大石圭のレビュー一覧

  • 甘い監獄

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     いろいろな夫婦を題材にした短編集。
     っても大石圭なので、一筋縄ではいきませんが。

     ともあれ、夫婦は互いを映す鏡っていうが、どの夫婦もその相手じゃなかったらもうちょっと違った人生だったかもと思うのである。いや、そのパートナーであったとしても、そこにあるぬかるみに足をつっこみさえしなければ「物語」にはならないかもしれないが、平穏な幸せが続いていたのだろう。
     そういうこともひっくつるめて、<相性>というのだろう。
     つか、ひっくるめられてしまう<相性>が、ものすごく恐ろしい。

     「愛されすぎた夫」が一番やばいと思った。
     いわば、共依存の夫婦の話なのだが、それを第三者をして語っている主人公もまた共依存の罠に落ちいているのに全く気付いていない。
     そして、一番の共依存の妻は、夫をスポイルし続ける。でも、それは愛じゃないよね。
     この妻も、語り手の主人公も、結局は自分を、というか自分だけを愛しているのだ。家族に虐げられている自分を悲劇のヒロインであるかのように愛でている。
     語り手は、自分より強力な共依存の妻の存在をきっかけにもしかしたらそこから脱することが出来てのかもしれない。
     が、歪んだ自己愛は、解決を求めない。
     そう。誰もそこからの脱出を望まず、ただ愚痴を言っているだけという状況がたまらなく、醜悪でつらかった。

     

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    2014年05月06日
  • 殺さずに済ませたい

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     天才人形師の青年、実は…。

     毎度の大石圭氏ですww
     このステレオが快感っていうのが、不思議です。

     で、今回も主人公に幼児期のトラウマがあるのかと思ったら…。
     とはいえ、普通に育ったわけじゃなし、お姉さんの状況が、淡々と説明しているだけに、かえって哀れなのである。
     
     タイトル通りなんとか自分で自分の状況を変えようとしたのだけど、そのベクトルがそもそも間違ってるというのはデフォか。
     結局のところ、方向性を間違えると何であれダメなんだろうな。
     主人公はなんかカタルシスを得たっぽいけど、読んでるほうはガクブルでした。
     この先を考えてくないやww

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    2014年04月28日
  • 躾けられたい

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     女子大生が、オッサンにいいようにされてMになってしまう話。
     
     と、書くと身も蓋もないが、本当にそうなんだものww
     
     とはいえ、間に彼女の生い立ちをはさみこむことで、人の<業>はどこからくるのか、なにから発生するのか、みたいなことを考えさせれるから、さすがに大石圭なのである。
     が、最近ステレオ化が激しいのはいなめないですよ。やれやれ。

     結局、自我に乏しいうえに、その自覚がないものが、こういう罠に落ちてしまうんだろうな。
     欲と愛情は違うのに、求められていることでそれが愛だと思いこんでしまう。その精神の未熟さにつけこまれたのに、多分彼女は一生それがわからないままなのだろう。

     一応、美しく終わってるんだけど、それがさらにやるせない気持ちにさせるのである。

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    2014年02月27日
  • 地下牢の女王

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    ストーリーは、とある売れっ子作家とその熱烈なファンの物語‥
    所々に、作者の他の作品が出てくるんだけど、本編とは若干ストーリーが異っててなんだか得した気分に(^^)
    衝撃の結末まで目が離せませんでしたw

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    2013年09月03日
  • 女が蝶に変わるとき

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     離婚後訪れたホテルで、彼女は新しい出会いをする。

     大石圭にしちゃ、エロ度は低いですww
     ま、ちょっとエグいけど。つか、○が苦手な人は、逃げた方がいいよ(表紙で危険を察してください)

     なんか、気負いがあるなって思ったら、デビュー2作目を書きなおしたそうな。
     …2作目にして、すでに作家としての方向性が決まってるというか、その後も軸がぶれないところが、すごいなと思うんですけど、大石氏。

