大石圭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
10歳の夏のある日、謎の人物から届いた手紙。
その手紙に書いてある通りに行動することで、受験も結婚も、順調すぎるほど順調な人生を歩んできた主人公。
だがある日、その手紙が命じた行動は・・・「殺人」
従わなければ母を殺すと言われ、従わなかった結果…母は死んだ。
妻と二人の娘を守るため、次々と殺人を繰り返していく。
ホラー小説を読むのは初めてでしたが、ホラーとは少し違うような気がしました。
もし自分が主人公だったら・・・
もし自分が主人公の妻だったら・・・
愛する人のために他人を殺すのか、愛する人のために愛する人が殺されるのをただ耐えるのか。
自分のために愛する人が殺人者になるのを認めるのか、愛する人を殺人者にさせないために自分の命を捨てるのか。
どれを選んでもだめですよ。
愛する人は失いたくない。
だけど愛する人が殺人を犯すのを喜ぶわけもない。
遺される悲しみを愛する人に背負わせたくもない。
結論なんて出ないですよね。
各章の始めには、人間によって絶滅させられた動物のことが書かれていて、命のこと…いろいろ考えさせられます。
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