ディケンズのレビュー一覧

  • 二都物語(下)

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    キリスト教的な考え方なんだろうなと頭ではわかるが、自分自身はキリスト教のものではないのでなんだかなぁと思ってしまったり。

    残されたもの達は何を思ってこれから生きていくのかな。

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    2025年09月07日
  • 新訳 大いなる遺産 下

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    少しずつ読みなれてくると
    理解が追い付くようになる気がする
    景色が少しはっきりしてくる

    ピップってどんな子?からどんな人?になり
    共に経験を積むと少しばかり知った人になる
    自分の全てを預けられる人はいないけど
    半分くらいを預けてもいい人は欲しいかな

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    2025年08月16日
  • 新訳 大いなる遺産 上

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    イギリスの小説家
    読んだことがあるのは
    クリスマス・キャロル/オリバー・ツイスト/二都物語
    一番記憶にあるのはクリスマス・キャロル

    さて これは??

    古い時代のイギリス
    親がいなくて姉に育てられるピップの物語
    どんな社会かなと思いながら読む
    不思議感が残るまま
    ピップの生活が変わっていくのを見守っていく
    さて 彼の次の段階は??

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    2025年08月12日
  • オリバー・ツイスト

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    厚いわ!850ページは上下巻に分けろや!( ゚д゚ )クワッ!!

    失礼、取り乱しました

    というわけで、ディケンズです
    『オリバー・ツイスト』です
    主人公はもちろんオリバー・ツイストなんだけど、出番がまぁまぁ少ない
    題名にしたほどの主人公なのにまぁまぁ少ない

    さて、どんなお話かって言うとですね
    孤児のオリバーがおって、その周りに悪人陣営と善人陣営がいて、両陣営がオリバーを自分たちの方に引っ張り合う
    ものごっついざっくり言うとそういう話

    で、基本オリバーは超善人の魂の持ち主なので、ほっとくとすぐ善人陣営の方に行っちゃう
    なので悪人陣営がもうあれやこれやとやってくるわけです

    もう、この悪人

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    2025年08月05日
  • 新訳 大いなる遺産 下

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    ネタバレ

    ロンドンで紳士修行に励んだピップだが、彼は借金するほど遊び呆けた。そんな自堕落な生活を送っていた彼は、姉のミセス・ジョーの訃報の知らせが届く。彼女は何者かによって後頭部を殴られた。また、成人したらもらえるはずの遺産が、もらえない可能性が高まった。下巻では、青年となったピップが、殺人事件の犯人が何者なのかという、サスペンス要素が多分にある。

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    2025年07月13日
  • 新訳 大いなる遺産 上

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    ネタバレ

    両親を亡くし、姉に育てられた主人公ピップは、ある出来事をきっかけに、謎の遺産を受け継ぐこととなり、彼はロンドンで紳士なるための修行をする。本作はピップの故郷とロンドンの価値観の違い、文化的格差など、当時のイギリスの雰囲気を味わえる。また、地方と都市それぞれに身を置いたピップの思考、葛藤などを体験できる。

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    2025年07月13日
  • クリスマス・キャロル

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    よくある話だよね、というのが感想。当時の時代背景から、こういう嫌儲みたいな物語やクリスマスを祝う文化がイギリスでは斬新だったんだろう。「よくある話」の先走りみたいな感じなのだろうか。

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    2025年05月10日
  • オリバー・ツイスト

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    思ったよりも登場人物が多く、プロットが複雑だった。
    1837年の作品であり、もちろん現代から見れば陳腐だったりストーリーが読めてしまうところもあるのだが、それを差し引いても面白かったと思う。
    翻訳もとても読みやすかった。

    19世紀のロンドンの現実がすごく生々しく描かれていて、特に犯罪者や困窮者の住む暗く汚れた区域の描写が良い。

    オリバーは主人公と呼べるような活躍はしない。
    基本的に流されるにまかせるばかりだが、心の中に揺らがぬ善意を持っており、それが周囲の人々の動きに影響を与えているようである。つまりオリバーという対象物を巡る群像劇という感じである。
    オリバーを守ろうとする人、オリバーを利

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    2025年02月16日
  • クリスマス・キャロル

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    仕事と私事問わず全ての他人に対して辛辣に当たる老守銭奴スクルージ、そんな彼にもクリスマスが訪れます。
    しかしスクルージはクリスマスという日もそれを楽しむ他人も、更には人生そのものも「くだらん!」と一蹴してしまう始末。
    しかし彼の前にかつての意地汚い共同経営者の幽霊が現れ、同じ轍を踏まないでほしいと訴えます。
    過去から未来を見ることになるスクルージは、現在の積み重ねが未来に影響して自分が死んだ時に周りがどう反応するかを目の当たりにします。
    絶望し現在に戻った彼は改心し…。

    良い大人になることは難しく思い描いている通りにはなりませんが、反省することをやめてはいけないと感じました。

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    2024年09月26日
  • 二都物語(上)

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    いやもうこれは光文社が悪いです
    ごめんなさい
    光文社の手先を代表して謝ります
    本当に申し訳ない

