【感想・ネタバレ】下町やぶさか診療所 いのちの約束のレビュー

あらすじ

浅草の診療所医師真野麟太郎は、地域で慕われ大先生と呼ばれている。自殺未遂をした女子高生麻世と暮し始めて数カ月。麻世は、自分を傷つけた母の愛人を憎み、母も信じられないでいた。だが診療所で、癌、認知症、思わぬ妊娠、難病などの問題を抱えた人々と触れ合ううちに……。強くなるため道場へ通う型破りな美少女麻世と患者や家族に温かく寄り添う大先生。涙と笑い、切なく愛おしい人情物語。

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Posted by ブクログ

続きをこんな直ぐに読めるとは嬉しいし麻世が診療所に一緒に生活出来てることがまた嬉しい。1番最後にお母さんとのやり取りがあったけど、そのまま次回に続くのかな思うた。あれは前回の刺したとき麻世を殺人犯にさせない看護婦にさせたい為にで、ギリギリまで心が戦っていたから、外道の梅村、他にも色々な人間が出るし、まさか八重子さんに重い過去があったとは、気づかない大先生もいいし、鈍感だけど言ってる筋が通る人も良いな。先に出来事を書いて後から実はと内容を書く池永陽さん好きだ。綺麗事じゃない話も好きだ

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2023年09月09日

Posted by ブクログ

今回もやりきれなさや切なさを感じる話がたくさん(T-T)全てが幸せな終わりになるわけでは無いけれど、なぜだか心が温まる(^^)辛い経験をしてきた麻世ちゃんも、これからは心を癒しつつ素敵な女性に成長していくんだろうなぁ(*´-`*)潤一には悪いけれど、私は米倉さん推し(^^;)最後に、かかりつけ医はやぶさか診療所で!(^-^)/

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2023年05月14日

Posted by ブクログ

 池永陽さんの「下町やぶさか診療所 いのちの約束」、2020.10発行、大満足です。真野浅草診療所の大先生、真野麟太郎64歳、若先生で大学病院勤務の真野潤一29歳、麟太郎のところに居候している元ヤンキー、武道家、高2、17歳の麻世。連作短編7話。純愛・恋愛・不倫あり、義理と人情とアクションあり、7冊分を楽しませていただきました。続編を待っています!

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2021年01月19日

Posted by ブクログ

池永陽『下町やぶさか診療所 いのちの約束』集英社文庫。

シリーズ第2弾。東京の浅草にある診療所を舞台にした下町人情物語。

本作に描かれる様々な人びとが抱える問題や事情は、全てがハッピーエンドで終わる訳ではなく、各々が精一杯のことをやり尽くした結果だと思えば各々が納得出来る最良の結果なのだろう。今回も難しいテーマを丁寧に描いており、最後まで読ませてくれる。

浅草の診療所の大先生こと真野麟太郎が自殺未遂を起こした男勝りな美貌の女子高生・麻世を引き取り、一緒に暮らし始めて数ヶ月。母親の愛人に傷付けられてから頑なに心を閉ざし、ひたすら武術に没頭し、生来持つ才能を開花させる麻世。診療所に訪れる患者、麟太郎が通う『田園』の客が抱える大人の事情。そんな人びとと接するうちに麻世にも少しずつ変化が……

まだ続きがあるのか……

本体価格700円
★★★★★

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2020年10月25日

Posted by ブクログ

この本は前巻の時に続きないの?と言ったあの本の続きでございます。
他の本に寄り道した後ちゃんと戻って参りました!!わーい
でもなぁ一筋縄じゃいかねってぇのがこの本なんだよなぁ。
もう少しのほほんほんわかでもいいじゃあねぇかと思うんだが、それじゃあこの本は面白くなくなっちまうんだよなぁ。
とここまでエセべらんめぇ口調でやってはみたものの、難しいなこれ。
ともあれ、麻世ちゃん私もずっと見守ってるからね。
看護師さんも向いてると思うけどなぁ。
あ、看護師さんで思い出した。
私が看護師さんに向いてない理由。
注射だけじゃなかった。
具合悪い人見るとほっとけないの。
え?いいじゃんって?
問題はそのあとでね。
精神的負担がものすごく大きくて、具合の悪い人目撃したり助けたりするとそのあとストレスで調子が悪くなる。
だからダメですね。向いてないですね。

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

シリーズ2作目ですが、苦しい人生のエピソードが少し多過ぎる気がする。ここまで苦しいのは偶にして、温かく柔らかな物語を増やせないものだろうが。麻世の成長を見守りたいので、この先も読むつもりですけどね。

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2022年05月15日

Posted by ブクログ

下町やぶさか診療所の続編。
浅草の診療所を舞台に、医師麟太郎と訳あり過去の女子高生麻世が、下町の人々と触れ合う日々が、前作同様に描かれている。
読みやすいが単調に感じて、次があっても読むかどうかは迷うところ。

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2021年09月16日

Posted by ブクログ

前作と同様、人と人との触れ合いの温かさ、命の尊さを感じることができました。登場人物一人一人に愛着がわいてきて、続編も楽しみにしています。

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2021年04月25日

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