【感想・ネタバレ】荒涼館 四のレビュー

あらすじ

「荒涼館からどんどんひとがいなくなるね」──エイダとリチャードが去った屋敷を守るエスター.彼女を殺人事件捜査のため深夜連れ出すバケット警部.ジャーンダイス裁判も終末が近づき,二つの視点で交互に語られた物語はついに大団円となる.レトリックを駆使し,ユーモアと批判を込め,英国社会全体を描くディケンズ芸術の頂点.(全四冊完結)

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Posted by ブクログ

登場人物1人づつのエピソードが濃厚で読み応えがあります。人物の数が多く話も複雑なので一気読みをお勧めします。

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2025年03月07日

Posted by ブクログ

エスターと長らく一緒にいたので、終わってしまうのがなんだかさみしい。荒涼館、時々戻ってきたい物語です。

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2022年10月29日

Posted by ブクログ

常に階級を意識させる物語 ストーリーは面白いし推理もある 人物は饒舌で回りくどい、が著者の皮肉も楽しめる 当時の寄る辺を失った子どもの過酷な境遇に慄然とする ヒロイン、エスターの出来すぎの人柄に戸惑う
シャーロット ブロンテがエスターの語りが戯画的と評したのも頷ける。実際的な人物によって謎は解決され収まるところに収まる、100年以上前の小説。

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2021年03月16日

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