家入一真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
FIREというキーワードでBOOKOFFオンラインで何冊か買った中の1冊。どうもFIREというWordで引っかかったのではなく著者がCAMPFIREというサイト?会社?の人だから引っかかったみたいだ。
でもそれは読み終えてから気がついたことで、本の内容は良かった。クラウドファンディングについての本。最近私が考えてることにリンクしていたのですっと内容が入ってきた。
最近考えてることというのは以下のようなことだ。
私も50代半ばに近くなり、たぶん人生の折り返し地点を過ぎている。希望して仕事を辞めたわけでもないが、辞めることになって結果的にFIRE(Financial Independence, -
Posted by ブクログ
「小さく素早く立ち上げる」
小さく素早く立ち上げて都度軌道修正していく。
考えすぎて行動しないよりは失敗しても行動する方がよほど良いということです。
必要以上に身構えて大金を用意してもリスクが大きくなるだけです。
初期費用をできるだけ抑えて動き出しながら自分にできる範囲で投資を増やしていく。
起業家だけでなく仕事全般に通じると思います。
固定観念や常識に縛られて何もしないよりは動いて何かしてみた方が絶対に良いです。
考えるよりスピード勝負で形にすること。
「ストーリーをつくる」
誰がどんな思いで何を実現しようとしているのか。
ストーリーを見せることでファンや仲間ができます。
仲間には自分にで -
Posted by ブクログ
【要約】
日本社会は成熟し、「お金がすべて」という商業主義から、「目的を達成したい」という自己実現主義へ価値観のシフトが(若い世代を中心に)起こっている。インターネットはあらゆるものを民主化し、人々の多様な価値観に応えるプラットフォームを生み出してきた。自分の挑戦をするべく声をあげた個々人へ資金を民主的に調達することが、クラウドファンディングの社会的意義である。CAMPFIREは、お金が滑らかにめぐる、自分の存在を肯定してもらえる小さな経済圏を増やしていくことを目指している。
【所感】
資本主義の限界と新たなモデル構築の必要性、という話については
「父が娘に語る経済の話。」(ヤニス・バルファ -
Posted by ブクログ
ネタバレ本文より
世の中は広い。地球は、途方もなく大きい。どんな人にだって、どこかにきっと、なにも恐れることなく、ハッピーに暮らせる場所があるはずだ。前に進まなくたって、逃げたって、生きてさえいれば、きっといつか、そんな場所にたどり着く。逃げることは、決して悪いことじゃない。
家入一真さんの生い立ちから2007年までにかけた自伝です。なにもかもうまくいかない学生時代、作者は「逃げた」と表現していますが、パソコンや絵画、予備校や新聞配達など、自分がハッピーに暮らせる場所を求めて行動を起こす作者を逃げと捉えることはできません。
そして、家入さんを包容する家族環境にも目を向けたい。学生時代からの彼を、 -
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