あらすじ
つらい境遇に耐えられなくなったデイヴィッドは、唯一血のつながりのある伯母をたよって、その家になんとか辿り着いた。そこで新生活を始めたデイヴィッドは、やさしいアグネスや、こびへつらうユライア・ヒープなどと出会う。そして、スティアフォースやエミリーとも再会を果たすのだった。新訳。(全5冊)
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Posted by ブクログ
伯母さんが素晴らしい。
なんて凛として慈悲深い人なんだろう。
デイヴィットの境遇は、伯母さんのおかげで安定して穏やかになった。
すばらしい人たちに囲まれた時代。
成長してゆくにつれ、世の中は変化し、裏にある悲しさをも見ることになるのだけれど、それでも幸せな日々を送れたことに違いはない。
最後の一章が笑えた。
独り暮らしを始め、一人前になりかけると、つい羽目を外してしまうのは、古今東西同じなのだなあ。
Posted by ブクログ
少し時間かかったけど読みました。一巻同様軽快な語り口で非常に面白かったです。トロットウッドの伯母さんがマードストン姉弟をこきおろすところは、なんだかんだですっとしました。おばさんがいい人でよかったね。スティアフォースと再開もよかったね。
11/11/1
Posted by ブクログ
どん底生活からようやく抜け出したデイヴィッド.学校にも通い,スティアフォースやエミリーと再会を果たし,また新しい出会いもあった10代(?)を描くのが2巻.悲惨でやや読むのが辛かった1巻の状況は好転し,話が回り始めた.
スティアフォースはどうも胡散臭いし,ミコーバー氏は相変わらずどうしようも無いのだが,これからデイヴィッドの人生にどう絡んでくるのか?