    読みづらいよね
    なんかカクカクして読みづらいよね
    そもそもディケンズと池さんて合わない気がするんよね

    で、これはおそらくなんだけどね
    英語ぜんぜん分かんないで言うんで、大間違いの可能性大なんだけど
    新潮社のディケンズの加賀山さんの訳文もカクカクしてたんで(普段の加賀山さんの訳文はそんなことない)、おそらくディケンズの原文がちょっと格式高いイギリスイギリスした英文だったのではないかと思うんよ

    でね、ほんともう妄想に近いと思うんだけど、池さんも聞いたと思うんよ
    「ディケンズの地の文を活かすとこんな

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    2024年09月09日
  • デイヴィッド・コパフィールド 五

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    いろんな人物が出てくるが、ベッツィ伯母さんが良い人だった。
    伯母さんに、奥さんに家事を教えたりしてくれないかと頼んだときに、「お前の母さんが再婚してどうなったか憶えているでしょう」と言われ、義父と同じことをするところだったと覚ってはっとするシーンが、個人的には印象に残った。奥さんも大概だけど。

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    2024年05月11日
  • 二都物語

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    ▼ディケンズって読んだことなかったんです。ご縁がなくて。ミュージカル映画になった「オリバー!」は、何故か少年時代に何度も観たんですけれど。ディケンズって1812-1870なんですよね。イギリス人。「二都物語」は1859。大まか1838-1861くらいに、ベストセラー作家だった。フランスで言うとフローベールと同時代。バルザックが、ふたりより10年くらい早いか。

    ▼つまりは、小説が「まあ、2023年現在の人が翻訳で読んでも、かろうじてエンタメだとも言えそうな感じになった」という状況の、まあ大まかに言うと第一集団、と言っていいと思います。しかもなんでだか、(まあ理由ははっきりしてるとも言えるけれど

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    2023年10月21日
  • 二都物語

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    フランス革命下のパリとロンドンを舞台にした小説。
    前半は少々かったるいが、後半の息もつかせぬ目まぐるしい展開は素晴らしい。何と言ってもパリの街全体の狂気に満ち溢れた描写の物凄いこと。ブラックなジョークには思わずニヤリとしてしまう。
    全編において重く苦しい展開が続くので少々読み通すのがきついが、一冊読み通した上でのあの素晴らしいラストは胸を打つ。

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    2023年08月27日
  • クリスマス・キャロル

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    不平等な運命の埋め合わせを社会が担わなければならないことに気づかない主人公のスクルージが、改心して気づいてから行動していくのがすてきだったな

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    2023年06月18日
  • デイヴィッド・コパフィールド 五

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    ようやく完読。ハッピーエンドで楽しい小説だった。ドーラとアグネスの去就には短絡的なところも感じられたが、登場人物それぞれのキャラクターがおもしろかった。それでも発表当時は主人公が持つ派手ではなく真面目、誠実が尊ばれたのかなと思った。挿絵が著者の他の作品にも見られるがこれもよかった。2023.6.15

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    2023年06月15日
  • デイヴィッド・コパフィールド 四

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    ついにドーラと結婚、案の定家庭内に問題が積まれていく。お手伝いさんとの関係はこの頃はこんなに騙し騙されの関係だったのか。アグネスとこの先どうなるのか気になる。ヒープの心の卑しさは極まれし。様々な人々の描写が忙しくも惹かれる。2023.6.2

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    2023年06月02日
  • オリバー・ツイスト

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    ネタバレ

    名前は知ってたけど、こんな話だったとは知らなかった。ミュージカルも見たことあったはずだけど、たまたま見たのが英語のままだったから、歌以外は記憶にない。
    800ページ以上もあったので、まず、読み終えたのがすごい達成感。

    このお話が展開したころ、日本はまだ江戸時代だった。訳にもよるだろうけど、その時代のものが古さを感じずに読めたのがすごいなって思う。まだ日本で小説が誕生する前。

    最初に気付いたのが、イギリス的というか皮肉と思われるような修飾語が使われていたこと。
    結構、登場人物が多いので、全員識別できるかな・・と心配していたけど、しっかり描き分けられてた。
    悪人がぞろぞろ登場する割には、凶悪な

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    2023年02月12日
  • クリスマス・キャロル

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    「クリスマス」というのはどういう役割を持ったイベントなのかということについて民衆に問い直させる作品。幽霊が登場するのは周知の事実だろうが、実はディケンズが生きたヴィクトリア朝の流行りには、「幽霊が登場する怪奇小説」というジャンルがあった。文学的にこの作品を分類するならば、「教訓物語」ではなく「怪奇小説」の部類なのかもしれない。

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    2023年01月23日
  • 荒涼館 四

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    エスターと長らく一緒にいたので、終わってしまうのがなんだかさみしい。荒涼館、時々戻ってきたい物語です。

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    2022年10月29日
  • クリスマス・キャロル

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    人は何歳になろうが、死の影が半分背中まで迫っていようが、気づきと覚醒を経たなら、また新たな人生の旅路に向けて歩き出すことができる。スクルージの腐りかかった心も、精霊や、クリスマスの温かな情景を通じて、溶け去っていったように。

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    2021年11月05日