大石圭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレさらーっと、止まる所無く読めてしまう大石節は相変わらず。
本当に、ざくっと読めてしまいます。
文章自体はやはり好みだし、話も考えるものがあったのですが、ホラー作品としては星ふたつ。で、差し引きみっつ。
ウラジミール・ナボコフの「ロリータ」リスペクトだそうです。
何にも興味のないしがない画家が、ある時から11歳の美しい少女をモデルとして絵を描く事になる。
彼女との良い関係を楽しみながらも絵を書いていた日々は、彼女の母親の暴力によって大きく変わる。
そして…
という感じです。
少女に「美」を感じる人には、クる作品かもしれません。
汚く、醜く、狂おしく、美しいです。
あ、少しエロいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大石氏の、久々の新作!!
大石氏の小説は、相変わらず読みやすいですね。
時間がかからない。さくっと読めます。
いつも大石氏は、加害者側からの視点での殺しがメインになっていたと思います。
が、今回は違います。
被害者の心理と加害者の心理が織り交ざり、何度も視点を変えた話になっています。
ホラー小説というより、サスペンスに近いかんじでしょうか。
怖い、恐ろしいとかはあまりありませんが、表現がなんというか迫ってくる感じで、読みふけってしまうかんじでした。
…でもぶちゃけ、いつもの殺人鬼モノの方が好みかもしれないなぁ。
ホラー文庫にはやはり 「怖さ」がもっと欲しいかも。 -
Posted by ブクログ
謎の手紙の命令により、全く縁のない人々を殺していく主人公。
手紙の主は誰なのか、なぜ彼なのか、ターゲットはどうやって選ばれたのかなどなど疑問を抱えて話はすすむ。
「殺人」というスリル(というとかなり誤解を生む表現になるが)や、主人公の犯行が露呈するかもしれないというドキドキ感はまったく持たせない。
ただ単に殺人を犯し続けるだけではなく、本当に「手紙の主はいるのか」や、頻繁に入る回想などにより長さがある話の割りに飽きない。
各章の冒頭にある、人により絶滅させられた動物たちの小話が悲しく、またはっきり本筋との関係を示されないからこそ考えさせられるものがある。
文章は非常に読み -
Posted by ブクログ
貴方は60秒だけ世界を停止させることができます。
その間、貴方は誰に止めらることなく、したい事ができます。
さぁ、貴方はいつ、どこで何をしますか?
と言うお話し。
私の中で『不条理な悪意』を書かせたら天下一品!と評判の大石圭作品。
今回もあくまで救いなく、人の根源は悪だと言い切ってくれました。
救いはない。人は本当に開放された時、悪意を人にぶつける。
不条理で、自分勝手で、倫理のない行動。
ちなみにこの方、一番売れたのは『呪怨』のノベライズ。
その他純文学系などもあるちょっと変わった作家さんです。
好きなのは『履き忘れたもう片方の靴』と『処刑列車』。
人を傷つけたい、意地悪な気分の方
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