池永陽のレビュー一覧

  • 珈琲屋の人々 : 2 ちっぽけな恋

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    暗い話ばかりがほとんどだけど嫌いではないですね。
    ラストはこれで終わって欲しくないです。
    好き同士の二人が幸せになるのがいいですね。

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    2020年12月07日
  • 風を断つ

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    ネタバレ

    2020/12/1
    引くほど人が死にます。
    江戸時代、命軽すぎぃ。
    子供が死なないのが救いかしら。
    そして挑まれたからってこんなに簡単に人を斬っていいのかしらね。

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    2020年12月01日
  • 珈琲屋の人々

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    地上げ屋に反対していた店の娘がその地上屋に暴行されて自殺する。同じ商店街で珈琲屋を営む行介はその地上げ屋を殺してしまう。
    刑期を終えて出所し、珈琲屋を再開するが、訪れてくる客はそれぞれに問題や悩みを抱えていて、殺人歴のある行介と接することで考え直したり、立ち直ったりする。
    そうした、何でも悩みを打ち明けられるような場所があることはよいことかもしれないが、行介に背負わされた十字架が重すぎる気がした。

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    2020年11月28日
  • 珈琲屋の人々

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    殺人罪での服役経験を持つ前科者の店主が営む喫茶店という設定に惹かれて読み始めたが、思いの外あっさりとした出来栄え。著者の年齢を考えると、少々前時代的な色恋沙汰が多くを占めるのは致し方ない部分か。基本は人情モノなので、事の顛末にはグッとくるものの、短編ゆえの宿命か奥行きには欠ける。しかし、人生の悲哀を描く物語はこれくらいの簡素さが重たくなり過ぎず、尚且つ余韻を残し収束出来るので丁度良い気もする。作中、登場人物の心情描写を敢えてぼやかし、読者の判断に委ねる場面が幾つかあるが、これが功を奏しているとは言い難い。

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    2020年09月24日
  • コンビニ・ララバイ

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    決して清らかでは無い、人間らしさを感じるドロッとした内容の短編集。

    おそらく、物語の内容を実際に体験したことがある人は少ないだろうけど、こんな世界もあるのかと活字から画の浮かぶ作品でした。

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    2020年09月06日
  • 珈琲屋の人々

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    テレビドラマを観て、原作を読みたくなり。
    少しだけ、テレビとは登場人物の設定が違いますが、するすると読める小説でした。
    後味も悪くなくて、ほんのり暖かい気持ちになれる、というか、美味しいコーヒーを飲みたくなる、というか。
    こんな珈琲屋さんがあったら、通いたいです。

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    2020年09月06日
  • 珈琲屋の人々

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    NHKドラマから原作を読みました。
    ドラマとは周りの登場人物がちがっていましたが、原作の方が納得できます。
    読みやすい短編集。商店街の人情話。

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    2020年09月03日
  • 珈琲屋の人々

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    短編がそれぞれ少しずつ繋がっている作品。

    それぞれにドラマがあって面白いが
    ひとつの商店街にそんなドラマはないだろう、、、苦笑
    と突っ込んでみたくなる。

    それぞれのドラマに対して
    今日は香りの効いた味、酸っぱい味、苦い味といった
    コーヒーを出せると良いが、いつも熱いコーヒー。

    コーヒー好きにはやや物足りないが
    「常連になれる店を一つぐらい作りたいな」
    と思わせる作品でした。

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    2020年08月29日
  • 珈琲屋の人々 : 3 宝物を探しに

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    最終巻はただひたすら訳ありの恋愛に特化した内容が続き、やや食傷気味。
    行介と冬子の結末はこれで良かったと思うので、このポイントに絞って欲しかったな。

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    2020年03月02日
  • 珈琲屋の人々 : 3 宝物を探しに

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    前の終わり方が終わり方なのでどうなるのかと思ったら何もなかったような感じだった。
    けど、シリーズ3作の中ではこれが一番好きですね。
    ただ、続編は辞めて欲しいです。
    自分としてはこれで終わって欲しいです。

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    2020年01月27日
  • 珈琲屋の人々

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    ストーリーに以外性が自分には感じなかった。
    この設定ならこうなるよね。
    そんな感じです。
    嫌じゃないですけどね。

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    2020年01月18日
  • 下町やぶさか診療所

