大石圭のレビュー一覧

  • 60秒の煉獄

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    もし、あなたが時間を60秒間止められる力を貰ったら、果たして、何をするだろうか?

    そんなイフの数々を、短編集にした本作。
    なかなか癖のある登場人物が、少女から授かったその力をどう使うかが、見どころですね。

    そして、最後、不可解な連続殺人事件を追う刑事。
    なかなか真相に迫れないが、やがて刑事の元に、不思議な少女が現れる。
    真相を知り、時間を止めるその力を得た刑事は、その力を事件解決に使うのか...と思いきや、なんと

    なかなかブラックな展開ですね。
    こういうのもアリかと思います。

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    2021年07月02日
  • 裏アカ

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    スルスルと読み進められるような読みやすい本でした。

    途中でこうなるんだろうなぁと予測はつくものの面白く読めました。

    ただ、オチに違和感があり何だか消化不良な感じがしました。

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    2020年10月31日
  • 自分を愛しすぎた女

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    周りから見れば痩せすぎでも
    それが美しいと思う女
    彼女は自分を特別な存在であると思い生きてきたようです
    そんな女のお話でした
    この著者にしてはちょっと物足りなさを感じました

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    2020年10月08日
  • 呪怨 黒い少女

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    芙季絵の体の中にはもう一人、彼女の栄養を吸って生きている「ふきえちゃん」がいる。不思議と不気味とは感じない彼女は友達だった。しかし、その存在は年月を経る毎に忘れ去られていく。芙季絵が11才になったとき、ふとその存在を思い出した。巻末にのみ伽椰子の例の「皆が私を避けている」という描写が入るのみで、この度は伽椰子と俊雄の無双シーンは全く無い。あの二人とはまったく別の人物の限定的な呪い。細菌感染のように無差別に呪われていくより、こっちの方がしっくりくるかも。話もまとまっていて読みやすかった。ふきえちゃんがひたすらに不気味。最初は友達であったのに、何かのきっかけを持って芙季絵やその家族に向かって呪いを

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    2020年09月22日
  • 呪怨 終わりの始まり

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    ネタバレ

    俊雄と同じ名を持つ子供が、かつて父親からの壮絶な虐待の末に殺された。俊雄は自身を殺した父を憎み自分見殺しにした母を憎んだ。 そして、死ぬ瞬間に彼は神に祈った。どうか次は自分を必要としてくれる母から生まれますようにと……。「呪怨 終わりの始まり」のノベライズ。 登場人物は大体同じだが、厳密に言うと他の作品とのつながりは無い模様。てっきり、終わりの始まりと題してあったので、「呪怨」の前日譚かと思っていたが違った。登場人物が同じ別の世界線。佐伯剛雄の職業もデザイナーではなく普通のサラリーマンだった。今までは伽椰子に対して同情的な感情を思わせるような描写が多く見受けられたが、この話は少し彼女に嫌悪する

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    2020年09月22日
  • 百二十歳の少女 古美術商・柊ニーナ

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    いつもの大石圭とは違い、フランスと日本を行き来しながらアンティークショップを中心に物語が展開される異色の作品である。アンティークドールの世界は全く知らなかった分野なのでちょっと興味あり。

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    2020年05月08日
  • 自分を愛しすぎた女

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    ネタバレ

    母親の自己中な暴力にイライラした。
    自分で離婚決めて娘引き取って慰謝料も自分のちっさなプライドで断って生活苦。学生の娘に家事強要。ダイエットにも古臭い考えで年頃の女の子の母親とは思えない思考。もっと協力してくれたらあんな拒食症にはならなかっただろうなと思った。
    着飾ってない女より、太ってようが、年を取っていようが自分を綺麗に魅せようと努力してる人は美しい。でも何より健康的が一番美しいのかな。

    最後は想像したらちょっとグロかったな…。

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    2019年12月20日
  • 溺れる女

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     安定のステレオ(いい意味で)

     大学の頃付き合った男が、くずやろうで、そいつのせいでとことん落ちていく主人公。
     あまりの墜落っぷりに、哀れを思うのである。
     
     ようするに自我がない。
     うむ。自分に対して無欲であることは、自我がないことと、ほぼ一緒なのだろう。
     いや、欲はあった。が、その方向をクズ男のせいで間違った方に向かされていたというべきか。
     つか、これを<洗脳>っていうんだろう。

     アメとムチって、やつだな。

     珍しく(?)高学歴で毒親育ちじゃないまっとうな主人公だったのに、この落ち方っていうのは、結局のところ人間<人生の楽しみ方>をどこかで学習していないとだめってことな

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    2019年10月22日
  • エクスワイフ

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    大石圭さんの短編集。
    短編だと、偏愛的官能作品にしか読めないのが残念。
    と言うか、そうとしか読み取れていない自分の読解力なのか。
    どちらにしても、長編と比較してやや物足りない。

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    2019年09月29日
  • 溺れる女

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    大石圭『溺れる女』角川ホラー文庫。

    愚かでダメ過ぎる男性に翻弄される哀れな女性を描く、どこか既視感のあるエロチックなサスペンス。普通過ぎるストーリーと普通過ぎる結末。

    かつての恋人・慎之介に弄ばれ、挙げ句に棄てられた29歳のOL・平子奈々は以来、拒食症に悩むが、優しい婚約者・一博と結婚への夢を膨らませていた。奈々の前に再び慎之介が現れたことで、彼女の幸せな生活は……

    余りに身勝手で、どうしようもない慎之介の存在はある意味ホラーなのか。

    本体価格640円
    ★★★

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    2019年08月31日
  • 奴隷商人サラサ~生き人形が見た夢~

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     サラサの妹が!
     
