大石圭のレビュー一覧

  • 湘南人肉医

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    狂気を自覚した人格の、行動の躊躇なさを想像し戦慄した。異なるものに対する畏怖が自己の保安を担うのであれば、主人公はまさに排した畏怖に自己を破滅させられた、そんなお話。

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    2011年09月04日
  • 女奴隷は夢を見ない

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    うーん。奴隷として買われていく女のエピソード(盲目のサラ)はよかったんだけど、なんとなくアンダーユアベッドのような終わり方を期待してたので、物足りない感じがあった。

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    2011年07月28日
  • 地下牢の女王

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    読み終わったあとの不快感がすごい。口直ししたい。女の執着心みたいなのこわいし、残酷なことしても何も感じないところがまたもこわい。

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    2011年06月30日
  • 湘南人肉医

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    大石ワールド全開です。
    久しぶりに途中で挫折しそうになった程のエグさ・・
    でも後半はさすがw 一気に読ませます^^;

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    2011年06月16日
  • 殺人鬼を飼う女

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    決して主食にはならないけど、すごくヒマなときに読んじゃうのが大石作品。

    多重人格のオチはまぁよくあるパターン。
    ただ、最後の結末があまりにも雑で。

    大石作品のてっぱん構成、スリムでスタイルがよく、美しい若い女性。
    対するはナニしてんのかよくわからんけど金持ちのそこそこの男。
    今回は職業が作家で、そこになにか伏線が??
    なんて期待したのに完全な肩すかし。

    まぁいいか、大石作品ですから。

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    2011年06月11日
  • 地下牢の女王

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     大石圭的「ミザリー」

     作家のファンだといって近づいてきた美貌の女性は、作家を監禁して自分のために小説をかくように強要する。
     そーいや、男が女性を監禁する話があったよね、大石圭。
     その「飼育する男」との大きな差は、監禁するものの生活に対する姿勢なのだろう。
     「飼育する男」は、衣食住、特に食に対して真摯だ。が、「地下牢の女王」は食べることに全く無頓着というか、無造作なのだ。
     食は、イコール生き方だと思う。

     結局のところ「地下牢の女王」は他人はもちろん、自分自身も、何もかもを愛せない、否定し続けて崩壊していく。
     もっとも、「飼育する男」は自己愛を極めすぎて壊れているのだけど。
     

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    2011年06月02日
  • 地下牢の女王

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    地下牢の小説家の現実、過去、小説が重なり 異なる歯ざわりを堪能できる面白いが わたしは外国が舞台のやつがすきだなー。

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    2011年06月01日
  • 人間処刑台

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    河出書房でハードカバー出してた頃の大石圭が好きな私としては、エログロ薄めで好きな話。
    大石さんはタイトルのつけ方が、とにかくセンスないと思う。そこも含めて好きな作家さんの一人ですが。

    主人公やまわりの人の描写はおなじみ。
    死亡フラグ?と思ったらその通りだったり。
    王道な展開で話は進むので、びっくり!っていうのはないかも。
    ラムアのエピソードがちょっとせつない。

    映画化したらおもしろいかも、無理かな。

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    2011年05月11日
  • 死人(しびと)を恋(こ)う

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    初めて読んだ大石圭さんの本で、あまり女性にはお勧めできないですね。ネクロフィリアという異常愛というか性癖を持った人が主人公。しかも、最後まで、欲求が収まることがないので、うーんこれはホラーなんですかね?私は、嫌いじゃないです。

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    2011年05月02日
  • 人を殺す、という仕事

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    主人公が10歳の頃から届き始めた「C」を名乗る正体不明の手紙。
    これに従うことで人生は順調に過ごすことが出来た。

    ある日突然「C」から人を殺して欲しいと脅迫文にも
    似た手紙が届き従わなかった結果、母が死にその後
    妻も死んでしまう。

    次に従わなかったら娘が死ぬと言われ、罪のない少女や
    妊婦、国会議員をも殺し続ける・・・・。


    うーん・・・読み終わって何ともいいがたい気持ちに
    なりましたね。
    誰からの手紙なのか・・・ドキドキしました。

    まぁ、ホラー系ですね。

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    2011年03月26日
  • 60秒の煉獄

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    オムニバス中、鳥肌が立つくらい興奮した一話があった。
    が、ハンパな終わり方で残念。描写などは悪くない。

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    2011年03月17日
  • 死人(しびと)を恋(こ)う

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    タイトルで判断して購入しました。

    購入して正解でした。
    私の好みな内容でした。
    一度は誰でも想像した事があると思われるネクロフィリア。
    死体の美から醜。
    その全てを愛する事が出来たら素晴らしいんだと思いました。

