ディケンズのレビュー一覧

  • 新訳 大いなる遺産 下

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    人はどのように生きれば幸福を手に入れられるのか。人を思いやり、愛することで相手も自分も救われる。ディケンズが一貫して伝えたかったことはここにあると感じる。
    しかし人間は生まれた境遇や成長する環境で間違いを犯し、地位や財ばかりに気を取られ、本当に大切なことに気付けず、もしくは後悔しながら最期を迎える人もいる。そういった厳しさも本作品は登場人物を通してまざまざと突きつけてくる。
    150年以上もこの作品が読まれ続けるのは、他者を愛することで自分も愛され、幸福を手に入れられるという普遍的なことがテーマであるからであると思う。

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    2026年01月11日
  • 荒涼館 三

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    どうしたらエスターのようになれるんだろう??

    不遇な育ちを恨みもせず、人のせいにせず、感謝と努力を尽くし、不幸のどん底にあっても誰かと自分を比較したり、恨めしく思うことがない。
    かと思えば、ダメ人間の本性を正確に見抜く賢さも持ち合わせている。

    本巻でも、イライラさせられる登場人物は多いが、それにしてもリチャードには心底腹が立つ。

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    2025年12月31日
  • クリスマス・キャロル (まんがで読破)

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    守銭奴の商人が人の心の大切さを知る話、というか。
    ヴィクトリア朝あたりのイギリスが舞台の話を探していて読んだもの。
    原作の小説は読んだことがないが、とりあえすこの漫画は面白い。
    まず読後感がいい。
    生きていく上で大切なこと、心が幸せでなければ…ということとともに、気持ち一つでやり直しが効くという救いもある。
    メリー・クリスマス

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    2025年12月24日
  • クリスマス・キャロル

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    ネタバレ

    なにしろ、スクルージときたら、握ったが最後、死んでも離さない男でした。ひっつかみ、もぎ取り、絞りあげ、こそげ取る、欲の皮のつっぱった罪深い男-それがスクルージだったのです!

    「いい朝ですなあ!楽しいクリスマスを!」
    のちになってスクルージがよく言っていたことですが、世の中には楽しい音はいろいろあるけれども、この言葉ほど楽しく響いた音はまたとなかったそうです。

    過去の幽霊、現在の幽霊、そして未来の幽霊。
    3人の幽霊に会って変わっていくスクルージの姿はとても美しい人間の姿だった。

    クリスマスに、読めてよかった。

    神様のお恵みが、みーんなぜんぶにありますように!ティム坊やのこの言葉がかわいす

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    2025年12月24日
  • クリスマス・キャロル

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    この季節によくおすすめされている名作。
    これは大人が読んだ方がいいんじゃないかなって内容。子どもだと現実味がないかも。ほとんどの児童書は大人が書いてるから、大人が大人になって気づいて、子どもに伝えたいことを盛り込んでいる。大人になって読むとそれに気づくことができて新しい楽しさがある。児童書面白いかも!

    クリスマスに暖かい気持ちになれる本。

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    2025年12月10日
  • 新訳 大いなる遺産 上

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    ネタバレ

    鍛冶屋という労働者階級の家の子のピップがひょんなことから謎の人物から遺産を受け継ぐことになり、紳士として教育を受けられるようになる。それまで誰よりも親を亡くしたピップを案じてくれていた義兄のジョーを、ピップは彼の所作や格好を「恥ずかしい」と思うようになり、協力してくれた同級生ビティよりも高慢で美しいエステラを追い求めるようになる。人として何を大切にして生きるべきか、ディケンズの作品はいつも問いかけてくる。果たしてピップは真の幸福、エステラとの真の愛を築くことができるのか、下巻が楽しみである。

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    2025年12月07日
  • 荒涼館 四

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    登場人物1人づつのエピソードが濃厚で読み応えがあります。人物の数が多く話も複雑なので一気読みをお勧めします。

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    2025年03月07日
  • 二都物語(下)

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    末代まで呪ってやる!ってお話しでした(ほんとか?)

    うーん、どうなの?
    親の罪は果たして子に引き継がれるの?
    ってこと、まぁがっつり法律になってるくらいの時代もありましたよね
    でも実際今でもよく議論になります

    当事者からしたら、そういう気持ちを持ってしまうのも分からなくはない
    分からなくはないけど、やっぱり切り離さないとな〜とも思う
    だって感情論だもん
    でも感情論だけに難しい

    親の罪を子が背負う必要はない!

    これ正論!唯一無二の真理!

    親の恨みを子で晴らす

    こんなのダメ!って思うけど
    自分以外全ての家族がそいつに殺されたとなれば、息子がどんな善人でも日々幸せに暮らしてるだけで許せな

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    2024年09月10日
  • クリスマス・キャロル

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    挿絵を見ながら、スクルージになり、過去、現在、未来を旅した。
    最後の喜びは、今の現実の自分の喜びとなった。

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    2024年02月17日
  • 新訳 クリスマス・キャロル

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    ネタバレ

    クリスマスイブの夜、ケチで自分のことしか考えないスクルージの前に現れた三人の精霊たち。彼らは過去、現代、未来のクリスマスをスクルージに見せてゆくが。→
    最初はケチで嫌味な爺さんだったスクルージが、昔の自分を思い出し、現在の周りの人々の暮らしに触れ、未来を見て生まれ変わる。文字にすればそれまでの話なんだけど、木村由利子さんの翻訳が素晴らしく、ラストのスクルージの変化がとても良い。
    こんな風に変われたのは、嫌味な爺さん=我が強く偏屈だからこそなんだろうな、と思えるし、そこには不自然さがまるでない。本当に読みやすい良訳。
    この翻訳のおかげで「クリスマス・キャロル」が好きになれた。感謝。
    児童書の新訳