     妹視点の生活が語られ…。
     うーん。
     あんまりアリア@妹には、人間的な魅力を感じないんだけど。
     
     ともあれ、アリアは自分を買った男の子供を妊娠する。
     それによって、物語は大きく動くのだけど、どう書いてもネタバレなので自粛。

     サラサの選択は、やっぱり暴走する欲望の結果という気がする。
     まぁ、彼女にはそれ以外に選択肢はなかったんだろうけどね。
     
     と、まだ続きそうな、すごい陰謀の感じがしてます。
     母になるであろうアリアの成長も期待されるし。

     と、大石圭のあとがきが何気に好きです。
     すごくまっとうで、誠実に生きている感じがする。

     うん。
     誠実に生

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    2019年05月04日
  • 女奴隷の烙印(らくいん)

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     人身売買をしているサラサ。
     彼女は、過去に自身が売られ、また妹も売られ消息不明になっていた。

     「女奴隷は夢を見ない」の世界。
     ただ、今回は売るサイドの話なので、残虐であったり陰惨であったりはしない。
     とはいえ、それは女主であるサラサ、所以なのだろう。

     にしても、人の欲望は限度がない。

     サラサの復讐譚は、多分、それの最えたるものなのだろう。
     そう。
     妹を救いたいという欲望が、限度を知らないから、彼女に行動を起こさせる。
     それと、これは別ということにはならない。
     欲望は、五感を麻痺させる。

     映像化するといいにね、って思うけど、まぁ内容が内容なだけに無理なんでしょうw

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    2019年05月04日
  • わたしの調教師

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    ネタバレ

    冴えない女子大生・琴音が金持ちの紳士・白石に調教されて変わっていく。だが、白石にはある秘密が、というストーリィ・ラインで白石の件も途中から察せられるため、何も捻りがないのがやや残念。SM度合いが非常に濃いというのが新基軸かもしれないのでファンなら必読だが、もう少し期待してしまうんだよ、大石作品には。そして、毎度ながらあとがきとのギャップが凄すぎて、心が洗われる。これだから凡百のエロ小説とは違うんだよね(と思わせてくれる)。

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    2019年02月01日
  • 地獄行きでもかまわない

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    読んでいると次どうなるのか?いつバレるのか?とハラハラして先が気になり、どんどん読みたくなります。
    ただ、冷静に振り返ると、主人公が超ラッキーで自己中なだけだとだんだん感じてきました。

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    2018年09月10日
  • 地獄行きでもかまわない

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    平凡な男の南里遼太郎は美女の夕紀に恋して人気作家だと嘘をつき、歓心を誘い、後戻りできない境地に自らを追い込み、罪を重ねる。普通の冴えない男が凶悪犯に陥る可能性を示唆している小説。

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    2018年07月11日
  • 百二十歳の少女 古美術商・柊ニーナ

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    大石圭『百二十歳の少女 古美術商・柊ニーナ』角川ホラー文庫。

    ホラー、エロスと全てが軽めの文庫書き下ろし作品。設定にリアリティが感じられないためか、恐怖を味わうこともなく、何となく予想の付く展開に、まあ、こんなものだろうかと一人納得。

    フランス人とのハーフの美貌の古美術商・柊ニーナを主人公に、100年以上も前に製作されたビスクドールにまつわる忌まわしき謎を描いたホラー・サスペンス。

    手にした者たちに死をもたらすビスクドールの最高峰ブリュ・ジュンの傑作…

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    2017年09月03日
  • 60秒の煉獄

    購入済み

    おもしろかった

    何話かの人の考えて同じことを起こすのがちょっと物足りなかった。
    でもほとんどの人は誰かを不幸にさせることを考えるとゆうことなのかなーと思いました。

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    2017年07月15日
  • 殺人勤務医

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    大石圭さん2冊目。
    以前読んだ「湘南人肉医」とよく似た設定。優雅な暮らしをしているお医者さんが裏で人を殺しまくるというお話。小さい子供や動物を虐待する奴は同じ目に遭ってしまえ!と思ったりするので、いいぞもっとやれという気持ちになりました。拷問シーンが沢山あったけど、そんなにグロさは感じなかった。淡々と任務を遂行している感じ。深く考えず、ただ殺すのみ。そんな本。

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    2017年07月11日
  • 処刑列車

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    どこにも救いがない物語。
    なぜ自分が殺されなければならないのか、わからないままに奪われていく命。
    生き残るために乗客たちはさまざまな行動にでる。
    けれど、犯人たちの行動はそんなものでは止まらない。
    徹底した究極の「悪意」に対抗できるものなんてあるのだろうか?
    誰もが持っているかもしれない「闇」のようなものを描きたかったのだと思うのだけれど。
    強烈なインパクトはある。
    でも、人物描写といい心理的な掘り下げといい動機といい、説得力に欠けている気がした。
    他人の命を犠牲にして自分だけが助かった人間。
    実際の事件でも、似たようなことがあったのを思い出した。
    通報して乗客を助けようとした・・・と弁明した

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    2017年03月14日
  • 人でなしの恋。

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    常軌を逸した男の恋物語。自分はこういう、狂愛的な話が好きでうっとり出来る面があるから楽しめたけど、そうじゃない人にはつまらないかもしれない。
    物語にあっと言うような山場はなく、淡々と男が女を愛していく様が書かれている。登場人物に感情移入をすることもない。
    しかし、そこそこに楽しめた。少なくとも自分にとってはつまらなくはなかったので、★みっつ。

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    2016年12月17日