家入一真のレビュー一覧
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教員問題を知るために、教員免許を取った現場主義の乙武洋匡さんが、より社会問題を知るために各分野の現場で活動している専門家の方々と対談する『R25』での対談連載「乙武洋匡の自問多答」をまとめた本です。
テレビで報道させる社会問題は、一般人からするとあまり身近に感じられないかもしれない。
だけど、この本で社会問題を解決するために活動している方々をみると、小さなキッカケから始まったり、自身の不満が社会問題に結びついてたなど案外、一般人の自分なんかでもできちゃうかもなんて考えたりできて面白かったです。
社会に対して不満や課題があることに嘆くよりも、解決する側に立って考え行動する方が得るものがあるん -
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最大のリスクは「何もしない」こと
お金に「思考」を奪われない
時間がないと、何かに追われるばかりで立ち止まって考えることができない。思考停止して、よくないループに入ってしまう。どこかで断ち切らないと、ずっと思考停止のまま、何かに追われるだけの人生になってしまう。
「不幸だな」とか「参ったな」というのは、最終的に幸せになるまでの過程でしかなくて「今、上向きに行ってる途中なんだ」と思えば、割とどんなつらいことでも乗り切れるなって。
本当につらい時って、これが永久に続くって思いがちなんだけど、そうじゃなくて、来年、あるいは5年後にはいい感じになっているんだろうな、今はその途 -
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先に同じ著者の、「お金が教えてくれること」を読んでいたのだが、同じ人だと思えない。
ものすごい苦労をしてる人なんだなぁ、とわかった。
普通なら逃げ出してそのまま、逃げ出したままで人生終えるんだけど、家入さんは違った。本のタイトルにはこんな僕でも、とあるけれどこんな僕だからこそ、だと思う。
新聞奨学生をやるという時点でもうすごいよ。
あとロリポップとかペパボとかのバックグラウンドが分かって良かった。
想像つかないくらいの技術者集団かと思ってたけど、そうでもないんだなぁと。もちろんすごいエンジニアもいるのはわかってるけど、そういう人たちを巻き込むにはやはり自分から積極的に最初に動く、ということが -
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無条件に常識に従う。世の中こういうもんだからと言って決めつけてしまう人って結構いると思う。でもそこで、これはおかしいんじゃないかなと思考する事で新しいアイディアが生まれるんだろう。若い世代はこれからを作って行く人たち。一度立ち止まって、いろんな角度から常識とされているものや通説になってるものを見てみて、それをグレードアップさせていくのが僕たちの使命。
それと、逃げてもいいんだよというメッセージ。物事を何か始めたら最後までやりなさいと、子供の頃よく教わった気がする。確かに、辛い事を耐え忍ぶことで学ぶことも多い。けど、逃げだしてみて学ぶこともあるはず。放り投げて逃げてると、とことん自分と見つめ直 -
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就活を目前にして、特にしたいこともなくて、日々何もやる気が起きず、ここまで育ててもらった親や家族に対して申し訳なくて、この先どうしたらいいかすごく不安で仕方なかった。
けど、何かの拍子に、今までの自分の人生が点と点で繋がって、それがどんどん広がることってあるんだなあと。今こうやって悩んでいることも、きっといつか、未来の私の糧になる。そう思うと、前向きに、あれもやってみよう!これもやってみよう!って思えるようになる。
RADWIMPSのおしゃかしゃまって曲の最後に、「上じゃなくたって下じゃなくたって横にだって道はあんだ」って歌詞がある。型にはまった生き方なんてくそくらえ!人生なんて自己満足。死ぬ -
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本書は家入氏の半生(生い立ち~ぺパボ売却まで)の話である。
家入氏といえば、ぺパボ売却後も、飲食店をやったり、クラウドファンディングのcampfireを立ち上げたり起業家としても有名で数多くのファンがいる。私もそのひとりだ。家入氏が多くの人に愛される理由は「生き様がカッコいい」からだと思う。好きな事をやっていてかつ、起業家としても活躍しているそんな姿に人々は魅了されるのではないだろうか。
では、なぜカッコよく見えるのか?それは、すべてをさらけだしているからだと思う。自分の弱さや失敗、家族の事、あまり他人には知られたくない事をオープンにすることは容易なことではないだろう。家入氏に限らず、私が -
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ネタバレ年末年始あたりにtwitterのTLに流れてきたので読んでみた。
よくあるビジネスの成功体験ではなく、家入さんの生まれてからの半生が詳細に書かれていて、どちらかというと家入さんがどんな人なのか興味があったのですごく面白かった。
引きこもりだった家入さんの心の葛藤や、見守ってくれている家族とのやりとりに感動した。親ってほんとすごい。
引きこもり時代やその後も興味のあることにとことんのめり込んで、また辞めて、またのめり込んでいく。
端から見たら今時の飽きっぽい若者に見えるかもしれないけど、何かを掴もうとしているように見えた。
そういうことができる環境なら、思ったことをとことんやってみるのもい -
Posted by ブクログ
クラウドファンディングは銀行や株式といった大きな経済とは別に、個人といった新しい小さな経済圏を生み出すことができる。これにより起業するハードルを下げるなどのメリットをあげた著書。
しかしながら、クラウドファンディングを知らない人はほとんどいないとあ思うが、自分もやってみようと思う人もほとんどいないと思う。それはまだクラウドファンディングという選択肢が一般的になっていないことを挙げている。そのため、著者が今まで行なってきた普及活動や他の団体ではこんなことをやっている色々と紹介されている。
人が幸せに生きるには、いい大学に入り、いい企業には入り、たくさんお金を稼ぐことだけでないことを示し、その