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    2024年01月19日
  • クリスマス・キャロル

    購入済み

    満足

    こちらは文章でも映画でも知っていますがマンガも楽しめました。
    今年この作品を見つけてから時期になったら読んでみたいと思ってたので購入してみて満足です。
    試し読み部分だと文字と背景画で終わってしまうのですが後はふつうにまんがでストーリーが進みますのでご安心を。坂田さんのコミカルさで描かれますが怖いとこは怖い演出が映画を見てるよう。しっかり取り落としなく原作どおりにエピソードが語られてたように思います。基本スクルージを救おうとする方向のストーリーだし彼周辺の人達の思いもあったかい、この時期になると読みたくなるお話です。

    #タメになる #深い #ドキドキハラハラ

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    2023年12月25日
  • クリスマス・キャロル

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    過去・現在・未来を見せる精霊たち。強欲で冷酷で無慈悲なスクルージ老人の見に起こる不思議な導きのお話し。
    変わってしまった今の自分を過去を振り返ることで忘れていた感情を思い出し、現在の自分を変えることで、未来を明るく照らすことができるー。
    150ページ程の薄さで読みやすく、毎年クリスマスの時期に読み返していきたい大切な一冊です。

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    2023年12月14日
  • クリスマス・キャロル

    購入済み

    楽しく読めた

    坂田靖子さんの絵が軽快で雰囲気がありとても楽しく読むことが出来ました。

    #癒やされる

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    2023年08月10日
  • クリスマス・キャロル

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    金貸しのスクルージ爺さんは、ケチで気難しく冷たい心の持ち主です。今日はクリスマスイブだというのに、たった一人の甥を追い返し、書紀のボブ・クラチェットを安い賃金でこき使っています。しかし家に帰ったスクルージの前に七年前に死んだ共同経営者のマーレイの亡霊が現れます。マーレイの亡霊は重い鎖をつけてスクルージに警告します。「この鎖は生前のわしが自分で作ったものじゃよ。お前もわしのようになりたくなければ心を改めよ」
    そしてスクルージの前に三人のクリスマスの精霊が現れて、過去・現在・未来を見せます。
    貧しくも希望のあった若い頃の楽しいクリスマス、金だけを信じて人の温もりを自ら投げ捨てたこと、自分が周りの人

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    2022年12月14日
  • デイヴィッド・コパフィールド 五

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    伏線回収も見事。しみじみとしており、精神の高潔さが脈打っている。

    当時も、今も、ジェンダー観に揺さぶりを与えくれる。
    オーストラリアへの移民が夢として描かれているのが、植民地時代の名残か。

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    2022年12月08日
  • デイヴィッド・コパフィールド 四

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    卑しさをこれ程までと言うほど描かれているし、崇高さも同じように描かれている。
    やはりディケンズただ者では無い。

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    2022年12月07日
  • デイヴィッド・コパフィールド 一

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    1850年の作品だが、貧しき人、孤立する人、学校の心理など今も色あせない。ストーリーもうまく、先が気になる。

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    2022年11月24日
  • 荒涼館 一

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    やっと読んだ
     3巻まで岩波文庫で読んだ。読みづらさを感じて4巻はちくま文庫で。

     岩波文庫はわりあひ正確な訳で、挿絵も登場人物表も地図もあって至れり尽くせり。しかし、訳文が堅苦しくてこなれてゐない印象。
     ちくま文庫の方は訳は古いが、文体が生き生きして、岩波文庫より読みやすい。
     個人的にはちくま文庫の方がいいです。岩波で解らない箇所はちくま、ちくまで解らない箇所は岩波といふ風に交互に読むとより理解できた。

     それにしても克明な描写とそれに紛れた数々の伏線には感嘆した。
     小谷野敦と大江健三郎と筒井康隆がディケンズの最高傑作だとほめてゐた。恐しく長大な社会派エンターテイメントで、一瞬純文

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    2022年09月17日
  • 二都物語(下)

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    よかった。読んでよかった。

    静かに静かに進んでいく上巻。
    正直睡魔に襲われて全然進みませんでした。。


    そしてフランス革命。
    運命に翻弄される人々を描いた激動の下巻。
    下巻で散りばめられたあらゆる伏線が回収されていく様子に
    ページを捲る手を止められませんでした。

    自由、平等、博愛、さもなくば死!
    虐げられ貧しさに耐え自由を勝ち取るために立ち上がった
    もう誰にも止められない群衆の熱気が怖いほどに、
    読んでいる私にも伝わってくるようでした。

    今回もまっさらな気持ちで読みたく、
    いつも通りあらすじも帯も全く見ないで読みました。
    あぁ主役はあなただったのか…と。
    それぞれの結末に、後半はずっと

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    2022年06月29日
  • 二都物語(下)

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    ネタバレ

    <登場人物>

    チャールズ・ダーネイ→フランス亡命貴族

    シドニー・カートン→弁護士(見た目はダーネイとそっくり)。ストライヴァーとは昔からの友人。

    ストライヴァー→弁護士。ダーネイ氏の裁判に出席。カートンの主人のような関係の友人。

    マネット医師→18年間生きたままバスティーユ牢獄に入れられていた

    ルーシー→マネット医師の娘で美人

    ロリー→テンソル銀行員。テンソル銀行はロンドンとパリどちらにも属する銀行

    ドファルジュ婦人→反革命派の人間をリストアップし、彼らを順に告発して死に追い込む

    このうち、ダーネイ、カートン、ストライヴァー全員がルーシーに恋をすることになる

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    2022年02月21日