばれ、下町の住人に慕われていた。

    麟太郎の元で看

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    2024年04月12日
  • 珈琲屋の人々 : 4 どん底の女神

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    人殺しの男が営業する珈琲屋での店主、行介と幼なじみの冬子と島木を中心に展開する連絡短編。
    先の4作同様ストーリーにいつもの筋書きである、行き詰まった人が人を殺した男がの店に興味を示して来店する、「あついですから」と差し出す旨い珈琲、そして店主に事情を明かす流れが自分にはとても心地よい。その先は読者に想像させる結末があるのもかえって印象的でアリだと思う。長く続いてほしいシリーズの一つです。

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    2024年03月10日
  • 珈琲屋の人々

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    ずっと本棚に眠ってた小説。読んでみたら主人公?の過去があり、それを中心にたくさんのドラマがあり、とても読み応えのある、続きが気になるー!って感じの本だった。

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    2024年01月15日
  • 珈琲屋の人々 : 4 どん底の女神

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    人生に疲れた人たちが、何かを求めて殺人犯である店主の顔を見にやってくる珈琲屋。
    そこで得られる答えは、決して安直なハッピーエンドではないけれど、寄り添ってくれる人がいれば何とか生きてゆけるという厳しくも優しい物語。
    久しぶりにこのシリーズを読んでみたけど、やっぱり読後感はじんわりくる。

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    2023年11月05日
  • 珈琲屋の人々

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    総武線沿いのちっぽけな商店街にある珈琲屋を舞台に、いろいろな事情を抱えた人達の人間模様が描かれている小説。読み終えた後に美味しい熱い珈琲が飲みたくなる。主人公の珈琲屋の行介にとっては服役しただけでは殺人という罪が償えるものではないと思って自分の犯した過去にあまりにも縛られ過ぎているというか背負いすぎているというか。それだけ自分の犯した罪に真摯に向き合っているということなんだろうが、前に進んでいってほしいと思う。幼馴染みの冬子との静かな大人の愛がすてき。サイフォン式のアルコールランプの橙色の炎を見ていると確かに心が落ち着く。サイフォン式で珈琲を淹れてくれるお店に行ってみたくなった。

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    2023年08月26日
  • 珈琲屋の人々 : 2 ちっぽけな恋

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    このシリーズは面白い、珈琲屋を中心に様々な人達の人間模様が描かれていて、惹き込まれます
    次を読むのが楽しみです

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    2023年06月10日
  • コンビニ・ララバイ

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    この方の本初めて読みました。
    ドラマになりそう。
    もう少し色んなパターンを
    読んでみたいと思いました。

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    2023年05月27日
  • 珈琲屋の人々 : 2 ちっぽけな恋

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    ネタバレ

    行介と冬子のまどろっこしい絡みが良いです。自分の罪に頑なな行介と、そうまでしなくていいのにと思いながらも、行介を思っていながらも踏み込まない冬子…さらに今回は最後の事件が次回大きな展開を期待させる。面白かったです。

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    2023年05月14日
  • 珈琲屋の人々

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    上等で熱々のコーヒーを入れてくれる行介、今は[珈琲屋]のオーナーであるが以前は、殺人犯として懲役8年,帰ってきた時は、父親は心臓を患い寝たり起きたりの生活をしていた,帰って勤める所も無く、親の珈琲屋を継ぎ、そのわずかな売り上げで殺害をした奥さんに毎月10万ずつお金を持って行った。人には表もあれば裏もある。人生はずっと続いていくとあるが、自分も残り少ない人生を続けていこうと思う何故かと言えば自分は膵臓癌で有るから。行介さんには早く幸せに成って欲しい。

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    2023年05月04日
  • 珈琲屋の人々

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    それぞれのストーリーが面白かった
    人間の弱さや、人を想う気持ちについて
    考えさせられたし、惹き込まれました

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    2023年03月26日
  • 珈琲屋の人々

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    小説誌に連載されたものが短編となって文庫化された内容。『珈琲屋』を舞台に登場する人々の物語を通じて行介の人柄が少しづつう分かっていくのが心地よい。冬子との恋愛もじれったいけど見届けたい。

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    2023年02月08日
  • 珈琲屋の人々 : 5 心もよう

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    行介さんと冬子さんが随分想いを口にするようになりましたね。
    最後、こんな終わり方って…。順平くんのことが気がかりです

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    2022年12月11日
  • 珈琲屋の人々 : 5 心もよう

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    池永陽『珈琲屋の人々 心もよう』双葉文庫。

    シリーズ第5弾。連作形式で綴られる物語。

    とある理由で犯した殺人の罪で服役した過去を持つ喫茶店『珈琲屋』の主人である宗田行介と、かつて行介恋人だった冬子の恋の行方を軸に描かれる人間模様。

    何故か行介の店には様々な問題を抱えた人たちばかりが集うようだ。今回は、かなり殺伐とした事件ばかりが描かれ、読んでいると人間不信に陥ってしまう。

    確かに今の世の中には心の寄り所が少ないのだろう。だからと言って、過去に殺人事件を起こした行介を頼るのにも少々無理が出て来たようにも思う。

    行介を兄貴と慕う刑務所で一緒だった山路順平、商店街に開店したおでん屋の女将・

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    2022年09月18日