大石圭のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ途中までは良かったんだけれど、切羽詰まった主人公の状況が、最終的に、「あ、やっぱり(結末が)そっちにいく~?」でした。個人的には、結末をどういうふうに描写して、うまく事件にせずに心理描写なども含めて描いてほしかったです。まあ、そうなるとまったく違う小説を探した方がいいっていうことかな。こればっかりは読んでみないとわからないので・・
全体的に心理描写というよりも、この奇想天外な申し入れに対する主人公の対応、成り行き、人生などを描き切った、というのがこの作品に対する評価ですね。
期待したものとは違いましたが、著者の別の作品も読んでみたいなと思います。 -
Posted by ブクログ
合コンで知り合った女性を手にいれるために、一つの嘘をついた男。
まぁ、お決まりに転落していくのだけど、これがなかなかしぶとい。
ダメだ、ってなってくると、何かの助けがはいる。いい意味でも悪い意味でも。で、どんどん自ら首をしめていくことになるのだが…。
周りにはとんでもない迷惑男なんだけど、本人はいたって幸せそうなのである。
一応、苦悩とかあるけどね。
が、基本、お気楽で幸せそうなのだ。
うむ。
大石圭、なんか心境の変化でもあったのか??
って思わせられた。
女性のステレオタイプは相変わらずです。と、裏の宣伝文句は、ちょっとあおりすぎww
ともあれ、ん、変わった? -
Posted by ブクログ
ネタバレいつもの大石圭のテイストとは少し趣を異にした短編集。不思議な少女が与える1回だけ60秒時間を止めることができる能力。選ばれる人に共通点はない。従って、彼らがそれを何に使うかは様々となる。その使い方が本書の面白さである。1話目が意外に前向きな話だったので、おぉ、こんな感じかーと思いきや、以降はその大半が暗い欲望に従っている辺りは安心のクオリティ。第10話でこれまでの話に微妙に触れられていくような繋がりが見えるものの、結局は人間の醜さを見るばかり。個人的に好きなのは大石圭らしさを裏切る第1話、殺人というミスリードとメジャーがないという伏線が生きる第5話、いい事をしようと回顧した結果満たされていたは
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Posted by ブクログ
冴えない女の子が、美容整形医師から美容整形と愛人契約の話を持ち込まれる。
…整形したとたん、大石圭のステレオなヒロインに変わってしまって、ちょっとびっくり。
ま、人の性格は外見で左右されるところが大きいからな。
あと、最近のヒロインは結構強いです。
火事場の馬鹿力的な強さかもしれないけど、なんか強いなって感じ。
にしてもタイトルが上手すぎるよね。
胸の底に、チクっとくる感じが絶妙。
と、結局のところ自我がない子の親って、いわゆる毒親なんだよね。
親がせっせと子供の自我をつみとって、いざ子が自分で自我を得たら猛烈に拒絶する。
美容整形で愛人という自我の獲得は確かに問題 -
購入済み
???
大石先生の大ファンで著作はほとんど持っています。
湘南人肉医や復讐執行人など、昔の大石ワールドが好きなのですが、今作は最近路線通りエロティック要素の強いものだと思います。なんとなく予想のつく結末でした。整形手術に関しては、以前読んだ百田尚樹のモンスターと比べてしまうと下調べが足りないような気がします。主人公の鈴音が綺麗になっていく過程の描写が不十分だと感じました。
いつも思うことですが、大石先生が描く「美人」のイメージが本当に古い。今時「細く描かれた眉」「チェックのミニスカート」「白いロングブーツ」って、アムラーじゃないんだから不自然だと思います。。また、1作の中で同じ表現が何度も繰り返し出 -
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ネタバレ特別な力を授けられる男女の話。その力とは60秒だけ時間を止められるというもの。たった60秒。けれど、様々な使いかたによって、人の本性を暴き出す。とはいっても、使い方は自由だし、それが幸せととるのか、不幸なのかは判断しかねるよね。私が一番人を殺めたいと思うのは、通勤で、一瞬だえけ殺意が芽生えてしまう。
だからといって、この60秒でどうにかしようと思うほどの強い気持ちはないと思うのだけど、根底には人を殺めてのいいとするそれを肯定する気持ちがあるわけで。
この話の中にも無差別に人を殺すチョイスをする人がいるんだけど、すごく普通の生活を送っている人だったんだよね。え、こんな残酷なことができるの?ってい -
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バリ島で、挙式するために一組のカップルが出国する。
結婚を機会に、自分を振り返ったり出会いを思い出したりするカップルなんだけど、新婦は男性だった。
ここんと、マイノリティーを主人公にもってきてるのが多いっすね、大石氏。
嗜好がマイノリティーから、存在がマイノリティーにシフトしてるのか?
まぁ、それでも女性的存在に求める女性らしさが同じなのが、すごいけど。
うむ。
古典的な(?)女性らしさが死滅しつつある今、こういう極端な世界じゃないと、そういうものは存在できなくなっているのかもしれない。
って、妖精かww
物語は、おっと驚く展開になるのだが…。
いや、そもそも男性