大石圭のレビュー一覧
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ネタバレ綺麗に人間の振りをしてる化け物みたいな精神性の主人公だなと思ってたけど、最後にうつくしくただしい『家族』のかたちをみていままでずっと凪のままだった精神性が崩れて感情が剥き出しになってたあたり、良かった。この主人公、人間より動物の方に感情移入しがち(犬は辛抱たまらなくなって台風の日に盗みにいくレベルなのに、裸で繋がれて泣いてる女の子には「可哀想に」位で終わる)なの、「自分は正義じゃないんで……」じゃなくて、単に自分のこと動物と同じものだと思って親近感レベルが獣と同ラインにあるのでは? と思った。自分が中絶していった子供たちは素晴らしい人間になったかもしれないし自分と同じような殺人鬼になったかもし
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Posted by ブクログ
美しいお顔に、スラリとした体型、心優しく天使の様な女の子の琴音。
モデルとしてこれから輝かしい未来が待っていたはずなのに、下劣な3人の男達に拉致され、陵辱の限りを尽くされ、地獄の底へ突き落とされる。
命からがら逃げ出し、景子と出会う。
復讐を計画。自分を取り戻す物語。
いやー、性描写はまぁまぁ強めなので要注意。
ほんと許せない最低な行為。
マジ全員ちょん切ろうよ。
何となくキッチンに立って料理をしているだけでフラッシュバックしてしまう琴音が本当に辛そう
あの野菜に罪はない
復讐してもスッキリ楽になれるわけじゃない。
個人的には景子さんの過去が少し弱く感じた… -
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大石圭『天使の審判』光文社文庫。
ダークな復讐小説。ケダモノのような3人の男にすんなりと復讐を果たすのかと思えば、そうは問屋は卸さないといった感じの展開。エロ全開の大石圭よりも、女性の復讐劇の方が断然面白い。
裕福な家に育ち、その美貌からモデルとしての将来を嘱望されていた女子大生の小川琴音に予想もしなかった不幸が襲い掛かる。
ある夜、自宅マンション近くで3人の見知らぬ男たちにワゴン車で拉致された琴音は徹底的に凌辱され、その様子をビデオに撮影された挙げ句に首を絞められて仮死状態となり、山に埋められそうになる。
あわやというところで息を吹き返し、ワゴン車から逃亡を図った琴音は偶然通りかか -
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大石圭『破滅へと続く道 右か、左か』徳間文庫。
ふとした選択が、その後の時間を決定的に変えてしまう、というような分かれ道を題材にした連作短編集。果たして、主人公たちが選択した道は正しかったのか。
いつもより含蓄のあるまえがきとあとがき。全ての短編が、いつもと違う作風のように思った。これまでの作品に比べるとエロスが程良いスパイスとなり、明確なテーマを持った見事なドラマに仕上げている。もしかしたら、大石圭にとってもこの作品は分岐点だったのか。
第一話 春の分岐点『雪の中の仔猫』。この連作短編集の方向性を示す軽いジャブのような短編。不幸の真っ直中で見付けた小さな生き甲斐。32歳の売れない俳優の -
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ネタバレ読みやすく、また所々中絶の歴史や知識についての記載もあり、勉強になった。
主人公が殺してきた人の人選に理由はないとか、自分は仕事で人を殺してるからどうとも思わないみたいなことを言うたびになんかかわいいなと思ってしまった笑
シリアルキラーの思考はこんな感じなのかな?殺すのに理由はないと言いつつしっかり罰を与えるような殺し方をしてる点も、何だかお茶目だなと…読者としても多少スッキリするからいいよね
心根がすごく優しくて、純粋で、可哀想な目に遭う人や動物にその理由を探してて、自分勝手で、母親と別れたあの時の年齢で止まったまま大人になった人なんだと感じた。
幼少期の家庭環境(特に母親との関係)はす -
Posted by ブクログ
ネタバレ実は読むの2回目。たしか高一の初めの頃読んだ。
相変わらず良かったが、昔よりも楽しく読めたな。
主人公が良い。イケメンだし。敬語で「僕」なのが崩れなくて良い。30歳という年齢も絶妙。
暮らしぶりが優雅すぎてちょっと笑っちゃうけどそこはまあフィクションということで。
そんなクラシックばっか聴いてられるかい。
主人公、やさしいと評するのは変だが、かしこい純粋な子供がバグった感じだな。
彼は無意識のうちに、堕ろされた弟や幼少期の自分に憐れみのようなものを抱いていた。
その憐れみと、母親からの愛情への切望と憎しみが複雑に絡み合い、殺人を犯すようになってしまったのかな。
けどそれらを「生まれながら
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