     なぜ彼女は、そのホテルにいくことになったのか。そもそも、そのホテルの経営ってどうなってるのとか、つっこみどころは満載なんだけど、それを無理矢理ねじふせていくようなパワーがすごいです。
     つか、そのねじふせれられるところが、むしろ快感かも。
     
     今回かきなおすにあたって結末をかえたそうです。
     うーん。
     残酷さは、時には<救い>になりえるっていうのは、あのカップルにはなしってことなんでしょうかね。

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    2013年03月28日
  • 女奴隷は夢を見ない

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    平等なんて幻想に過ぎない。

    平和とか、平等とか愛とかを私は日常で語りたい。
    語るために、色々な視点が見える小説は重宝している。そんな重っ苦しいこと抜きにしてもこの本は一気に読んでしまった。
    素晴らしく感動するシーンもなかった。ただ、そこにはなにもなかった。

    絶望、金、支配欲、性欲
    そんなものがありふれてる世界を許せないとは思うが、一方で仕方のないことだとも思った。
    ただもう少し売買される女性の視点をドロドロと書いたものを期待したので星四つにした。

    感情の起伏がない奴隷商人は個人的に好きだ

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    2013年03月08日
  • 水底(みなそこ)から君を呼ぶ

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    私は許さない(大)
    私は許さない(中)
    私は許さない(小)
    の帯に惹かれて購読。

    「わたし」と語る女性が誰なのか、中盤まで分からないままに引き込まれました。
    華やかな美女・美奈子の性格の悪さが物語を引き立てています。
    そりゃあ、同情できないわ。
    読後感は良いものではないけれど、「愛」の物語としては完結しているのかな。

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    2016年01月14日
  • あの夜にあったこと

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     なにはともあれ、帯見てびっくり。

     「甘い鞭、映画化決定」ですってよ。
     
     わ。よりにもよってあれか。すんごい悪い予感がひしひしするんですけどね。なんつ-か、大石氏の魅力ってある意味現実感のなさ、生活感の希薄さなんだと思うんだよね。が、邦画ってこれでもかって、リアリティとか生活感出すもんなぁ。
     …外国を舞台に移して、っていうならいいような気がするんだけどな。

     とはいえ、大石氏がメジャーになるのは嬉しいような、こそばゆいような…。
     
     私としては、ニッチなマニアックな作家のままでいてほしかったが、まぁそれじゃ、生活がたいへんだろうと思うしね。ふむ。


     で、本作。
     派遣で働いてる青年が強盗にはいって、って話なんだけど、強盗に行くまでが長い。
     本人を始め、周りの人間の、強盗に入られる家の者のことまでも、描いている。
     そして、その閉塞感。
     
     もうどうしようもなく閉塞しているのだ。軽率なことをする彼らを、ただ<軽率>だと責めることを拒絶するぐらいに閉塞している。が、だからといって同情もできない。
     被害者になる家族に対してもそうだ。
     同情ができない。

     …うーん。
     個の責任、ということを問いなおしている作品なんだろうかと、ぼんやり思う。
     
     にしても、このやりきれなさときたら…。
     上手すぎて、つらいですよ。

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    2012年12月25日
  • 殺人鬼を飼う女

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     大石圭らしい面白さがありました。最後まですらりと呼んでしまうことができました。
    終わり方も良かったです。

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    2012年11月16日
  • 自由殺人

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    あるクリスマス・イヴの日を境に「隣人愛」という言葉は消えた。

    サイコパスの殺人鬼が起こす事件というのではなく、ごく普通に
    生活している人々がアタッシュケース(大きな力)を受け取ることにより、
    悪魔の心宿す。

    ヒロイン(主人公)の葉子の強さに 圧巻されました。
    マラソンという競技自体、精神的な部分が大きいスポーツだとは
    思いますが、肉体を超えて、精神だけで走るというのは
    いささか、無理難題に思えます。
    彼女もその力を一度は得た人物ですが、何の迷いもなく
    警察に届け出ます。
    その後の展開は葉子の精神力が事件とも深く関わっています。
    というか、アタッシュケースをクリスマス・プレゼントとして
    配った、愉快犯とでもいいましょうか・・
    かなり、葉子に執着してて、正直理解不能です。(笑)

