大石圭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ特別な力を授けられる男女の話。その力とは60秒だけ時間を止められるというもの。たった60秒。けれど、様々な使いかたによって、人の本性を暴き出す。とはいっても、使い方は自由だし、それが幸せととるのか、不幸なのかは判断しかねるよね。私が一番人を殺めたいと思うのは、通勤で、一瞬だえけ殺意が芽生えてしまう。
だからといって、この60秒でどうにかしようと思うほどの強い気持ちはないと思うのだけど、根底には人を殺めてのいいとするそれを肯定する気持ちがあるわけで。
この話の中にも無差別に人を殺すチョイスをする人がいるんだけど、すごく普通の生活を送っている人だったんだよね。え、こんな残酷なことができるの?っていう。
でもできちゃうんだよね。
全員がいいことに使うわけないし、他人を巻き込まないなんてきれいごともない。
その点ではリアリティがあるかな。
自分だったらどうするかって思うと、60秒の時間を止めても仕方ないかな。できれば過去に戻りたいと思うかも。 -
Posted by ブクログ
バリ島で、挙式するために一組のカップルが出国する。
結婚を機会に、自分を振り返ったり出会いを思い出したりするカップルなんだけど、新婦は男性だった。
ここんと、マイノリティーを主人公にもってきてるのが多いっすね、大石氏。
嗜好がマイノリティーから、存在がマイノリティーにシフトしてるのか?
まぁ、それでも女性的存在に求める女性らしさが同じなのが、すごいけど。
うむ。
古典的な(?)女性らしさが死滅しつつある今、こういう極端な世界じゃないと、そういうものは存在できなくなっているのかもしれない。
って、妖精かww
物語は、おっと驚く展開になるのだが…。
いや、そもそも男性としてのパスポートしかもってない女性の姿になっている新婦と海外で挙式しようとする男っていうが、間違ってるよな。物事の本質の問題を見抜けない、というか理解できない男だということなんだろう。
でもって、人な結局そういう浅はかさによって転げ落ちてしまうのだろう。
あああ。 -
Posted by ブクログ
若夫婦の隣の家は、美貌の未亡人で…。
って、お決まりの展開です。
ついでに、夫と未亡人の年齢で、ん、と思ったら、やっぱり正解でしたww
このステレオww
いや、大石さんのステレオは嫌いじゃないんだけど、つか、結構好きなんだけど、これはちょっとね。
未亡人が豪華な夕食を頻繁に作るんだけど、それだけのものを作るには相当の時間と労力が必要だし、何よりあんまり賢い風に描かれない未亡人にそれらを作るだけの知性があるのかが謎というか、それはないだろうって思ってしまった。
たしかに、胃袋を制覇するのは大事なんだけどね。
ちょっと、やりすぎですなぁ。
とはいえ、めっちゃ美味しそうでした。
空腹時に読むと、拷問になるよww -
Posted by ブクログ
ネタバレ最初っから、ヤバイ雰囲気が漂っている。
すべてが予想通りに進んでいたことは、驚きがなく少しがっかりだったかも。
結局お金と結婚したがための自業自得な女の物語なんだけど、最後には一郎は死んで、可奈は生き残れそうな、母は強しという終わり方になっている。
お金を選ばず愛情を選び結婚したとしても、幸せになれたとは限らないわけだし、その都度の選択によって人生は分岐していくんですね。
選ばなかった人生を羨むぐらいなら自分の選んだ道を信じて責任を持って生きていくことを改めて意識させられました。
気持ちのいい話ではなかったけど、読んで良かった。
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