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    2011年03月06日
  • 殺人鬼を飼う女

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    多重人格の女の話です。
    うーん、うーん・・・・・・「大石圭」として期待したものとはやっぱり違ったなぁ。ここ最近そうなんだけど。
    なんというか、恐怖、せつなさ、無力感、執着、愛、なんてものが絡まりあった話が好きだったんだけど。うーん。

    今回の話はなんか中途半端に感じてしまった。
    それほど怖くもないし、切なくもないし、驚きもないし、オチもないし・・・・オチがない話しは多いからそれほど気にならないけど。
    ワインの薀蓄もちょっとダルかったな・・・・・・・

    でも、大石圭の新作が出たら絶対また買ってしまうんだ(笑)

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    2010年12月02日
  • 60秒の煉獄

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     ある日、一度だけ60秒間時間を止めることができる力を、与えられた者の見た世界。

     短編集で、様々な60秒が語られていく。
     タイトルの「煉獄」が効いてます。
     力を得たゆえに、その力を持っていると自覚してるだけなのに、それまでの幸せが崩れて行く者。自分の邪悪な欲にあらがえなくなる者。

     人を超えた力に先にあるのは、人がいかない場所でしかないのかもしれない。

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    2010年11月28日
  • 死人(しびと)を恋(こ)う

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     2010年7冊目。
     309頁。

     友人にもらった。
     基本は主人公、その他登場人物の1人称。
     後半時々、3人称。

     屍姦の快楽に取りつかれてしまった、青年の話。


     作者の同級生の女の子が亡くなった際、葬儀で見た彼女の姿に感じた美しさ、作者曰く“死人の魔力”が、本書の内容に大きく影響を及ぼしているであろうことは、疑いない。

     よって内容は、主人公がひたすら屍姦を繰り返していくというものである。

     2名を除き(恐らく)、相手はインターネットを通じて知り合った自殺志願者である。

     自ら死を望む人間を殺しているわけではあるが、それ自体悪であると思うし、何より主人公は自分自身の欲求を

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    2010年11月17日
  • 奴隷契約

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    嗜虐的な性癖を持つ男は、娼婦や貧しい女と奴隷契約を結び、夜な夜なその性癖を満たす・・・
    今回はちょっとエロな部分が多かったかな・・・・官能小説かと思っちゃうよ。・・・官能小説なのかな??
    でも最後はよかった。最後の一文が好き。
    大石圭の書く、こうなんていうか無気力?人生に執着しない空気感が好き。

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    2010年11月03日
  • 奴隷契約

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     妻を亡くした主人公は、南の島で自堕落な生活を送っていた。
     ある日、年上の日本人と出会い、彼はある「アルバイト」を彼女にもちかける。

     最初から最後まで、SMです。
     大石圭の作品は、こういう傾向のものが多いけど、とくにこれは容赦ないので苦手な人は要注意。
     
     人道を外れたといれるような性癖を嫌悪しながらも、欲望を抑えられない主人公。他の作家の方なら、抑えられないことに苦悩するんだろうけど、大石圭なのでそんなことありません。やばいな、とぼんやり思いつつ、自分に正直に彼は生きてるのであった。
     そして、「アルバイト」を受け入れる彼女も、お金がほしい、その欲望に正直に生きていて…。

     そう

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    2010年10月13日
  • 檻の中の少女

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    ホラー要素は最後にチョロっとしかなかった。

    画家33歳の11歳の異常な関係の日々が綴られており
    後半は扇情的な場面が多くなる。

    中盤で二人の関係が明らかになり、事態は急展開して面白かった。
    最後は破滅に向かうのだろうか?と思ったがちょっと
    個人的に希望通りのエンディングを迎えたのでスッキリした。

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    2010年10月03日
  • 60秒の煉獄

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    たった一度それも一分間だけ、時間を止められたら。自分は何をするだろう。想像力が足りない。良いこと?悪いこと?どちら向きでも、原動力は欲望かな。その力を授けるお姉さんの役の方が、楽しくて哀しいかもしれない。

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    2010年09月30日
  • 履き忘れたもう片方の靴

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    あらゆる感情を淡々と語ることに徹した作品。舞台の中で繰り広げられている光景は奇怪で恐ろしい物なのだが、当たり前のように著述された文章に恐怖や悲哀といった感覚を麻痺させられる。登場人物の会話文を鍵括弧を使用しないで綴ることも、この作品から”人間味”や”暖かさ”を殺ぐ効果を持っている。
    主人公の視点で描かれているものの、彼の内面を覗かせる文章は殆ど無い。それは、単なる執筆上の手法ではなく、彼が内面を持っていないために必然としてそうなったものなのであろう。彼は自身を見失っていて、また、物語が進むにつれて完全に自身を失っていく。それも淡々と。

    痛みも悲しみも恐怖も欲も暖かさも冷たさも。あらゆる人間と

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    2010年09月12日