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    東京は下町生まれ下町育ちとしては読みたかった作品。
    近所のおじちゃんおばちゃんてみんなこんな感じだったなと妙に懐かしい。

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    2019年10月07日
  • 下町やぶさか診療所

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    7つの短編集。
    全体的に昭和だなぁと思った。

    60代ってそんなにおじいちゃんじゃないと思うんだけどなぁ。
    おじいちゃん設定になってた。
    表現がいちいち昭和なのがちょい気になる。
    ヤンキーの定義とかニックネームの付け方とか・・・

    でも、結構好きです。

    問題を抱えた人に寄り添ったりするのだけれど、
    どれも結果がちょっと物悲しい。
    そこは、リアルな世界だなぁと思わせられた。
    世の中、小説みたいには上手くいかないでしょ
    そんなに甘くないと言われてるようだった。

    それは前に読んだ「珈琲屋の人々」の時も思った。

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    2019年09月24日
  • 珈琲屋の人々 : 3 宝物を探しに

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    避けがたい理由で人を殺めた喫茶店『珈琲屋』の主人・行介。彼を取り巻く人々の苦しみや喜びを描く人間ドラマシリーズ第3弾。
    人生の選択は自分で決断しなければならないが、誰かに背中を押してもらうことも必要な時がある。行介の醸し出す雰囲気と背負っている業が、商店街の人々だけではなく、一度でも関わった人たちがそれを求めてやってくる。それも行介の宿命なのかもしれない。

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    2019年03月04日
  • 珈琲屋の人々 : 3 宝物を探しに

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    第3弾
    マスターが殺人犯と知って珈琲屋を訪れる人々にも心に闇があったりする。
    一筋縄ではいかない恋もある。
    話を聞いて貰いたい、殺人犯のマスターだからの設定が面白い。
    マスター自身の恋の行方はどうなるのか。
    この先も楽しみ。

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    2019年02月12日
  • 珈琲屋の人々 : 2 ちっぽけな恋

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    第2弾。
    今回もしっとり心に残る短編7編。
    明るい話ではないけれど大人の雰囲気で楽しませて貰った。
    最後の話は次へ続く。どうなるのか楽しみ。

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    2019年02月09日
  • 珈琲屋の人々

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    やくざを殺害してしまった主人公が出所後、珈琲屋を親から引き継ぐ。皆人生に躓くが、珈琲屋を舞台に自分自身を見つけていく。

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    2019年01月27日
  • 珈琲屋の人々

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    訳ありの喫茶店「珈琲屋」、訳ありの客。熱々の珈琲。私も、行介みたいなマスターがいる静かな珈琲屋なら毎日、通うだろうなぁ。事あるごとに「自分は殺人者だから」て話す行介に、ちょっとイライラ(笑)冬子の事も愛してるなら、、前に進んで欲しいなぁ。物語は、そんなに胸に突き刺さるような話では無かったケド(^_^;)行介と冬子の静かな大人の愛と珈琲屋の雰囲気がイイ感じでした。

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    2019年01月20日
  • 珈琲屋の人々 : 2 ちっぽけな恋

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    シリーズ2作目
    前作にも増して人々の倫理観や犯罪に手を染めるという意識のハードルの低さ
    どうも慣れない・・・
    人って向こう側へ飛び込むハードルはそんなに低くはないと思うんだけどなぁ

    ところで、朱美はどこいった?(笑)
    そのかわりに木綿子が出てきたけどね

    それはそうと、アノ終わり方はどうなん?
    まぁ、次作があるからいいけどさ
    これで完結だったらとても後味の悪い話だよな

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    2018年08月31日
  • 珈琲屋の人々 : 3 宝物を探しに

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    シリーズ第三弾にして最終巻。今回のテーマは愛。否応なく変化は訪れる。どう折り合いをつけ前を進むのか。行介の不器用さに苛立ちながらも,彼らが幸せでいてほしいと切に願う。
    あらすじ(背表紙より)
    避けがたい理由で人を殺してしまった喫茶店『珈琲屋』の主人・行介と、かつて行介の恋人だった冬子。不器用な生き方しかできないふたりに、幸せは訪れるのか。小さな商店街に暮らす人々の、苦しみや喜びを描いて人気を集めるシリーズの第三弾。まさに“人間ドラマ”と呼べる7つの物語が次々とつながっていく連作短編集。

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    2018年08月16日