    ヒロインが魅力的だなぁというのが印象深いのと
    その他にも力を得た人物が多数出てきますが、
    戦争を経験し、日本に帰国後、妻と細々と暮らしていたが
    妻を失って一人暮らしをしていたおじいさんのエピソードが
    良かったと思います。
    今の日本と、昔国のために死んでいった若者達、何が良くて
    何がいいのかわからないけど、このおじいさんのように
    思うご老人の方々もきっと現実にいることでしょう。

    話としては、スピード感もあり、共感できる部分もあり
    面白かったです。いいお話でした。

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    2012年11月12日
  • 自由殺人

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     大石圭といえば、エロさだと思っていた僕は今までとは違う作品だと思いました。
    それでも、それぞれの人間の思想は大石圭らしさを感じました。
     最後まで読んだ感想としては、ナオコの中に住む「強い生き物」が生まれた原因の発端などが知りたかった。

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    2012年10月28日
  • 復讐執行人

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     様々な知識を得ることが出来る、という作品ではありませんが、面白い作品でした。
     この作品は今まで読んだ中で一番大石圭らしくない作品でしたが、やはり雰囲気はあります。
    上手くまとめることができませんが、結末も中々良かったと思います。

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    2012年10月16日
  • 絶望ブランコ

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    サーカスで空中ブランコ乗りとして活躍する両親。
    キラキラした世界の中で、父親が違えども仲良く生きてきた姉弟。
    だが、母が事故に遭ったことで…家族はバラバラになってしまう。
    仕事が続かない父と暮らし苦労する弟。
    冷たい母に虐待され、視力を失い、結婚相手にも暴力をふるわれ捨てられた姉。
    姉弟が一緒に暮らし始め、そこには穏やかな幸せがあるように思えたが・・・。


    過去の場面が出てくる度、今現在姉弟二人がどれだけ幸せなのか、どれだけ今の生活を大事にしているのかが痛いほど伝わってきます。
    お互いがお互いを深く思い合ってるのが、至るところに垣間見えて…だからこそ隠しごとをしている辛さも。

    優しさと悲しさが溢れてる話でした。

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    2012年09月22日
  • 自由殺人

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    ネタバレ

    この世はというかここ日本では
    今のところ金さえあれば何でも買える、
    そう…こんなものもな!

    銭ゲバ大好き43zoomです。

    原作も大好きですがドラマ化されたときに松ケンが
    「お前たち金持ちはこういうのが好きなんだよなあ?」
    とつぶやくところが大変につぼで
    うん!わかるわかる!と心震えた次第。

    それはさておき運命のいたずらか
    無作為的に(実は作為的に)複数人に届けられたアタッシュケース。
    付記された手紙によると半径50mは木っ端微塵にする
    爆弾が入っているとのこと。

    リストラされ家族には無視される中年、
    第2次大戦で友人たちを全員亡くし生き残ってしまった老人、
    恋人もなく職場でバカにされる30代フリーター、
    ダメンズにばかりひっかかるシングルマザーSM嬢、
    オリンピック選考で1位を獲ったものの
    悪天候だったため再選考で落ちた元マラソンランナーなどなど
    爆弾を手に入れた人物の共通点はズバリ!『不幸』!

    ほぼ全員が手紙を信用しなかったが
    そのうちの1つが偶然爆発したことがニュースで流れ
    本物であると知ったときに市井の一般人はどうするのか。
    警察に届けるかそれとも…という作品。

    まあそれとも…部分がないと小説にならないのだけど
    個人的には犯人が葉子に固執することなく
    「マジ一般人怖いっすよねwwwwww」くらいの
    殺人ゲームを楽しむお気楽犯だともっと良かった。

    結局葉子のこと好きなんやんか!この40代が!

