家入一真のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
みんな知ってる、自分に嘘をついて何かをするのがどれだけしんどいことか。そこに生産性なんてかけらもないことも。
でも踏み出す勇気がない。
本当にこれでいいのか?と、犠牲が多過ぎやしないか?と。
いろんな重圧に押しつぶされそうになる。
でも私も思う。
私も家入りさんほどではないけれど、割と自分に正直に生きてきた方だ。
間違っていると知っていながらも、それでもその時その時で自分が正しいと思うことをしてきた。
そのせいでたくさんの人に迷惑をかけたし、ずっと褒められていた「責任感」という長所すら崩れ去ったし、多方面の人に嫌われることになった。
でもそれもそれで、きっとそんなもんだったんだろうなって素 -
Posted by ブクログ
昨日、Twitterで「もっと自由に働きたい」家入一真 の感想をツイートしたら、作者の家入さんからRT
されビックでした。
フォローはしてたけど、40000万人以上のフォロワーのツイートを全てチェックしてるのかしら?
いやいや、たくさんのWEBサービスを立ち上げ、プログラマーでもある作者は、なにか仕掛けを作っているに違いないですね。
例えばフォロワーのツイートを全て読み込み、キーワード(自分の名前...等)に引っかかったツイートをリスト化するサービスなんか作ってるかもしれないです。
さらに驚いたのは、自分がフォローされてた事、本に書かれていた事を、あらゆるレベルで実行しているんだ -
Posted by ブクログ
愛や思いやりに包まれた人間は強い、ということを強く感じさせてくれる本。
社長になってからのことより、それまでの過程について多く書かれている。筆者の幼少の頃から中・高、引きこもり、バイト時代などの内容が中心で、あとはペパボ黎明期が少々、といった感じであるため、起業に向けて具体的なノウハウやプロセスを学びたい人には不向き。ただ、こういうケースもあるんだなということを知る上では非常に面白い一冊となっている。
「家族」についての記述が多く、その愛情や思いやりにグッと引き込まれる。また筆者の繊細な心の動きが良く描かれていて、つい感情移入してしまう。
個人的にはあとがきもお気に入りだ。 -
Posted by ブクログ
見知らぬ無人駅で電車を降りた中学生は、あたり一面田んぼに囲まれた道を泣きながら歩いている。喉の奥に鉄臭い匂いがし始め、鼻血が垂れてくる。ジャージの袖で、それを拭うがとまらず、彼の上履きにまで、血がポタポタと垂れてくる。彼は涙と血で顔をぐしゃぐしゃにして歩いている。
そういうシーンがある本。(引用ではない)
ペパボというIT会社の創業者の自叙伝。
だけど、私はこういう風に成功した、みたいなことを書いているわけではない。ふとしたことで、ひきこもりになったことや、比較的貧しかった家庭のことを、あまり脚色せずに淡々と綴っている。
前向きじゃない。
後ろ向き。過去の方を向いている。
何