    後、葉子の「わたしの努力はきょうも報われなかった」
    と割と冒頭で出てくるこの心情が重すぎるんだぜ。

    0
    2012年07月10日
  • 邪な囁き

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    大石圭さんは「呪怨」の作家さんとして知られているかな。
    「呪怨」も発売禁止寸前までいったんだけど…。
    この「邪な囁き」もよくR指定にならなかったなと思ったくらいに…底暗い。

    まぁ、R指定っていうのは映倫が指定するものなわけで、書物に対してどうなのかは分かんないけど、あの「スワロウ・テイル」ですらR指定になってるのに…。
    この本はあまりにも刺激が強すぎる。
    非現実的ならそうは思わなかったかも。
    どこか現実に近くて、危険すぎる。

    けど、人間の真理を問うような類は結構好きで、思わず読み進めちゃった。
    誰しも心の中に闇の部分を持っていて、それは些細なことを発端にすることが多いんだけど、たとえば運転してて渋滞にはまった時に、『今アクセルを全力で踏んだらどうなるんだろ」みたいな。
    その一線を踏み越えるか留まるか。その一線が犯罪に至るところなのかな。

    明るくオススメ!
    とは言えないけど、この手の話を書かせたら大石さんは一級品。

    ★★★★★

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    2012年06月12日
  • 人を殺す、という仕事

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    ネタバレ

    大石作品は、相変わらず本当に読みやすい。

    冒頭から、妊婦の殺害シーンという衝撃的なスタート。
    「C」からの手紙に従うまま、どんどん殺人に手を染めていく「僕」。

    何度も繰り返される惨劇と事件。

    後味がとても、悪い作品です。
    生々しくて、とても、怖い。

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    2012年05月16日
  • 殺人勤務医

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    ネタバレ

    主人公は35歳の容姿端麗な堕胎専門産婦人科医師。
    仕事でも子供を殺しまくり、実は私生活でも殺人を犯しまくっている、猟奇なヒトの、話。

    色々細かい描写が、自分の中での想像をしやすい感じでした。
    普通にありそうな日常や、主人公の心理に共感できる部分があったりするのが、たまにぞくっとします。

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    2012年05月16日
  • 人を殺す、という仕事

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    ネタバレ

    絶滅動物の紹介が意外と興味深く読んだ。

    依頼主は本当にいるんだろうか?自作自演?多重人格では・・と読み進めて最後のミッション成功に驚きとその後の穏やかな生活を想像すると、とても不思議な感覚に襲われた。

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    2012年05月06日
  • 愛されすぎた女

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     タレント崩れの女が、結婚相談所で紹介されたのは、4度の離婚歴はあるものの年収は1億を超える男だった。

     とっても、大石圭らしい作品です。
     なんで、痛いの苦手、って方はちょっとやめといたほうがいいかもww

     にしても、この夫婦の人物造形が怖い。
     タイトルに「愛」があるものの、虐待を繰り返す夫も、金に目がくらんでる妻も、まったく愛がわかってない。
     そこにあるのは、お互いの欲望だけだ。
     
     人の堕落を救うのは教養、だったか知性だったか、何かで読んだ記憶があるんだが、二人にかけているのはそれで、教養や知性は育まれるものなのだろう。そして、二人にはそれを育んでもらえる人も、環境もなかった。

     …これは、悲劇なのだろう。

     が、おそろしく同情できない。
     同情を拒否する悲劇は、痛い。

     とはいえ、やっぱり女はたくましかった。

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    2012年03月27日
  • エクスワイフ

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     「異形な愛と欲望を鮮烈に綴る全八篇」
     で、大石圭らしい短編集。

     にしても、登場人物の年齢が結構高いのがよい。
     でもって、ほんのり希望があるのがいい。

     人は、愛欲で生きてるわけじゃないけど、それがないと空虚だ。けれど、だからといって空虚なままで生きていけないわけじゃない。
     という、なんだか矛盾してるようなことを、さらっと描いてるところが、なんだか深いなと思うのであった。

     …毎度思うけど、ご飯がどれも美味そうだよなぁ。

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    2012年02月06日